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損保ジャパンとAI教習所、安心で安全な運転を支えるエコシステム「運転の人間ドック」構想の実現を目指して、共同研究を開始

PR TIMES / 2024年6月12日 17時15分

 損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:石川 耕治、以下「損保ジャパン」)とAI教習所株式会社(代表取締役社長:江上 喜朗、以下「AI教習所」)は、高齢ドライバーやペーパードライバーの増加、物流・運送業界におけるドライバー不足、移動弱者の増加といった、社会やライフスタイルの変化に起因する新たな交通問題に対応するため、データドリブンな運転評価に基づく新ソリューションの検討・開発および新サービスの構築を目的とした共同研究契約を締結しました。



1.背景
 昨今、高齢ドライバーによる交通事故の増加が社会問題となっています。2022年5月の道路交通法改正により運転技能検査が導入される等の法令対応は進められていますが、事故を未然に防ぐための具体的な取組みは不十分な状況にあります。
 また、高齢ドライバーに限らず、広く交通事故を防ぐためには、運転者が自身の運転に関する認知機能や運転技能の状態を把握し、機能維持や技術向上のトレーニングを行うことで、安全運転が可能な状態を維持していくことが重要となります。
 これらの課題を解決するため、自動運転技術とAIを活用して、より質の高い運転教育を目指すAI教習所と、テレマティクス技術を活用した安全運転支援サービスを展開する損保ジャパンは、共同研究契約を締結しました。両社が持つデータやノウハウを共有することで、ドライバーの安全運転を支援する、より精度の高い診断手法と行動変容へ繋がる効果的なトレーニング手法の開発を目指します。


2.研究内容
(1)本研究の内容と目的
 複合視点による運転評価に基づき、高齢者を含む個人や、物流・運送業界等の法人ドライバーの運転寿命延伸や安心・安全な運転ができる環境を構築することを目指す、「運転の人間ドック」構想の実現に向けた実証実験計画の策定・実行を共同で行います。また、エコシステムの一環として、医療などの関係者が連携し、運転者の健康状態や運転能力を総合的に評価し、適切なサポートやトレーニングを提供することで、安心で安全な運転継続を促す環境を形成することを目指します。

(2)本研究における両社の役割
[画像: https://prtimes.jp/i/78307/392/resize/d78307-392-29ec5d64e7b6904de4ac-0.png ]


3.今後の展開
 損保ジャパンとAI教習所は、今後さらなるパートナー連携を進め、さまざまなセンシング技術を活用して収集したデータを複合的に検証し、ドライバーの属性に応じた課題解決に取り組んでいきます。そうして蓄積されたリアルデータを利活用することで、個々のドライバーに合わせた、より精度の高い運転評価方法の開発と、その評価に基づいた効率的でパーソナライズ化されたトレーニングを提供し、安心で安全な運転継続を促すエコシステムの形成を目指します。

以上


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