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大英博物館が所蔵する文化財の高精細複製品を文化財活用センターへ寄贈 「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」を制作

PR TIMES / 2018年10月23日 9時40分

特定非営利活動法人 京都文化協会(以下 京都文化協会)とキヤノン株式会社(以下 キヤノン)が共同で取り組んでいる「綴(つづり)プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)の第11期作品として、大英博物館所蔵の「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」の高精細複製品を独立行政法人 国立文化財機構文化財活用センター(以下 文化財活用センター)へ寄贈し、東京国立博物館にて本日より公開します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/13980/363/resize/d13980-363-444937-0.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/13980/363/resize/d13980-363-632743-1.jpg ]



(C)The Trustees of the British Museum (2017)

■ 「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」の高精細複製品を制作

「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」は、江戸時代(17世紀)の作品です。平家の滅亡を導いた2つの戦いが両隻に描き分けられており、右隻は、寿永3年(1184年)2月、源義経らの率いる源氏が平家のこもる摂津福原に奇襲をかけた「一の谷合戦」、左隻は、翌年の文治元年(1185年)2月、屋島によった平家が源氏に追われ、志度浦(しどうら)に逃れる「屋島合戦」です。義経のひよどり越えの場面や那須与一の挿話など、「平家物語」によって親しまれてきたいくつもの名場面が両隻に描かれ、確かな画面構成力と緻密な描写力を備えた有力な画人の手によるものと考えられています。

「綴プロジェクト」では、今期(※)の作品より、複製品の制作過程で使用するカメラやレンズなどの機材を刷新し、これまで以上に高精細な複製品(本作品の画像データの総画素数は約54億画素)を実現しています。

作品のオリジナルは現在、大英博物館に所蔵されています。その高精細複製品を文化財活用センターに寄贈することで、日本絵画の名品の“里帰り”が実現します。

■ 寄贈作品は東京国立博物館で公開

作品は、本日より2018年12月2日まで、東京国立博物館で展示されます。
また、「綴プロジェクト」第11期「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」の活動に関する記録映像も展示場所およびキヤノンのホームページ(global.canon/ja/tsuzuri/movie.html)で本日より公開します。

「綴プロジェクト」は「東京2020公認プログラム」の認証を取得しています

[画像3: https://prtimes.jp/i/13980/363/resize/d13980-363-346512-2.jpg ]


キヤノンは、本プロジェクトを通じて、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた国際教育や交流などを行う上での礎となる日本文化への理解を育み、次世代への継承と発展につなげていきます。

(※) 第11期作品として、すでに、高精細複製品を奈良県談山神社、愛知県津島市/愛西市へそれぞれ1点ずつ寄贈しています。

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