【STARTUP DB】調査結果 スタートアップ資金調達金額ランキング(2024年10月)
PR TIMES / 2024年11月8日 10時45分
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成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:志水雄一郎 以下、フォースタートアップス)は、継続的にスタートアップ動向に関する調査を行い、当社サービスである「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」に調査結果を公開しています。今回は、2024年10月に発表された「スタートアップ資金調達金額ランキング(2024年10月)」を発表いたします。
2024年10月に発表された資金調達の金額ランキング
※10月に発表された調達を基にしているため、2024年10月以前に資金調達が実施されたものも
含まれます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32589/366/32589-366-cf390a193a689daeffe2f584ebf3ed94-1666x2500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1位は途上国を中心とするマイクロファイナンスを展開する五常・アンド・カンパニーで、シリーズFラウンド合計で175億円を調達しました。(※48億円はシリーズ合計から差し引いた10月推定調達額)
同社は、2014年に設立され、アジアやアフリカの12カ国で事業を展開するホールディングカンパニーです。主に途上国においてマイクロファイナンス事業を手がけ、低価格で良質な金融サービスを提供し金融包摂を推進しています。グループ全体で240万人以上の顧客を持ち、貸付金総額は1,200億円を超えます。同社は、金融を通じて貧困層の生活を向上させ、誰もが自らの未来を選べる社会の実現を目指し、低所得層向けの融資やデジタル金融ソリューションなど、地域のニーズに応じたサービスを展開しています。
調達した資金を通じて、既存事業の財務基盤強化やグループ会社の負債調達支援を進めます。また、アフリカ市場への進出を含む事業展開を進めていき、資金調達の多様化を図りながら、持続可能な成長と金融包摂の拡大に注力する計画とのことです。
2位は自然言語処理技術を使ったSaaSプロダクト「Anews」を提供するストックマークで、シリーズDラウンドにおいて45億円を調達しました。
同社は、AI技術を活用したエンタープライズ向けプロダクトを提供する企業であり、主力製品としてビジネス情報の検索と解析を行う「Anews」および生成AI技術を基盤とする「Stockmark A Technology(SAT)」を展開しています。国内エンタープライズ市場での認知を広げる一方、独自に開発した大規模言語モデル(LLM)を活用したデータ構造化プロダクトを新たに開発し、生成AI技術の応用にも注力しています。同社は、研究開発や人材採用に積極的に投資し、国内外の市場での競争力を高めることを目指しています。
今回の資金調達で、データの構造化技術に力を入れ、エンタープライズ向けサービスの競争力を強化するそうです。さらに、国内のM&Aやアライアンスによる技術・事業分野でのシナジー創出、中長期的には海外展開も視野に入れているとのことです。
3位は小型ロケットの開発及び打ち上げ事業を行うスペースワンで、最新の資金調達により、出資および融資を合わせた累計調達額が200億円を超えたことを発表しました。(※41.5億円はシリーズ合計から差し引いた10月調達推定額。)
同社は人工衛星を搭載する小型ロケット「カイロス」の開発から打上げまでを一貫して開発・実行を担っており、国内で唯一、同社運営のロケット打上げ射場「スペースポート紀伊」を保有しています。スペースポート紀伊は、本州最南端に位置する和歌山県串本町に位置し、打上げの軌道高度や軌道傾斜角についても柔軟に対応できるという立地上の強みを持っています。
今後、同社は2024年12月に自社開発の小型ロケット「カイロス」2号機の打上げを予定しており、自社のロケット発射場「スペースポート紀伊」からの打上げを計画。これにより、小型ロケット市場での競争力強化を目指すとしています。
4位は、ダイヤモンド半導体の製造及び販売を行う大熊ダイヤモンドデバイスで、Pre-Aラウンドで40億円を調達しました。
同社は、既存の半導体と比較して高い効率性や耐久性を持つダイヤモンド半導体を量産することを目指しています。この半導体は、特に6G通信や宇宙開発、さらに福島第一原子力発電所の廃炉計画においても重要な技術となる見込みで、極度の環境下でも動作可能な性能が期待されています。
同社は2024年度中に工場建設を開始し、2026年度には稼動を予定。これにより、ダイヤモンド半導体の商用化が進み、次世代通信技術や宇宙産業など多様な分野への展開が期待されています。
当社は、今後もSTARTUP DBを通じて、スタートアップエコシステムの活性化を行い、成長産業の発展に貢献してまいります。
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【調査概要】
タイトル:「スタートアップ資金調達金額ランキング」
・調査期間:2024年10月1日~10月31日まで(2024年11月6日時点)
・レポート記事:STARTUP DB (https://journal.startup-db.com/articles/funding-ranking-202410)
・調査機関(調査主体):フォースタートアップス株式会社(自社調査)
・調査対象 :当社サービス『STARTUP DB』が取得した登記簿謄本、プレスリリース、ニュース情報に記載している情報
・有効回答数(サンプル数) :25,000社
・調査方法(集計方法、算出方法) :期間内のデータを集計
※当社が取得した登記簿謄本に記載している情報を元に参考値として算出しておりますが、当社は、本情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではなく、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。
■3社共催イベントCVC・事業会社勉強会・交流会
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32589/366/32589-366-a74adf9d65076fa27f963e52c7148b44-2667x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【イベント概要】
日時 :2024年11月13日(水)17:30~19:30 (受付17:15~)
場所 :東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー 31F
費用 :無料
○当日の流れ
17:30~17:35:オープニング、主催者挨拶
17:35~18:15:パネルディスカッション「ソーシング手法の事例紹介」
18:15~19:15:交流会
19:30:クロージング
○このような方におすすめ
・同じ悩みや課題を持つCVCや事業会社と交流したい方
・知見のあるCVCに直接話を聞きたい
・ソーシング手法について先行事例を知りたい方
STARTUP DB(スタートアップデータベース)について
成長産業領域に特化した国内最大級の情報プラットフォームです。25,000社以上のスタートアップ・ベンチャー企業のファイナンス情報や事業内容を網羅するほか、詳細な特許情報も閲覧頂けます。蓄積されたデータの分析結果や、注目のスタートアップについて深く知ることのできる取材記事も随時掲載しています。また、世界的なベンチャー企業データベース「Crunchbase」とデータ連携し、日本企業の情報を海外のプロフェッショナルに届けることで、国内の成長産業領域市場の発展に貢献しています。
https://startup-db.com/
【フォースタートアップス株式会社 概要】
社名:フォースタートアップス株式会社
代表者:代表取締役社長 志水 雄一郎
設立:2016年9月1日
事業内容:成長産業支援事業
証券コード:7089(東証グロース市場上場)
所在地:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー36F
https://forstartups.com/
フォースタートアップスは、「(共に)進化の中心へ」というミッションを掲げ、「for Startups」というビジョンのもと、国内有力VCとの連携による起業支援や、スタートアップ企業の組織構築を含めた人材支援を中核に、戦略的資金支援も行うハイブリッドキャピタルとして成長産業支援事業を展開。また、成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB」を中心とした産官学共創モデルによるスタートアップエコシステム構築にも取り組んでいます。
採用情報については、 当社の採用ページをご確認ください。
https://www.forstartups.com/careers
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