~教育、育児関連分野で社会的課題を解決する企業に出資するための投資枠~ ベネッセソーシャルインベストメントファシリティにてInOpen社(本社:インド)へ出資
PR TIMES / 2013年11月22日 17時14分
株式会社ベネッセホールディングス(本社:岡山)は、国内、及びアジアの新興国等における教育、保育関連等の社会的課題を解決する企業に出資するための投資枠として、「ベネッセソーシャルインベストメントファシリティ」(略称“BSIF”、15百万USドル)を2013年4月に設定しました。
この度当社は、BSIFにてインド共和国ムンバイに本社をおくInOpen Technologies Pvt. Ltd.(以下、「InOpen社」)へ出資いたしましたので、お知らせいたします。
1. 本件の目的
当社では、2012年度からグローバルソーシャルビジネス室(2013年度からグローバルソーシャルイノベーション部に改称)を立ち上げ、従来型のCSRを越え、事業を通じて内外の社会的課題を解決する取組を行っています。BSIFは、この取り組みを資金面から実現するための手段として設定しました。
InOpen社は、主力商品であるコンピュータサイエンス教材、Computer Mastiを中心に、インド国内の小学校から中学校までの生徒を対象としたコンピュータサイエンス教育サービスを提供、現在インド国内で約50万人の子どもたちが利用しています。
当社は、InOpen社の教材によるコンピュータサイエンス教育が、インド国内の低所得層を含めた学校の子どもたちの将来の就労機会、所得向上につながり、社会的課題の解決に大きく役立つと考えました。今回BSIFの活用による出資により、同社の教材を用いたコンピュータサイエンス教育がインド国内で一層拡大し、社会課題の解決につながることを後押ししたいと考えます。同社はBSIFの投資先第1号となります。
今後、同社の得意とするコンピュータサイエンス教育分野での協業により、子どもたちの論理構成力や想像力を育む「新しい学び」を狙いとする商品開発に注力していく方針です。
当社は、今後もBSIFを通じて、社会の課題を解決する目的を持ち、革新的な手法で課題解決に取り組み、持続可能かつ拡大可能な事業を展開する企業を対象とした出資を行ってまいります。
2. 本件の投資概要
当社は、2013年11月InOpen社に、BSIFを通じて約20万USドル投資しました。来春までには合計最大100万USドルまでの出資を検討しています。
3. InOpen社の概要
・名称
InOpen Technologies Pvt. Ltd.
・所在地
インド共和国 ムンバイ
・代表者の役職・氏名
CEO&Co-Founder Rupesh Kumar Shah
・事業内容
主力商品Computer Mastiをはじめとするコンピュータサイエンス教育に関するコンテンツ/サービスの開発提供
・設立年月日
2009年10月1日
・大株主の状況
Rupesh Kumar Shah 57.51%、Sridhar Iyer 31.49%
4. ベネッセソーシャルインベストメントファシリティ概要
・投資枠
15百万USドル
・投資対象分野
教育関連、育児・女性関連、シニア関連(ベネッセグループの基幹事業に関連する分野)
・投資対象国
国内、アジア(とくに東南アジア、南アジア)
・投資金額
5百万USドル未満/1社当たり
・投資回収期間
5年以上
・出資比率
原則15%未満
5.投資先候補のご紹介等・お問い合わせ先
グローバルソーシャルイノベーション部
三木: tmiki@mail.benesse.co.jp / 近藤: a_kondo@mail.benesse.co.jp
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