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≪外国人労働者と一緒に働く実態とコミュニケーションの取り方について調査≫外国人労働者と就業経験がある人は60% 一緒に働いて良かったことは「日本以外の文化を知るきっかけになった」64%が最多

PR TIMES / 2018年1月24日 14時2分

 ディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:冨田英揮)は、自社で運営する総合求人情報サイト「はたらこねっと」(https://www.hatarako.net/)において、「はたらこねっとユーザーアンケート -外国人と一緒に働く実態とコミュニケーションの取り方について-」を実施しました。



 厚生労働省が発表した日本で働く外国人労働者数は1,083,769人(2016年10月末時点)、2015年同期比では175,873人(19.4%)増加し、4年連続で過去最高を更新いたしました。アンケートでは、はたらこねっと利用者を対象に、今後増加していく外国人労働者との働き方やコミュニケーションの際の参考となることを目的として、外国人労働者と一緒に働く実態や、スムーズなコミュニケーションの取り方について伺いました。


外国人と就業経験がある人は60%
外国人の国籍は上位から中国、韓国、フィリピン、アメリカと続く

 今まで外国人と一緒に働いた経験があるか尋ねたところ、1,523名のうち60%が「ある」と回答し(Q1)、一緒に働いたことがある外国人の国籍では、「中国」30%が最も多く、次いで「韓国」「フィリピン」「アメリカ」と続く結果となりました。(Q2)
また、外国人と一緒に働くことについては、「人材不足が緩和できる」、「異文化を知るきっかけになる」といった歓迎する声がありました。

Q1.今まで外国人と一緒に働いた経験はありますか?
[画像1: https://prtimes.jp/i/2302/395/resize/d2302-395-280071-0.jpg ]


Q2.一緒に働いたことのある外国人の国籍
[画像2: https://prtimes.jp/i/2302/395/resize/d2302-395-355781-1.jpg ]


外国人と一緒に働いたことで良かったことは、「日本以外の文化を知るきっかけになった」64%が最多
意見をはっきり言う姿や外国人のお客様対応で助けられたという声も

 外国人と一緒に働いて良かったこととして、「日本以外の文化を知るきっかけになった」64%が最も多く、次いで「交友関係が広がった」38%、「学ぶ意欲や働く意欲が触発された」36%と続きました。(Q3)その他、「人材不足が解消された」、「海外からのお客様への対応がスムーズにできた」など、外国人労働者からの直接的なメリットのみならず、職場がグローバルな環境となることで一緒に働く日本人にも良い影響を与えるなどの間接的なメリットも伺える結果となりました。
 また「海外からのお客様への対応がスムーズにできた」25%、「誰に対してもはっきりと意見を言ってくれた」23%という意見もあり、日本人同士では言いづらいこともしっかり意見を伝えて職場の風通しを良くすることや、海外からのお客様への対応をスムーズに行うなど、外国人労働者だからこそできるスキルやコミュニケーションの姿勢などを評価する意見もありました。

Q3.一緒に働いたことで良かったことは何ですか?
[画像3: https://prtimes.jp/i/2302/395/resize/d2302-395-298167-2.jpg ]



【はたらこねっとユーザーに聞いた外国人と一緒に働いて良かったことエピソード】
■意見をはっきり言う姿勢を見習いたい

物事をはっきり伝える事で仕事の効率が上がると感じました。(hbさん)
当たり前と思われることなどに新しい意見を聞くことが出来たり、業務の効率化につながることもありました。(テンテンさん)
職場環境の改善など、自分の要求をちゃんと伝えるところ。私にもそうした方が良いと促すところがすごいと思った。(山猫さん)

■自分の語学勉強や外国人のお客様対応時に助かった


一緒に働くことによって、自分自身が語学を覚えるきっかけになった。(kouchingさん)
取り引き相手と外国人の同僚の母国語が同じで、代わって対応してもらえたのがありがたかった。(Pinocchioさん)
海外出張の時に、海外文化にそった通訳をしてくれて、やって欲しい事を的確にに言ってくれました。(レオンミッキーさんさん)

■働く姿勢や人柄がステキだった


疲れているのに疲れを見せずに、黙々と一生懸命に働く姿が印象的でした。(そよ風さん)
向上心が高く勉強熱心で、自由な発想でいろんな面でこちらが勉強になった。(じじメタルさん)
とにかくポジティブでエネルギッシュに働く人だったので周りの人達も良い影響を受けた。(ゲルギエフさん)



外国人と一緒に働いて困ったことは、「意思疎通がスムーズにできなかった」35%
課題解決方法として、話し方の工夫や相互理解が必要

 外国人と一緒に働いて困ったこととして、「意思疎通がスムーズにできなかった」35%が最も多く、次いで「日本人よりも細かい指示や説明が必要だった」29%、「仕事に対しての価値観が違った」28%、「時間に対してルーズな場面があった」25%となり、価値観や文化の違いから発生する問題が上位に挙がりました。(Q4)
外国人と一緒に働く際に工夫したこととして、「ゆっくりと分かりやすい言葉で会話した」、「文化の違いをしっかり理解する」などが挙げられました。今後更に増えていく可能性が高い外国人労働者と共に働くために、国籍を超えたコミュニケーションや文化の相互理解などが必要となる回答となりました。

Q4.一緒に働いたことで困ったことは何ですか?
[画像4: https://prtimes.jp/i/2302/395/resize/d2302-395-137975-3.jpg ]


【はたらこねっとユーザーに聞いた外国人と一緒に働いて困ったことエピソード】
■言葉の壁がありスムーズなコミュニケーションが取れない

注意したくても言葉や意味を伝えるのが難しかった。(コロッケ助さん)
日本独特の繊細な表現(色やニュアンス)が全く理解されず、伝えるのに苦労した。(ひろみちさん)

■価値観や文化の違いから起こるトラブル


日本人特有の建前が通じず、気持ちを伝えるのに苦労した。(kanaさん)
時間のルールもあまり守られなかった。改めて、「始業時刻が決まっているので間に合うように来て下さい」などの説明をした。(ミカさん)
五分の遅刻でも大したことではないと周囲を困らせたことがあった。(エンエンさん)



【外国人と一緒に働く際に、工夫したコミニュケーションの取り方】
■分かりやすい言葉や話し方で会話する

ゆっくり話しながら実際にやって見せて説明。理解しているかを実際にやってもらって確認。(シンさん)
分かりやすい言葉に置き換えて説明したり、ジェスチャーを交えてコミュニケーションをはかった。(みけにゃんずさん)
なるべく正しい日本語を使うことを意識した。わからない言葉は、後から辞書で調べるなどしてお互い理解し合うようにした。(uuunaineさん)
ゆっくり話す、自国の話も積極的に聞き理解を示した。(がりばーさん)

■文化の違いをしっかり理解する


日本人ももっと受け入れる国の文化や価値観の違いを学ばなければならないと思います。(ミカさん)
相手の国の時事ネタをチェックしておいて話のネタにするなど。あとは、文化の違いでパワハラやセクハラに取られる場合があるので安易に冗談を言うのはダメだと思った。(エンエンさん)



「はたらこねっと」では、調査詳細とユーザーの声を公開しています
 上記の他にも寄せられたコメントなどをご紹介しています。
▼「はたらこねっとユーザーアンケート –外国人と一緒に働く実態・コミュニケーションの取り方」について–」
http://www.hatarako.net/contents/enquete/result/201801/
・実施機関:ディップ株式会社
・調査対象:はたらこねっとユーザー
・実施時期:2017年9月10日(日)~2017年10月9日(月)
・調査手法:インターネット調査
・有効回答数:1,523名

当調査結果を引用・転載される際は、
出典(「はたらこねっとユーザーアンケート –外国人と一緒に働く実態とコミュニケーションの取り方について– https://www.hatarako.net/」)の表記をお願いいたします。
※インターネットメディアへご掲載いただく場合、はたらこねっと TOP ページ(https://www.hatarako.net/)または、 アンケート調査結果ページ(https://www.hatarako.net/contents/enquete/result/201801/)のURL を記載頂けますと幸いです。



「はたらこねっと」の特徴
 「はたらこねっと」(https://www.hatarako.net/)は、日本最大級の社員・派遣・パートの求人情報サイトです。幅広い「雇用形態」・「勤務地」・「職種」・「こだわり」など、充実した検索条件からお仕事を探す事ができます。

ディップ株式会社 概要
 ディップ株式会社(https://www.dip-net.co.jp)は、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」、総合求人情報サイト「はたらこねっと」、看護師人材紹介サービス「ナースではたらこ」を通じ、求職者と求人企業双方にとって利便性の高いサービスを提供することで社会を改善する存在となる事を目指しています。2004年5月東証マザーズ上場、2013年12月東証一部上場。2017年2月期売上高331億円。

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