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三菱重工 三原製作所の使用電力100%再エネ化に関する基本合意書の締結について ~両社初のオンサイト・オフサイト複合型によるグリーン電力等の供給~

PR TIMES / 2022年6月23日 19時40分

三菱重工業株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:泉澤 清次、以下「三菱重工」)と中国電力株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役社長執行役員:清水 希茂、以下「中国電力」)は、本日、2023年度末までに三菱重工三原製作所(以下、「三原製作所」)が使用する全ての電力を再生可能エネルギー由来のグリーン電力等に置き換えるための基本合意書を締結しましたのでお知らせします。



このたび両社が基本合意した取り組みでは、中国電力が三原製作所和田沖工場内に1万kW級の太陽光発電設備を新たに設置し、オンサイト型とオフサイト型のPPA(Power Purchase Agreement:電力販売契約)(注1)により三菱重工へグリーン電力等を供給します。和田沖工場内の太陽光発電設備が作り出した環境価値を用いて、糸崎・古浜工場を含む三原製作所全体の使用電力の全てを脱炭素化するスキームであり、両社にとって初の取り組みとなります。これにより、三原製作所が排出する二酸化炭素のうち年間約1万トンを削減することができます。

本スキームでは、和田沖工場敷地内の太陽光発電設備が発電した電力は、まずオンサイト型PPAで和田沖工場内において自家消費されます。和田沖工場内で自家消費しきれなかった余剰電力はオフサイト型PPAで電力系統を経由して糸崎・古浜工場に供給されます。

さらに三原製作所全体で消費しきれなかった余剰分は、三菱重工の他工場へ供給されます。他工場に供給される電力が有する環境価値を、中国電力が三原製作所の夜間需要等(注2)に供給する電力(注3)に割り当てることで、三原製作所が使用する電力の全てを和田沖工場由来の環境価値を用いたグリーン電力等に置き換えます。

三菱重工と中国電力は、本取り組みによる知見も活用しつつ、今後もカーボンニュートラルに向けたソリューションの開発・提案について協働を進めてまいります。

(注1)オンサイトPPAは、PPA事業者が所有する太陽光発電設備を自社の敷地や工場の屋根などに設置し、発電した電力を自社の敷地内で自家消費する方式です。オフサイトPPAは、自社の敷地で発電した電力を敷地外にある別の自社施設へ託送し、小売電気事業者が小売供給する方式です。
(注2)太陽光発電設備が発電しない時間帯の需要を指します。
(注3)和田沖工場内の発電設備以外の発電設備(中国電力が保有する再生可能エネルギー発電所など)で発電された電力を活用します。

【供給イメージ】
[画像: https://prtimes.jp/i/25611/393/resize/d25611-393-a91f4371d541dbf38fd3-0.jpg ]


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