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第19回(2017年度)三木淳賞受賞作家新作展 齋藤茜写真展 「確かな断片」 を開催

PR TIMES / 2021年6月7日 18時41分

- 光り輝く存在感と共に成長する我が子の姿。子どもはやがて写真という記憶と出会う -

株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:北端 秀行、東京都港区)は、ニコンプラザ東京・大阪の写真展会場「THE GALLERY」にて、第19回(2017年度)三木淳賞受賞作家新作展 齋藤茜「確かな断片」を2021年6月22日(火)より開催いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/16573/388/resize/d16573-388-915332-1.jpg ]

●作家のコメント
毎日おむつを替え、おっぱいをあげた日々は、子どもの記憶に残らない。記憶とはなんて不思議な仕組みなのでしょうか。子どもが小さい頃、いつになったら手がかからなくなるのかと、人が育つことのあまりの途方もなさに愕然としながら、その不思議さに想いを巡らせました。
生まれたての赤ん坊の光り輝く存在感は、これまでの人生で見たことのないものとして、脳裏に焼き付いています。けれど、過去を悠長に振り返る間も無く、目の前の子どもとの時間はノンストップで進んでいきます。誰かと時間を共有し続けることの意味を、これほど感じたのは初めてでした。
物心つく前の自分というのは、どこか他人のような、不思議な距離感がある気がします。記憶がない頃の自分は、なぜか信用できるような感じがしました。自分の輪郭をくっきりさせてくれるお守りのような。これらの写真の未来はどうなるでしょうか。

【プロフィール】
[画像2: https://prtimes.jp/i/16573/388/resize/d16573-388-269255-0.png ]

齋藤茜(さいとう あかね)
1984年東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業。京都造形芸術大学在学中に、『たまに赤ちゃん、たまに老人』で第3回キヤノンフォトグラファーズセッションファイナリスト選出。2016年に『扉は外へつながっている』(新宿ニコンサロン、大阪ニコンサロン)を展示。同展示で第19回三木淳賞受賞。

●第19回(2017年度)三木淳賞受賞作家新作展 齋藤茜 「確かな断片」
会  場:ニコンプラザ東京THE GALLERY、ニコンプラザ大阪THE GALLERY
展示期間:
東京 2021年6月22日(火)~7月5日(月)
大阪 2021年7月22日(木)~8月4日(水)
開館時間:10時30分~18時30分※(日曜日休館/最終日は15時まで)
※状況により変更される場合がございます。最新情報につきましてはホームページをご確認ください。
https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/

●「THE GALLERY」について
「THE GALLERY」は2017年に東京・大阪に開設された写真文化の普及・向上を目的とする写真展示場です。ニコンの機材を用いて著名な写真家が制作した質の高い作品を展示する企画展の他、ニッコールクラブ会員展、写真団体展などを開催します。

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