IBM、アドビとのパートナーシップを拡大し、生成AIを活用したコンテンツ・サプライチェーン・ソリューションを提供
PR TIMES / 2023年7月14日 16時40分
【ニューヨーク州アーモンク 、フランス カンヌ- 2023年6月19日(現地時間)発】
IBMは、アドビとの長年のパートナーシップを拡大し、Adobe Sensei GenAIサービスやクリエイティブな生成AI であるAdobe Firefly(現在はベータ版のみ)などの次世代AIやアドビのクリエイティブ生成AIモデルの導入を通じて、アドビ 製品群におけるコンテンツ・サプライチェーンの加速を支援していくと発表しました。
IBMコンサルティングは、数十年にわたり培ったAIの知見を元に、複雑な生成AIを巧みに使いこなせるよう、イノベーション、テクノロジー、デザインを結集して顧客との対話をデジタルに作り変えるため、新たなアドビ・コンサルティング・サービス群を発表します。パートナー企業は、アドビのAIにより加速するコンテンツ・サプライチェーン・ソリューション( https://business.adobe.com/products/workfront-aem-assets-cc.html )とIBMコンサルティング・サービスを活用し、お客様のデザインおよびクリエイティブ・プロジェクト全体で、コラボレーションの促進、創造性の最適化、スピードアップ、タスクの自動化、関係者の可視性の強化を実現する統合コンテンツ・サプライチェーン・エコシステムの構築を支援します。
アドビの顧客企業は、21,000人のデータやAI、エクスペリエンスのコンサルタントを含むIBMコンサルティングのさまざまな領域の専門家により、当面は画像やテキスト効果の生成に焦点を当てた「Firefly」や、アドビの企業アプリケーションに組み込まれ、マーケティング・ワークフローを簡素化して生産性を高めることができるマーケターのためのコ・パイロット「Sensei GenAI サービス」などのデザインやコンテンツ制作プロセスにおける生成型AIモデルを効果的に導入できるようになります。
IBMコンサルティングのIBM iX Customer & Experience Transformationのグローバル・マネージング・パートナー、マット・キャンディ (Matt Candy)は、「成長を促進し、生産性を向上させるために、シームレスで高度にパーソナライズされた顧客体験を創造するために、より多くのブランドが生成AIの活用に取り組み始めているため、AI導入の機運が驚くほど高まっています」と述べています。「アドビとの戦略的パートナーシップを拡大することで、適切なガードレールを確立しながら、AIが信頼と透明性の原則に基づいて構築されることでブランドの一貫性と整合性を促進するように、マーケターはより効果的にAIを備えた体験をデザインできます」
イノベーションの創出
新たなサービスは、IBMがこれまで取り組んできたマーケティング・トランスフォーメーション( https://www.ibm.com/jp-ja/case-studies/ibm-marketing )に基づいています。IBMは、アドビのマーケティング・チームの業務管理の改善を支援しています( https://business.adobe.com/blog/the-latest/adobe-leverages-ibm-consulting-to-transform-enterprise-work-management )。20年以上にわたる両社の協業を軸に、IBMとアドビは、アドビによるRed Hat Open Shift、IBMの AI、Sterlingソフトウェアの導入など、テクノロジーとサービスにおいて戦略的パートナーシップを築いています。また、IBMコンサルティングは、アドビのプラチナ・パートナーとして認定されています( https://solutionpartners.adobe.com/s/directory/detail/ibm#expertise )。
アドビのデジタル・エクスペリエンス・ビジネス担当バイスプレジデントであるジャスティン・メリケル氏は、「IBMとのパートナーシップを拡大し、ブランドがよりパーソナライズされた体験を顧客に提供できるようになることを楽しみにしています」と述べています。「アドビのAIにより加速するコンテンツ・サプライチェーン・ソリューションとIBMの人間中心のエクスペリエンス・デザインを組み合わせることで、企業は、導入を加速し、より良いビジネス判断を促すことで、社員や顧客の満足を高め、まったく新しいレベルのコンテンツ制作の可能性を引き出すことができます」
IBMコンサルティングのAIケイパビリティー
IBMコンサルティングはこのほど、AIエキスパートを擁するCenter of Excellence for generative AI設立( https://jp.newsroom.ibm.com/2023-06-02-ibm-consulting-unveils-center-of-excellence-for-generative-ai )を発表しました。このセンターは、生成AIに特化した専門知識を持つ1,000人以上のコンサルタントを有し、アドビ、IBM、その他のエコシステム・パートナーのテクノロジーを含むエンタープライズ向けAIによって、顧客のビジネス変革を加速させるための支援を行います。
このセンター・オブ・エクセレンス (CoE)は、IBMコンサルティングの既存のグローバルAIおよびオートメーション・プラクティスと並ぶもので、4万件以上の企業と協業してきました。IBM Garage for Generative AIのような実績ある手法を活用し、IBMのコンサルタントが包括的かつ協力的な手法を適用して、生成AIの基盤モデルという新しいカテゴリーにおけるイノベーションを迅速に進めることができるよう支援します。これには、迅速なユースケースのアイデア出しと優先順位付け、アーキテクチャーとトレーニングを選択するためのオープンでマルチなモデル・アプローチ、独自のビジネス・ニーズに対するモデルの微調整(ファイン・チューニング)とスケーリングが含まれます。
戦略、エクスペリエンス・デザイン、テクノロジー、オペレーションにまたがる業界の深い専門知識を持つIBMコンサルティング( https://www.ibm.com/consulting ) は、ビジネス変革のカタリスト(触媒)として、世界の革新的で価値のある3,000社を超える企業の信頼できるパートナーです。16万人のコンサルタントがオープンな働き方を実践し、多様な声、経験、ハイブリッドクラウドやAIなどのテクノロジーを結集して、ビジネス・トランスフォーメーションを加速しています。IBMの実績ある共創手法であるIBM Garageに支えられ、テクノロジー・リーダーの永続的なエコシステムとともにイノベーションにスピードとスケールをもたらし、世界で最も複雑な課題に対するソリューションを提供します。
IBMの将来の方向性や意図に関する記述は、予告なく変更または撤回されることがあり、目標や目的を表すものに過ぎません。
IBMについて
IBMは、世界をリードするハイブリッドクラウドとAI、およびコンサルティング・サービスを提供しています。世界175カ国以上のお客様の、データからの洞察の活用、ビジネス・プロセス効率化、コスト削減、そして業界における競争力向上を支援しています。金融サービス、通信、ヘルスケアなどの重要な社会インフラ領域における4,000以上の政府機関や企業が、IBMのハイブリッドクラウド・プラットフォームとRed Hat OpenShiftによって、迅速に、効率良く、かつセキュアにデジタル変革を推進しています。 IBMは、AI、量子コンピューティング、業界別のクラウド・ソリューションおよびコンサルティング・サービスなどの画期的なイノベーションを通じて、オープンで柔軟な選択肢をお客様に提供します。 これらはすべて、信頼性、透明性、責任、包括性、ならびにサービスに対するIBMのコミットメントに裏付けられています。詳細は、 http://www.ibm.com/ をご覧ください。
当報道資料は、2023年6月19日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文はこちらを参照ください。 https://newsroom.ibm.com/2023-06-19-IBM-Expands-Partnership-with-Adobe-To-Deliver-Content-Supply-Chain-Solution-Using-Generative-AI
IBM、IBM ロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、 https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US) をご覧ください。
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