朝日新聞社とレトリバ、自然言語処理で共同研究
PR TIMES / 2017年5月15日 11時4分
人工知能(AI)への取り組みを加速
株式会社朝日新聞社(代表取締役社長: 渡辺雅隆、以下朝日新聞社)は、株式会社レトリバ(代表取締役社長:河原一哉、以下レトリバ)と自然言語処理分野における共同研究契約を結びました。「自然言語」は、人間が使う言葉の総称で、自然言語処理は人工知能(AI)を支える研究分野の一つとなっています。両社が保有するデータや技術を共有し、エンジニアが連携して研究開発に取り組みます。
本共同研究は、主に朝日新聞社とそのグループ企業が保有する、ニュース記事に代表される大量の日本語データを、両社のエンジニアが連携して機械学習、特にディープラーニング(深層学習)の技術などを用いて解析し、将来的に両社に利益をもたらす研究成果を創出することが目的です。特許や学術論文の発表により、社外への技術還元も目指します。
朝日新聞社は、新規事業の開発やAIをはじめとする最先端技術の研究にあたるメディアラボと、社内のシステム開発や業務イノベーションに向けたIT技術研究・開発、技術者の育成を担う情報技術本部が中心となり、AIを利用した新事業開発・業務改革を進めています。今回、ビジネスへのAIの活用を得意とするレトリバと協力し、AIへの取り組みのスピードアップを図ります。朝日新聞社から若手エンジニア数人をレトリバへ派遣して、両社でノウハウを積極的に共有します。
■朝日新聞社の関連部門
・メディアラボ:メディア環境の激変に立ち向かい、自らの殻を突き破るための新組織として2013年6月に発足。5年、10年先を視野に事業刷新と成長をめざし、新たなメディアの創造を含む新商品・新事業の開発、最先端技術の研究に取り組む。
・情報技術本部:2015年、社内のIT技術者を統合して発足した組織。新聞製作や社内業務、「朝日新聞デジタル」のシステム開発、社内の業務革新を目的としたIT技術研究・開発、技術者育成などを担当する。
■株式会社レトリバ
昨年11月、株式会社プリファードインフラストラクチャーからスピンアウトしたスタートアップ企業。「お客様の課題を最先端の技術で解決する」をミッションとしている。自然言語処理、機械学習、深層学習をコアテクノロジーとして、コールセンターの問い合わせ分析や回答支援などのソリューションおよび数多くのソフトウェアを提供している。
本社:〒102-0071 東京都千代田区富士見 1-12-1 Q-DAN 1991ビル 4階
URL:https://retrieva.jp/
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