自動車の安全性を最高水準に高める車載用マイコンを発表

PR TIMES / 2013年2月25日 10時43分

~車載機器向け安全規格への準拠を可能にする自社の内蔵Flashメモリ技術を採用したマルチコア・マイコン~



多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、車載用半導体
の主要サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、
カー・エレクトロニクスの機能安全に対応するアプリケーションを対象とした
マルチコア・マイクロコントローラ(マイコン)ファミリの新製品を発表しま
した。最も厳しい自動車安全規格(ISO 26262)に準拠するこの新製品は、不揮
発性メモリの容量が増加しており、既存製品からのアップグレードがシンプルで
あると共に、高い安全性が要求される車載アプリケーションに向けた障害耐性の
高いマイコン製品ラインを強化します。

車載用32bitマイコンのSPC56EL70は、現在、自動車向け機能安全規格が定める
ASIL(最も厳しいレベルのASIL D含む)への準拠が必要な幅広い車載アプリ
ケーション向けに設計された同製品ラインの最新製品です。現在、これらの要件
は、アンチロック・ブレーキ、電動パワー・ステアリング、アクティブ・
サスペンション、高度運転補助システム(ADAS)等の重要な車載システムで
一般的に求められています。

機能安全規格であるISO 26262は、電気系統全体の故障が原因で生じた危険に
よる不慮のリスクを回避するために必要な規則を定めています。車載用マイコン
は極めて重要な役割を担うため、STの車載セーフティ用デバイスは適用規格の
全項目について評価されています。

新しい車載用マイコンは、高性能コア(2個)、内蔵Flashメモリ(2MB)、内蔵
RAM(192KB)、CAN(Controller Area Network)インタフェース(3個)、
およびセーフティ用途とモータ制御用途に最適化されたペリフェラルを1チップ
に集積しており、ブラシレス3相モータを最大2個までサポートします。この
デュアルコア・アーキテクチャは、システム・レベルでのコンポーネントの重複
を避け、システム全体のコストを抑えます。

また、本製品に採用されているデュアル・コアアーキテクチャは柔軟性をもたせ
てあり、ロックステップ・モードまたはパラレル・モードへの切り替えが可能で、
各種セーフティ用途に応じて、安全面と性能面でのバランスが取れるよう配慮
されています。

SPC56ELはPower Architecture(TM)ベースの車載用マイコン・ファミリの一部で、
開発者はこの32bitマイコン・コアをパワートレイン、カー・ボディ、シャーシ、
およびセーフティ・システムに利用することができます。これらの製品は、
先進的な機能をサポートし、自動車の性能や経済性を向上させ、ハードウェアと
ソフトウェアの再利用を促進することで開発コストを低減します。

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