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アフガニスタンの復興支援に半生を捧げた中村哲医師の証言録『わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 』のカバー公開と予約開始。自伝『天、共に在り』も重版決定で累計10万部に。

PR TIMES / 2021年9月13日 11時45分

2021年9月13日、故・中村哲医師の証言録である新刊『わたしは「セロ弾きのゴーシュ」』のカバーデザインが公開されました。また各書店で予約受付も開始しています。同時に、止まない反響を受け、中村医師の自著『天、共に在り』の重版が決定し、累計10万部を突破いたしました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/18219/371/resize/d18219-371-4300b22827f58de4c574-5.png ]




「セロ弾きのゴーシュ」に重ねた想いとはーー 新刊には貴重な証言が満載

NHK出版より10月25日発売予定の『わたしは「セロ弾きのゴーシュ」~中村哲が本当に伝えたかったこと』は、2019年にアフガニスタンで亡くなった医師・中村哲さんの証言録です。本書は中村さんが出演したNHK「ラジオ深夜便」の6番組より、インタビューに答えるその肉声を忠実に再現するものです。アフガニスタン復興支援に半生を捧げ、65万人の命をつないだ医師は何を語ったのか。書籍の発売まで2か月を切り、インターネット各書店などで、予約受付が開始しました。


読者や書店からの反響を受け、自伝『天、共に在り』は累計10万部を突破

今、アフガニスタン情勢が連日ニュースとなっていますが、その状況を深く理解するため、中村医師の言葉に再び注目が集まっています。この度、NHK出版は読者の皆様や書店様からの多くのお問い合わせに対応し、中村哲医師の著書『天、共に在り』の増刷(20刷 累計10万500部)を決定しました。

担当編集者が本書制作時の中村医師とのやり取りを回想した寄稿文「中村哲さんとの思い出」も、NHK出版WEBマガジン「本がひらく(https://nhkbook-hiraku.com/n/n58f84ead1aa2)」で公開中です。
中村医師の実直な人柄がうかがい知れるエピソードも、ぜひご一読ください。

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最近になって、初版時の帯のメインコピーについて尋ねられる機会が増えてきました。そのコピーとは、「道で倒れている人がいたら手を差し伸べる――それは普通のことです」というもので、(中略)あの言葉の出典は何かと聞かれるようになったのです。実はあの一文は、『天、共に在り』や中村先生のほかの本に出てくるものではありません。私が何度かうかがった先生の講演会で幾度となく耳にしたのが、あの言葉だったのです。
ーー(特別寄稿より抜粋)
――――


商品情報

新刊
『わたしは「セロ弾きのゴーシュ」~中村哲が本当に伝えたかったこと』

[画像2: https://prtimes.jp/i/18219/371/resize/d18219-371-e4a488c3cc1ec3dc9597-6.png ]



出版社:NHK出版
発売日:2021年10月25日
定価:1,760円(税込)
ISBN:978-4-14-081879-4
URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4140818794/

既刊
第1回 城山三郎賞受賞・第4回 梅棹忠夫 山と探検文学賞受賞
『天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い』

[画像3: https://prtimes.jp/i/18219/371/resize/d18219-371-6fcc1155ac21584b9cd4-0.jpg ]

出版社:NHK出版
発売日:2013年10月26日
定価:1,760円(税込)
ISBN:978-4-14-081615-8
URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4140816155


著者


[画像4: https://prtimes.jp/i/18219/371/resize/d18219-371-46596d16821aa151dd1b-1.jpg ]

中村 哲(なかむら・てつ)
1946年福岡県生まれ。九州大学医学部卒業。日本国内の診療所勤務を経て、84年にパキスタンのペシャワールに赴任。以来、ハンセン病を中心とした貧困層の診療に携わる。86年よりアフガニスタン難民のための医療チームを結成し、山岳無医地区での診療を開始。91年よりアフガニスタン東部山岳地帯に3つの診療所を開設し、98年には基地病院PMSを設立。2000年からは診療活動と同時に、大旱魃に見舞われたアフガニスタン国内の水源確保のために井戸掘削とカレーズ(地下水路)の復旧を行う。03年より09年にかけて全長25キロメートルに及ぶ灌漑用水路を建設。その後も砂嵐や洪水と闘いながら沙漠開拓を進めた。マグサイサイ賞「平和と国際理解部門」、福岡アジア文化賞大賞など受賞多数。アフガニスタン政府から名誉市民権を授与。著書に『天、共に在り』『ペシャワールにて』『医者 井戸を掘る』『医者、用水路を拓く』『希望の一滴』など。2019年12月4日、アフガニスタンのジャララバードで凶弾に倒れる。享年73。

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