【サンシャイン水族館 サンゴプロジェクト】3年連続、沖縄の海でサンゴの産卵を確認!採卵したサンゴたちは現在サンシャイン水族館で順調に成長中です
PR TIMES / 2019年7月10日 11時40分
詳しくはサンシャイン水族館の「サンゴプロジェクト」HPへ 【https://sunshinecity.jp/file/aquarium/coral_project/】
サンシャイン水族館(東京・池袋、館長:丸山克志)は、沖縄県・恩納村(おんなそん)の協力のもと2006年から取り組んでいるサンゴ保全活動「サンゴプロジェクト」を継続実施しています。その取り組みの中、サンシャイン水族館の飼育スタッフはサンゴのメンテナンスのため年に数回、恩納村に出向き、2017年からは3年連続で、プロジェクトで管理しているサンゴの産卵を現地で確認しています。(https://sunshinecity.jp/file/aquarium/coral_project/)
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=tB4AeYD2O_Y ]
今年も6月頃の産卵を予想していたため、5月から海水温の動向を見守りつつ、サンゴの卵の成熟確認を実施。サンゴの卵は骨格の内側で形成され、成熟とともに色味が変化するため、産卵時期の目安が判断できます。恩納村漁業協同組合の協力のもと、定期的に卵の成熟のチェックを行い、産卵予測日をたてました。
見事予測は的中し、6月2日19時頃にウエシダミドリイシの一斉産卵を海中で確認しました。産卵は30分ほどで終了し、回収した卵と精子を受精させる作業を実施。翌日、受精したサンゴの卵は分裂を繰り返し、順調に成長。約8時間かけて空輸にてサンシャイン水族館へ運び、バックヤードの水槽で飼育を開始しました。
サンゴの赤ちゃんを大切に育て、成長した子サンゴは恩納村の海へ移植し、サンシャイン水族館の定期的な管理のもとで成長を見守ります。そして子サンゴたちが成長し、産卵を繰り返すことで、失われつつある豊かな サンゴ礁の再生を目指していきます。また、サンシャイン水族館に親サンゴを輸送し、水槽内飼育をすることで、自然災害等で恩納村の海のサンゴが死滅した場合のDNAを保管する役割も担っています。
育てる、還す、産卵…この活動を継続的に行うことで、失われつつあるサンゴ礁が再生することをサンシャイン水族館は願い、今後も保全活動を継続してまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/20364/377/resize/d20364-377-168483-5.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/20364/377/resize/d20364-377-760430-3.jpg ]
サンゴの産卵に立ち会ったスタッフの体験談
サンゴの産卵は年に1度、満月の大潮の日に行われると言われていますが、必ずしもそうではありません。その年の水温、日照条件、天候、波浪などに左右されるため、予測は非常に困難です。
今年も色々な情報から予測日を割り出し、恩納村で無事に産卵に立ち会うことができました。しかも今回は念願の海中での産卵に立ち会うことができ、とても感動しました。
3年連続の採卵成功で一安心。大切に管理しているサンゴたちから生まれた新しい命を大切に育て、恩納村の海へたくさん返還できるよう、これからもがんばっていきたいと思います!(サンシャイン水族館飼育スタッフ談)
[画像3: https://prtimes.jp/i/20364/377/resize/d20364-377-708913-4.jpg ]
サンシャイン水族館「サンゴプロジェクト」 2019年の取り組みについて
【通年】
普段見ることのできないバックヤードを飼育スタッフが案内する「探検ガイドツアー」を、毎週日曜11:00の回は「探検ガイドツアー~サンゴ特別編~」として、「サンゴ礁の海」水槽のバックヤードを巡ったり、サンゴの 骨格標本を触ったり、サンゴのための特別設備を見学したりする特別バージョンで実施。
【3月】
・東京・練馬区の富士見中学高等学校にて、沖縄への修学旅行を控えた生徒への事前授業の一環としてサンゴに関する出前授業を実施。
・サンゴの知識をより多くの方に伝えるため「3月5日はサンゴの日!サンゴを学ぼう サンゴフェスタ」を開催。沖縄県の青く綺麗な海をダイビングしているかのようなVR体験や、サンゴクイズ大会を実施。
【5月】
・東京・豊島区在住小学生に対して、「サンシャインシティ沖縄めんそーれフェスタ」にて沖縄の環境資源・サンゴを学ぶ「サンゴツアー」を実施。
・東京・千代田区の3×3Lab Futureにて、「サンシャイン水族館教室~サンゴを学ぼう~」としてサンゴに関する講演会と水族館のバックヤードツアーを実施。
【8月】
・「エコキッズ探検隊」(https://ecokids.tokyo/)にて「サンシャイン水族館の課外授業 いきもの教室~サンゴってなぁに?~」として講演会とワークショップを実施予定。
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サンシャイン水族館「サンゴプロジェクト」 今までの取り組み
たくさんの生物が暮らすサンゴ礁では、天敵となるオニヒトデの大量発生や土地開発等による土砂の流出、表層水温上昇に伴うサンゴの白化などでサンゴの大量斃死(へいし)が起こっています。沖縄県本島中央部、西海岸沿いに位置する恩納村は以前よりサンゴの保全活動を実施しています。サンシャイン水族館では2006年からサンゴ礁の再生に向けて沖縄県恩納村の協力の下、サンゴプロジェクトを推進しています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/20364/377/resize/d20364-377-103530-6.jpg ]
※本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます→https://prtimes.jp/a/?f=d20364-20190709-6380.pdf
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■サンシャイン水族館 概要
所在地:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上
問合せ先:サンシャイン水族館 03-3989-3466
URL:https://sunshinecity.jp/
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※画像はイメージです。
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