神戸の西にある小さな町・塩屋の洋館「旧グッゲンハイム邸」。解体の危機にあったこの建物の再生と、まちづくりの物語が、1冊の書籍に!
PR TIMES / 2017年2月16日 18時15分
「旧グッゲンハイム邸物語」森本アリ・著 3月15日発売
[画像: https://prtimes.jp/i/11710/374/resize/d11710-374-596864-0.jpg ]
兵庫県神戸市垂水区塩屋町。神戸の西にある海沿いの小さな町に、100年以上立ち続ける洋館「旧グッゲンハイム邸」。その歴史と未来を綴った1冊『旧グッゲンハイム邸物語 未来に生きる建築と、小さな町の豊かな暮らし』が3月15日に発売されます。著者は「旧グッゲンハイム邸」の管理人・森本アリさん。大所帯ブラスバンド「三田村管打団?」などでも活躍するミュージシャンであると同時に、まちづくりに関する活動も積極的に行なっている、神戸のキーマンと呼ぶべきひとりです。
旧グッゲンハイム邸は、明治時代にドイツ系貿易商ジャック・グッゲンハイムさんのために建てられた異人館。現在は貸しスペースとして様々なイベントが開催され、特に音楽ファンにとっては全国的に知られる場所です。映画やドラマのロケで使われるなど、町のシンボルであると同時に、全国から人々が訪れる聖地でもあります。
そんな旧グッゲンハイム邸も、10年ほど前までは、震災や度重なる台風の影響で老朽化し、長らく空き家の状態が続いていました。そして、売却・解体の可能性もあったこの建物の危機を、文字通り私財をなげうって救った一家がいます。そこからはじまるこの建物の再生は、やがて小さな町の姿も、いきいきとしたものに変えていくことになります。
映画『繕い裁つ人』や、NHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』などにも登場した神戸を代表する洋館・旧グッゲンハイム邸の、知られざる歴史とまちづくりに関する現在進行形の物語。それは、都市開発が進む時代だからこそ、多くの人たちに響く、日々の暮らしにとって大切な物語とも言えるものです。
帯の推薦文は脚本家の木皿泉さんが執筆、巻末には著者・森本アリさんとの対談企画として、音楽家/僧侶の二階堂和美さん、建築家の島田陽さんそれぞれを収録しています。
『旧グッゲンハイム邸物語 未来に生きる建築と、小さな町の豊かな暮らし』
森本アリ・著
ぴあ 1500円+税 3月15日発売
四六判 上製 256ページ
ISBN:978-4-8356-3812-6
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