能登の被災地に継続した支援、心のケアを提供
PR TIMES / 2024年10月28日 14時15分
ナリス化粧品と日本介護美容セラピスト協会による「心人」の取組み。150回、6,400名超※1の継続開催。触れるケアで心と身体の健康維持を。
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10月5日、輪島市大屋小学校での「心人」活動
株式会社ナリス化粧品(本社:大阪市福島区)は、2011年の東日本大震災以降、被災者に対して主にハンドマッサージのトリートメントやメーキャップのサービスを提供する「心人(こころびと)」と名付けたボランティア活動を継続して実施しています。今年1月1日に発生した能登半島地震後の「心人」の活動は、1回目を6月16日に輪島中学校と輪島高等学校の避難所で合計52名を対象に実施。2回目は輪島高等学校とふれあい健康センターの避難所で7月27日に実施し、合計32名の被災者と触れ合うことができました。3回目となる今回は、10月5日に輪島市小伊勢町の大屋小学校の避難所で、27名の被災者を対象に実施しました。 ※1 「心人」の活動の2012年以降の実施回数の合計。2011年の東日本大震災直後の取り組みは、混乱時につき正確な開催場所・人数の把握を行えていません。
150回超の「心人」の活動、長引く被災者の心労に向き合う取り組み
当社では発災直後は何よりも生命や生活を守ることを優先するための支援として、飲料水や衛生用品の提供を行いましたが、その後の長引く被災地での生活で生まれる心労や不安に対して、モノの支援だけでなく心に寄り添う支援ができないかと発災数ヶ月後から主にハンドマッサージやメーキャップのサービスを開始しました。2012年に活動を「心人」と名付けることで、私たちができる私たちらしい取組みとして社内や関係者に意識づけができたこともあり、熊本地震や能登半島地震でも継続してこれまでに150会場以上、6,400名※1を超える被災者と触れ合って来ました。
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6月16日 輪島中学校での「心人」活動
今回の活動は、能登半島地震発生以降3回目の開催でしたが、豪雨などの重なる災害での疲労や、長引く避難所生活や仮設住宅生活、また仮設住宅から再度避難所生活に戻るといった被災者の心の負担を少しでも和らげたいと考え、当社が設立した一般社団法人日本介護美容セラピスト協会のビューティタッチセラピストと北陸地域のナリス化粧品販売員の有志の参加で被災者のケアに当たりました。サービスを受けた被災者からは、「話を聞いてもらえるだけでも、少し落ち着けた」「豪雨で流れ込んだ自宅の土砂を掻き出してきたので、マッサージが気持ちよかった」といった声が聞けました。
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10月5日 輪島市大屋中学校での「心人」活動
当社では、被災地支援は状況に応じて継続して行う必要があると考えており、今後も11月9日、12月7日に実施する予定です。今後の活動は仮設住宅での開催も予定しています。仮設住宅では、これまでの避難所生活と異なり、ひとりになる時間が増えることで人とのコミュニケーションが減る傾向になるため、より心に寄り添うケアが重要になると考えます。また、この取り組みは、自治体や学校が行う防災訓練にも取り入れられるなど、公助から自助・共助にも広げられる取り組みとして行きたいと考えています。
【実施内容】
・両腕へのハンドマッサージのケア
・アロマポットによるアロマセラピー
・ショルダーマッサージ(参加者の混雑具合によって実施)
・お土産として、ハンドマッサージにも使用できる乳液と500mLの純水を提供
・食事の野菜不足解消のために、避難所に健康食品の青汁を提供。
【ビューティタッチセラピストとは】
株式会社ナリス化粧品が100%出資して2014年に設立した一般社団法人「日本介護美容セラピスト協会」の認定資格。
心と体の美容療法(R)を基にしたビューティタッチセラピー(R)の手法を用いて、マッサージやメイクなどの「肌に触れるケア」をとり入れることで
主に高齢者の自立支援やQOLの向上を目指しており、全国で2,792名(2024年9月末現在)の認定セラピストを輩出しています。
心をほぐし、自然と会話が弾むハンドマッサージ
人と人が触れ合うことは、本能的に安心につながることが知られていますが、ハンドマッサージは、老若男女を問わず手軽に体験しやすく、手から手に人から人に心から心に、相手を思いやる気持ちを伝えることができます。触れることによって緊張を緩和し、心身のリラクゼーション効果をもたらし、手のツボや反射区を刺激することで、全身をケアする効果があるほか、ケアしているときに話しかけることで、自然な会話やコミュニケーションに繋がります。また、触れられることだけでなく、触れることでも癒しになることから、地域の中でハンドマッサージを行い合うことで、地域のつながりやコミュニケーションが生まれることも期待できます。
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