中学生が給食の献立作成を体験！ / 兵庫県川西市

市長、教育長と中学生との意見交流会がきっかけ



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給食献立作成体験の様子

兵庫県川西市では、11月28日、トライやる・ウィーク（職場体験）の最終日に多田中学校2年生の生徒が市中学校給食センター（川西市久代３）で、栄養教諭と一緒に給食の献立作成体験を行いました。

　川西市では、市内全７中学校と特別支援学校の計８カ所で市長、教育長が参加する「生徒と教育委員会との意見交流会」を行いました。
　この意見交流会で生徒から給食の献立に関する提案を受ける機会が多かったため、市給食課ではトライやる・ウィークの一環として市中学校給食センターの職場体験に参加した多田中学校2年生の生徒に、栄養教諭と一緒に給食の献立作成体験をしてもらいました。
　
　最初に栄養教諭から献立作成のポイントを聞いた後、エクセルの表で献立の組み合わせをチャレンジ。
　主食、主菜、副菜、汁物、飲み物を組み合わせると価格や栄養価、塩分などが表示され、組み合わせた献立が基準値内の場合は「〇」基準値外の場合は「×」が表示されます。
　挑戦した２人は、根気強く何度も主食や副菜を組み合わせ、全ての判定が〇になった時は職員からも歓声が上がりとても嬉しそうにしていました。
　
　今回、２人が考えてくれた献立は、来年６月の給食に登場予定です！
　
　「トライやるウィーク」では、献立作成以外にも、午前中は給食準備として大きな釜のご飯を混ぜたり、魚の数を数えて食缶に並べる作業を、午後は学校から返却された食器の洗浄や翌日使用する食材の検収作業など、給食に係るさまざまな面に携わってきただけに、とても楽しそうに献立作成に取り組んでいました。

　参加した中学生は、「栄養バランスを考えるだけでなく、価格を考える難しさも知りました。何気なく毎日食べている給食ですが、これからは職員の皆さんが栄養バランスを考えながら献立を考えて作ってくれていることに感謝して給食を食べたいと思います」などと話していました。

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