金融機関向け決算書データ化ソリューション「AIRead Premium」を2025年1月より販売開始

～多数の金融機関で実績のある決算書のAI-OCRデータ化ソリューションをパッケージ化～



アライズイノベーション株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：清水 真、以下 アライズ）は、AI-OCR「AIRead」を用いた決算書データ化ソリューションをパッケージ化し、「AIRead Premium」として2025年1月下旬より提供を開始します。

多くの金融機関で活用されているこのソリューションは、事前に分類や読み取り位置を指定せずともAI-OCR「AIRead」が決算書を自動判定し、高い文字認識精度でデータを抽出することができます。さらに、金融機関コードや企業コードの紐付け機能、勘定科目の補正や金額の検算機能など、データ化に必要な多様な機能を備えており、金融機関の融資審査業務の効率化に大きく貢献します。
また、金融機関が既に使用している財務分析、融資支援、自己査定システムなどとスムーズに連携できる柔軟なインターフェースを備えており、金融機関の融資審査プロセスを効率化することで、企業の信用リスク管理を高度化することが可能になります。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75524/357/75524-357-046f648ebd17f866182e9362dcc80ed6-741x163.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■パッケージ化の背景
金融機関が直面する課題の一つに、中小企業から受領する決算書などのデータ化と分析が挙げられます。これらの作業は非常に手間がかかり、融資審査や営業などの業務が個々の担当者に依存しているのが現状です。
アライズは、これまで多くの金融機関に対し、特に勘定科目内訳明細書のデータ化に関する課題を「AIRead」とローコード開発ツール「Wagby EE」を用いて個別に解決してきました。2024年10月に株式会社商工組合中央金庫様に導入※した際には、金融機関コードや帝国DBコードの紐付け機能、勘定科目や金額の検算機能など、多くの機能を実装しました。
これらの経験を基に、より多くの金融機関が効率的に勘定科目内訳明細書をはじめとする決算書のデータ化を行い、融資審査業務を高度化できるよう、今回のパッケージ化に至りました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75524/357/75524-357-817acc9d0931d13f867c09e3c520b609-1842x753.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1：融資審査業務の流れと課題


※ 2024/10/10 AI-OCRとローコード開発ツールで構築した勘定科目内訳明細書のデータ化システムを商工中金が導入
https://airead.ai/news/20241010/

■期待される効果
業務の効率化として、企業格付作業の一部を自動化することで効率を向上させ、決算書登録作業の時間を短縮します。
また業務高度化として、お客様の商流などの実態把握を強化し、企業決算における資産査定をより精緻化します。
さらに、提案力の強化も見込まれます。商流データを活用してビジネスマッチングを強化し、データ解析を通じてお客様のニーズを的確に発掘し、最適なソリューションを提供します。
例１） 企業の信用格付資料等の自動作成
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75524/357/75524-357-46e8afc6b00ecd0dc8598e90d84bf6b4-1767x572.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2：業務の効率化

例2） 粉飾決算の自動検知
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75524/357/75524-357-f4184b65bba9f604fe3b33803ad8fcc2-1756x545.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図３：業務の高度化

例3） 顧客マーケティングによるニーズの発掘
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75524/357/75524-357-039d6791d3c52f7cd5a643c55010a534-1782x538.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図４：提案力の強化

■販売目標
本ソリューションの提供価格は以下の通りです。（金額は何れも税込）
[表: https://prtimes.jp/data/corp/75524/table/357_1_0b47f1814edc4c341a7cca3687dab697.jpg ]
※料金は決算書の年間読み取り先数によって変わります。
※このほか、導入作業、カスタマイズ、サポート費用が別途かかります。

アライズは、今後3年間で50件の金融機関への導入を目指します。
■AIReadについて
「AIRead」は、アライズイノベーション株式会社が開発・販売する、最新のAI技術と画像処理を活用した高度なOCRソリューションです。金融業界での豊富な実績を持ち、多数の金融機関における勘定科目内訳明細書の自動読み取りとデータ化において、業務効率の大幅な向上を実現しています。
「AIRead」は、オンプレミス環境での利用が可能であり、企業のセキュリティ要件や既存システムとの連携にも柔軟に対応します。また、非定型の帳票や手書き文字など、多様な形式のデータを高精度に読み取ることができ、様々な業務プロセスの自動化と効率化を支援します。

本ソリューション紹介ページ： https://airead.ai/finance/
■Wagby EEについて
「Wagby EE」は、株式会社ジャスミンソフト（本社：沖縄県宜野湾市、代表取締役：贄 良則）が開発した迅速かつ効率的に業務アプリケーションを構築するためのローコード開発ツールです。プログラミングの知識がなくても、直感的な操作でアプリケーションを開発できます。
「Wagby EE」はオンプレミス環境のアプリケーション開発に優れており、企業のセキュリティ要件や運用環境に柔軟に対応します。
また、「AIRead」との連携により、帳票画像データのアップロードや読み取り結果の確認・修正を「Wagby」の画面上でシームレスに行うことができ、業務プロセスの自動化と効率化をさらに推進します。JSON形式でのデータ連携やCSV形式でのデータダウンロードもサポートしており、様々な業務ニーズに対応可能です。
■アライズイノベーション株式会社について
鈴与グループの一員であるアライズイノベーション株式会社は、人工知能（AI）技術を活用した『企業向け AI サービス（Enterprise AI）』、システム開発において高い生産性を実現する『ローコード開発（LCD）』、ホワイトカラー業務の自動化を支援する 『RPA（Robotic Process Automation）』 そしてそれらのサービスの基盤となる 『クラウド』 を柱とした IT ソリューションで、お客様の新事業の立ち上げ（Arise）と既存事業の変革（Innovation）を実現いたします。

【会社概要】
会社名 ： アライズイノベーション株式会社
所在地 ： 東京都中央区勝どき3-13-1 フォアフロントタワーII 12階
設　立 ： 2016年7月1日
代表者 ： 代表取締役社長　清水　真
URL ： https://www.ariseinnovation.co.jp/
■お問い合わせ先
アライズイノベーション株式会社
営業部　担当　梶ヶ谷、井原
お電話 ： [phone]
メール ： [e-mail]
Web ： https://airead.ai/contact/
※ AIRead は、アライズイノベーション株式会社の登録商標です。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ