「第1回 幼児期の家庭教育調査・縦断調査(3歳児~4歳児)」 3歳児期の「生活習慣」や保護者の「子どもの意欲を尊重する」態度が、 4歳児期の「学びの基礎」につながる

PR TIMES / 2014年1月17日 15時47分

~同一の子どもについて4年間にわたる変化をとらえる追跡調査結果・第1弾~



 株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、以下ベネッセ)の社内シンクタンク「ベネッセ教育総合研究所・次世代育成研究室」では、子どもをもつ母親1,460名を対象に、2013年1月に「第1回 幼児期の家庭教育調査・縦断調査」を実施しました。この調査は、3歳児期から小学1年生までの4年間にわたり、幼児期から小学校に入る期間の生活や意識の変化をとらえることを目的に、同一の子どもについて継続して調査を行うものです。今回は3歳児から4歳児の期間の調査を実施しました。
 「幼児教育」は、家庭と幼稚園・保育園の双方で担われるものです。3歳児期は幼児期の始まりの時期として集団での活動に取り組む、4歳児期は幼児教育の充実をはかる、5歳児期は幼児期の仕上げと小学校入学を見据えた活動を行うという位置付けにあります。
 小学校での生活を考える際には5歳児期が注目されますが、調査結果からは3歳児から4歳児にかけての育ちの特徴や保護者の関わりが、それ以降の成長にとって大切な時期であることが明らかになりました。

<幼児期に必要な準備について>
 国際的に幼児教育への関心が高まる中、小学校以降の学習の基盤として、自立した生活習慣や、物事への集中力、人と協力して物事に取り組む力が重要視されています。本調査では、小学校入学以降の学習や生活に適応するために求められる幼児期の学びとして、以下の3つの軸を設定して調査を行いました。

 1.「生活習慣」= トイレ、食事、あいさつ、片づけなど生活していくために必要な習慣
 2.「学びに向かう力」= 自分の気持ちを言う、相手の意見を聞く、物事に挑戦しようとする等、自己主張・自己抑制・協調性・が  んばる力・好奇心に関係する力
 3.「文字・数・思考」= 文字や数の読み書き、順序の理解など、幼児期から小学校段階での学習に関係する力


主な調査結果は以下の通りです。

1. 3歳から4歳の時期にかけて、「学びに向かう力」としての「自己抑制」「協調性」「がんばる力」が、大きく発達していく傾向が見られた。
 ≪自己抑制≫
  ●自分がやりたいと思っても、人の嫌がることはがまんできる」3歳児期71.3%→4歳児期79.9%
  ●「ルールを守りながら遊べる」3歳児期88.6%→4歳児期93.3%
 ≪協調性≫
  ●「遊びなどで友だちと協力することができる」3歳児期88.5%→4歳児期94.0%
  ●「友だちとけんかをしても、あやまるなどして仲直りができる」3歳児期83.5%→4歳児期89.2%
 ≪がんばる力≫
  ●「物事をあきらめずに、挑戦することができる」3歳児期58.1%→4歳児期62.9%
  ●「自分でしたいことがうまくいかないときでも、工夫して達成しようとすることができる」3歳児期56.9%→4歳児期65.2%

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