【プレスリリース】11月12日「世界肺炎デ―」 肺炎で死亡する子ども年間94万人

PR TIMES / 2014年11月12日 13時44分

成果の一方で一層の取り組みを



※本信は ユニセフ本部の情報をもとに、日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に
編集したものです
※原文をご入用の際は 広報室(後述)までお問い合わせください


【2014年11月12日 ニューヨーク発】

本日11月12日は、6回目となる「世界肺炎デー (World Pneumonia Day)」です。
ユニセフは、肺炎で亡くなる子どもが大幅に減少したことは、肺炎に関する戦略が有効
であったことの証であると発表します。しかし、今なお毎年この予防可能な病気で死亡
する子どもたちは94万人に上り、子どもたちを肺炎から守るために、取り組むべきこと
はたくさんあります。

肺炎は子どもの主要な死亡原因のひとつで、全体の15%を占めています。ユニセフは
最近発表した統計で、2000年以降、肺炎による死亡が44%削減されたとしています。

ユニセフのグローバル・ヘルス・プログラム長のミッキー・チョプラは「肺炎は依然
としてとても恐ろしい病気です。HIV/エイズやマラリア、けが、はしかで亡くなる
5歳未満の子どもの数の合計よりも、肺炎で亡くなる子どものほうが多いのです。毎年、
100万人近い子どもが肺炎で死亡しています。肺炎による死亡は減少していますが、
楽観視できない状況です」と述べました。また、「肺炎の最大のリスク要因は貧困です。
いかに社会から取り残されていようとも、すべての子どもたちを肺炎から守るために、
取り組まねばなりません」と続けました。

貧しいコミュニィティでは、肺炎による死亡が最も多くなっています。肺炎の主な原因
は家庭での空気汚染で、薪や糞、石炭を調理や暖房の燃料に利用している家庭の子ども
たちは、肺炎にかかるリスクが高くなっています。また、人口密度の高い住環境の家庭は、
より肺炎にかかりやすくなっています。加えて、貧しい家庭の子どもたちは、肺炎の
主な原因となるはしかや百日咳の予防接種を受けていない傾向にあります。


早期の診断と治療、医療ケアへのアクセスが、肺炎から命を守ることにつながります。
よって、肺炎を削減させる戦略は、低所得のコミュニティに特化する必要があります。

肺炎ワクチンの使用の増加により、特に低所得の国々では、肺炎の減少を導きましたが、
国別でみても、接種率のばらつきが生じています。

チョプラ・プログラム長は「貧しい人とより裕福な人たちの間にある治療格差を狭める
ことは、肺炎という予防可能な死を減少させる上で、極めて重要です。肺炎の要因と
すでに確立されている解決法にいっそう焦点を絞ることで、子どもたちを肺炎から
守れるようになります」と述べました。

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