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障害福祉事業者向け業務支援システム「プロジェクトRIN」を提供してきたエヌ・ゲートと合弁会社を設立。「カイポケ」の知見を活かし、プロジェクトRINに請求機能を中心とした複数機能を開発

PR TIMES / 2024年12月3日 17時15分

~両社の強みを掛け合わせ、障害福祉事業者の記録・請求業務の効率化、ペーパーレス化に貢献~



株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証プライム、以下「当社」)は、この度、株式会社エヌ・ゲート(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:岩下直樹、以下「エヌ・ゲート」)と障害福祉領域において合弁会社「株式会社エス・エム・エスウェルフェアテクノロジー」(以下「ウェルフェアテクノロジー」)を設立したことをお知らせします。

ウェルフェアテクノロジーでは、エヌ・ゲートが提供してきた障害福祉事業者向け業務支援システム「プロジェクトRIN」に対して、当社が提供する介護/障害福祉事業者向け経営支援サービス「カイポケ」の知見を活かし、請求機能を中心とした複数機能を共同で開発します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/361/13298-361-b3a0ae260977040500d943c831bd7ce9-2000x680.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■社会背景
近年、少子高齢化の進行に伴う生産年齢人口の減少により、女性や高齢者、障害のある方、外国人など多様な人材の活躍機会が増加しています。中でも、障害に対する社会的認知の変化や高齢化社会、医療技術の進歩等複合的な要因から、障害のある方の人口は増加傾向にあります。それに応じて、障害福祉サービスを提供する事業所数も年々増加傾向にあり、2012年から2021年の間に約71,000事業所から約135,000事業所の約2倍に増加しています(※)。障害福祉サービスは需要・供給ともに拡大傾向にありますが、中小規模の事業所が多く経営に必要なリソースが不足しています。書類作成や関係機関への情報共有など構造的に間接業務に時間を割かれることが多い中で、ITの活用は遅れており、煩雑な業務も多く、結果として本来注力すべき障害のある方のケアに集中できない状況が生じています。

■エス・エム・エスの障害福祉領域での取り組み
当社は、業務効率化や財務改善など、介護/障害福祉事業者の経営改善に役立つサービスをワンストップで提供するクラウドサービス「カイポケ」を2006年より提供しています。カイポケは介護/障害福祉事業所の運営に不可欠な保険請求の機能に加え、業務・採用・購買・金融・営業・M&AなどICTを活用した40以上のサービス・機能を展開し、全国53,100事業所を支援しています。介護事業者と障害福祉事業者は、中小規模の事業所が多いという市場構造や、記録・請求業務など多くの間接業務が発生する点などが類似しているため、介護領域でサービスを展開してきた知見とノウハウを活かし、放課後等デイサービスや児童発達支援等一部の障害福祉サービスにもサービス提供を行ってきました。
カイポケのほかにも、障害福祉事業者の採用を支援する「カイゴジョブ」や「ケア人材バンク」、障害がある方の就労支援サービスや人材紹介サービスとして「デイゴー就労支援ナビ」「デイゴー求人ナビ」など、様々な事業を展開することによって、障害福祉領域へのサービス拡張を積極的に行っています。

■合弁会社設立について
エヌ・ゲートは関連会社が運営する自立訓練(生活訓練)・就労継続支援B型事業「りんぱれっと」での知見を元に、障害福祉サービス事業所に特化した業務支援システム「プロジェクトRIN」を開発・提供してきました。プロジェクトRINは記録の一元管理、情報の共有など間接業務の効率化を目的に、直感的な操作感にこだわったUI・UXやペーパーレスで運用できる多様な機能を備え、障害福祉サービス事業所の業務負担軽減と業務の効率化に貢献しています。

この度、両社の強みを活かし、障害福祉領域の事業者により良いサービスを提供するため、共同出資による合弁会社「株式会社エス・エム・エスウェルフェアテクノロジー」を設立しました。ウェルフェアテクノロジーでは、多様な障害福祉サービスを網羅した記録・業務支援ソフトであるプロジェクトRINに対して、請求機能を中心とした複数機能を共同で開発します。

プロジェクトRINは、生活介護、共同生活援助、就労移行支援、就労定着支援、就労継続支援(A型)、就労継続支援(B型)、自立訓練(生活訓練・機能訓練)、計画相談支援、障害児相談支援、自立生活援助、児童発達支援、放課後等デイサービスに対応しています。今後は、そこに当社がカイポケの提供を通じて強みとしている請求機能を中心に複数の機能開発を計画しており、その中で、まずは就労支援事業所向けの請求機能を開発することを予定しています。またサービス開発のみならず、今後は当社がカイポケ事業で培った販売拠点やネットワーク、販売に関する知見やノウハウを活用することでシナジーを創出し、プロジェクトRINを全国の障害福祉事業者に拡販できる体制を整えていきます。

ウェルフェアテクノロジーの設立により、障害福祉事業者の支援を強化し業務効率化を含めたICT化を推進することで、事業者が本来のケアに集中できる環境を整え、質の高い障害福祉サービスの継続提供に貢献します。

※:厚生労働省「障害福祉分野の最近の動向」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32262.html)より

【「カイポケ」について】
業務効率化や財務改善など、介護/障害福祉事業者の経営改善に役立つサービスをワンストップで提供するサブスクリプション型のクラウドサービスです。介護/障害福祉事業所の運営に不可欠な保険請求の機能に加え、業務・採用・購買・金融・営業・M&Aなど40以上のサービスを提供し介護/障害福祉事業者の経営を総合的に支援。介護/障害福祉事業者の経営改善とサービス品質向上に貢献することで、質の高い介護/障害福祉サービスの継続提供の実現につなげています。会員数は、2024年10月1日時点で全国53,100事業所となっています。
URL:https://ads.kaipoke.biz/

【「プロジェクトRIN」について】
障害福祉サービス事業所に特化した、業務の効率化を実現するための業務支援システムです。福祉事業所の現場の声を開発に活かし、使いやすさ、分かりやすさを重視しています。業務の流れに沿って、直感的に使える点などが支援員に「時間と心の余裕」を持たせ、サービス全体の底上げを目指します。
URL:https://project-rin.jp/

【株式会社エヌ・ゲートについて】
2007年創業。障害福祉サービス分野のSaaSの提供、インフラ構築、保守、SE業務の外注化など多岐にわたるITサービスを提供。関連会社で行っている障害福祉施設の運営を通じて、理想のソフトがないことを実感し、障害福祉サービス事業所に特化した業務支援システム「プロジェクトRIN」を開発。
名称:株式会社エヌ・ゲート
所在地:福岡県福岡市博多区博多駅前1-23-2 ParkFront博多駅前1丁目ビル
代表者:代表取締役社長 岩下直樹
会社設立:2007年3月
事業内容:障害福祉サービス業向け業務支援システムの提供、ソフトウェアの設計開発・インフラ整備等のほか、社会問題解決のための仕組みづくりなどにも注力しています。
URL:https://www.ngate.co.jp/

【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:25億5,172万円(2024年3月31日現在)
従業員数:連結4,188人、単体2,754人(2024年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開。
URL:https://www.bm-sms.co.jp/

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