愛知県大府市×スギ薬局×名古屋大学×ロート製薬「大府市におけるアイケアの啓発に関する連携協定」を締結

～こどもの近視予防への取り組みに加え、大人の「アイフレイル世代」を対象とした、目の健康に関する意識向上に貢献～



　
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ロート製薬株式会社（本社：大阪府大阪市、社長：杉本雅史）は2024年9月13日（金）、愛知県大府市、株式会社スギ薬局および国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室と、「大府市におけるアイケアの啓発に関する連携協定」を締結しました。2022年4月から4者で実施している「大府市こどもの近視予防プロジェクト」の取り組みに加え、目を酷使する「働く世代」をはじめとした40歳代以上にも対象を広げ、大府市民皆さまの目に対する啓発活動を拡大してまいります。

■取り組みの背景
　人は情報の8割を目から取り入れているといわれていますが、40歳を過ぎると、体力と同様に目の機能も衰えてきます。目の病気の多くは、進行しないと自覚症状が現れにくいという特徴があるため、早期に発見し、適切に治療・対処を行うことが重要です。
　当社は、2022年4月に4者で締結した覚書をもとに、産学官民連携による「大府市こどもの近視予防プロジェクト」の取り組みを進めてまいりましたが、目の健康を保つためには、こどもだけでなく大人の目の健康に関する意識を上げていく必要があります。この度、連携協定締結を機に、大府市民皆さまの目の健康を守るための取り組みとして「EYE HEALTH for OBU　-はぐくもう！みんなで健やかな目-」を設定し、従来実施してきた「大府市こどもの近視予防プロジェクト」に加え、新たに「大府市大人のアイフレイル啓発プロジェクト」を立ち上げました。当社は大府市、株式会社スギ薬局および名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室と協力し、連携内容をさらに拡大し、こどもだけでなく目を酷使する「働く世代」をはじめとした40歳代以上にも対象を広げ、アイフレイルの啓発活動を進めるとともに、大府市民皆さまの目の健康を保つ取り組みを進めてまいります。

- 「アイフレイル」とは、「加齢に伴って眼が衰えてきたうえに、さまざまな外的ストレスが加わることによって目の機能が低下した状態、また、そのリスクが高い状態（日本眼科啓発会議ウェブサイトより抜粋）」を指します。


■この協定に関連する令和６年度の取り組み内容
【大府市大人のアイフレイル啓発プロジェクト】
・眼科医による講演会・アイフレイルチェックイベントの実施
・大府市内のスギ薬局店舗におけるアイケア啓発イベントの開催（時期未定）
・大府市役所でのポスター掲示
【大府市こどもの近視予防プロジェクト】
・市内全小学１年生（約1,000名）に向けた出前講座および夏休み近視予防取組カレンダー配布（7月実施済）
・夏休み体験型イベント「親子で目について学ぼう」の開催（7月30日開催済）
・眼科医による「こどもの近視予防」講演会・体験会の実施（11月頃予定）
・保育士向け勉強会、ワークショップの実施（時期未定）
・市内保育園へのアイケア啓発冊子配布（10月頃予定）

　当社は創業より一貫して健康を軸に、人々や地域社会に貢献するヘルスケア事業に取り組んでまいりました。商品やサービスのみならず、人々の健康を守り、豊かで健康的な社会を実現するという社会的役割のもと、地域や次世代のサポートを行っています。今後も当社は、人を、社会を、明日の世界を元気にしていく存在となれるよう、社内外のパートナーとともに活動を推進してまいります。

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