【報道参考資料】エボラ出血熱 エボラで孤児になった子ども3,700人以上

PR TIMES / 2014年10月1日 13時34分

10月半ばまでに倍増する恐れ



※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集
したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_76085.html でご覧いただけます


【2014年9月30日 ダカール(セネガル)/ジュネーブ/ニューヨーク発】

ユニセフはエボラ出血熱の感染が確認されて以降、ギニア、リベリア、シエラレオネの
3カ国で少なくとも3,700人の子どもたちが、両親または親の一方をエボラ出血熱によって
亡くしたとの推計を発表しました。エボラで親を失った子どもたちの多くは、エボラへの
感染を恐れる親族から引取りを拒否されています。

ユニセフ・西部・中部アフリカ地域事務所代表のマニュエル・フォンテーンは、2週間に
及ぶ感染3カ国への訪問を終えてセネガルのダカールに戻り、現場の状況を次のように
語りました。「何千人もの子どもたちが、母親や父親、そして家族をエボラで失って
います。これらの子どもたちに特別な関心を寄せ、支援することが急務です。
しかし多くの子どもたちは、自身が望まれない存在となってしまった、さらに見捨て
られたと感じています。エボラの感染が起きている3カ国では、親が亡くなり子どもが
孤児となった場合、親族が引きとって育てることが一般的です。しかし、エボラの感染
を恐れるあまり、その恐怖心が家族の絆よりも強くなっている地域も存在しています」。

3カ国ではエボラによる死者が増え続けていることから、この数週間でエボラによって
孤児となった子どもの数も急増していると推定されており、10月半ばまでには倍になる
とみられています。

エボラは、子どもたちの感情面にも大きな影響を及ぼしており、とりわけ、子どもたち
自身や両親が治療で隔離されるときにはその影響が大きくなっています。

ユニセフはエボラ対応を拡大するなか、こうした子どもたちが必要とする心身のケアを
行う方法を、従来の方法、また新しい方法で検討しています。


<リベリア>
ユニセフは政府を支援し、新たにメンタル・ヘルスとソーシャル・ワーカー400人の研修
を実施。また、現地当局とともに、最も感染が広がっている地域で、エボラの影響を
うけている子どもたちへの家族と地域社会による支援の強化をサポートし、地域社会に
拒絶されたり、家族を亡くした子どもたちにケアを提供しています。

<シエラレオネ>
今後6カ月間で、2,500人以上がエボラから回復すると見込まれています。回復した
人たちはエボラに対する免疫を持っているため、回復者に研修を実施し、治療
センターに隔離されている子どもたちのケアや支援を行えるようにする計画です。
また、子どもたちに心のケアを行うとともに、国内にある拡大家族追跡ネットワークを
通じて、家族とはぐれている子どもたちが家族の下へ帰れるよう、活動しています。

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