おすすめしたい手塚治虫の漫画ランキング【100人へのアンケート調査】
PR TIMES / 2024年10月25日 14時45分
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エンタメ情報Webマガジン「TVマガ」(https://saru.co.jp/tvmaga/)を運営する株式会社WonderSpaceは、漫画に関するWeb調査を行いました。その結果を公開いたします。
日本を代表する漫画家・手塚治虫。1946年のデビューから1989年で絶筆するまで数多くのマンガを生み出しました。作品はアニメ化だけでなく、最近でも実写ドラマ・映画化されており、国内外で愛され続けています。
この記事では、「おすすめしたい手塚治虫の漫画」について100人にアンケートを実施した結果を、選んだ理由とともにランキング形式で発表します。
1位:ブラック・ジャック
第1位は「ブラック・ジャック」。医学博士であり、医者の免許を持っていた手塚治虫後期の代表作。神業的な腕を持ち、法外な治療費を請求する悪名高い無免許外科医ブラック・ジャックが主人公。医者たちに見放された難病や治療不可能な病を抱える患者たちが最後の望みを託して訪れる。時には患者の事情によっては治療費を受け取らないときもあるなど情に深い部分も人気です。
選んだ理由
「自分で自分を手術したり、20億円で病院ごと買収したりするなど、突拍子もない話も多いですが、ぐいぐい引き込まれます。 とにかく面白いし読みやすいです。命をテーマにしているのに、ここまでスラスラ読めてしまう漫画を他に知りません」(Y)
「話の大まかな筋はシンプルですが、現代にも通ずる深い社会問題が絡んでおり、読み応えがあります。医学に関するパートが、ちゃんとした知識に裏打ちされており、読んでいて胡散臭い感じがしません」(はる)
「オペのシーンがメチャクチャかっこいいし、ブラックシーンのブラックヒーローな感じが好きすぎる。悪党にはとことん冷たくて、そして、お金第一と言っておきながらなんやかんや弱い人を助けようとするところが素晴らしいです」(どらちゃん。)
2位:火の鳥
第2位は「火の鳥」。その生き血を飲むと不老不死の力を得るとされる超生命体・火の鳥が登場する人類の叙事詩。古代時代を描く『黎明編』から35世紀の地球生命の終焉を描く『未来編』までを綴る手塚治虫のライフワーク的連作シリーズ。『未来編』の結末で地球にふたたび生命が生まれて『黎明編』につながる内容となっています。
選んだ理由
「小学校の図書館においてある位なので子供でも読めるが、テーマが歴史、未来、戦争、輪廻転生などとても深い。深いのにそのあたりの知識がなくても頭にすっと入ってきて物語に集中できるところが魅力だと思ったから。個人的には特に未来編のラストの結末に驚いた」(そる)
「「火の鳥」を選んだ理由は、手塚治虫の独特な世界観と深いテーマ性が堪能できるからです。人間の生と死、再生のサイクルを通じて、哲学的な問いかけがなされており、読者に強いメッセージを届けます。美しい画風と緻密なストーリー展開も魅力的で、手塚作品の中でも特に印象に残る作品だからです」(kerpen)
3位:鉄腕アトム
第3位は「鉄腕アトム」。手塚治虫の代表作のひとつ。21世紀の未来を舞台に、10万馬力のロボット少年・アトムが活躍するSFヒーローマンガ。ロボットにも人権が認められた世界でアトムが悪人や怪物ロボット、宇宙からの侵略者などから人々を守るため立ち向かっていく姿を描きました。
選んだ理由
「ロボットを通じて人間模様を描いていて愛と勇気と感動が個人差はありますが、分かりやすく訴えているストーリーになっていると思います。老若男女問わず幅広い人にお勧め出来る作品だと思いました」(かずっしー)
「未来の世界で活躍するロボットのアトムが、たくさんの人のしあわせのために平和な世界を作り守るための努力を続ける姿に感動できる作品で、描かれている未来の世界もまた見るに値する素晴らしいものなので選びました」(ニッキィママ)
4位:アドルフに告ぐ
第4位は「アドルフに告ぐ」。第二次世界大戦当時の日本とドイツを舞台に、アドルフという名前をもつ3人の男を通して描く歴史大河ロマン。ユダヤ人を弾圧・虐殺した独裁者アドルフ・ヒットラーにユダヤ人の血が流れているという設定でつづるフィクション。彼にまつわる秘密文書に関わった人々の愛憎劇を実在の人物、地名などをちりばめて描きました。
選んだ理由
「『アドルフに告ぐ』は、戦争や人種差別を背景にしつつ、3人のアドルフがどう運命に巻き込まれていくか描いていて、めちゃくちゃ引き込まれます。歴史やサスペンスが絡んでいて、ただの戦争物じゃなく、かなり深い人間ドラマも味わえるんです。個人的には、物語が進むにつれて感情が揺さぶられっぱなしでした。シリアスだけど、手塚治虫らしい哲学的な要素もあっておすすめです!」(ヒロジマ)
「圧倒的な描き込みによる迫力のある絵と重厚なストーリーが大きな魅力となっており、若い頃から何回も読み直しています。そのたびに気づきや新たな発見があり、何度読んでも飽きません」(鼻かっぱ)
5位:ジャングル大帝
第5位は「ジャングル大帝」。手塚治虫初期の作品。ジャングルの王・白いライオンのパンジャの子供であるレオが主人公。両親を亡くし、人間に育てられたレオがジャングルに戻り、弱い動物たちを守る動物王国を築いていく物語。かわいいレオが子どもたちにも親しみやすく、幼年向けのバージョン「レオちゃん」なども描かれました。
選んだ理由
「暗黒大陸アフリカのジャングルの近代化をめぐる主人公レオの内心の葛藤が民族主義と近代主義の両方へ不信感を向けたもので社会問題を考えることができる。またプロ野球球団「西武ライオンズ」のマスコットに本作のキャラクターが採用されている」(エンジョイライフ)
「子どもの頃テレビでいつも見ていました。私は手塚先生の漫画をいつも楽しくみていました。その他の作品も素晴らしく、絵のタッチが素晴らしくて、ストーリーも漫画に出てくるキャラクターも全て大好きでした。特にジャングル大帝レオはいつも夢中になって見ていました。いつか手塚先生のような漫画家になりたいと思っていました」(ベーハン)
5位:リボンの騎士
第5位は「リボンの騎士」。日本のストーリー少女漫画の第1号。1953年に少女クラブ版連載され、その後3度にわたってリメイクされた作品。男の子と女の子ふたつの心を持ったサファイア姫がリボンの騎士として活躍するファンタジー。兵庫県で少年時代を過ごした手塚治虫が宝塚歌劇の雰囲気をマンガに持ち込んだ作品です。
選んだ理由
「幼少期には斬新に感じることもありましたが、どんどん多様性の時代になってきているので、改めて見ると気付かされることがたくさんある気がします。イラストやキャラも可愛く、サファイアが美しい」(ななぼう)
「幼い頃から家にありよく読んでいた。サファイアの可愛らしさ、カッコよさには憧れたし、何よりキャラクターデザインがとても好き。手塚治虫の描く少女漫画にハラハラドキドキして大好きだった」(サイトウ)
5位:奇子
第5位は「奇子」。青森県の架空の村の大地主の衰亡と日本が初めて体験した敗戦と復興の狭間で起こったさまざまなひずみをリアルに描いた社会派作品。戦争直後の日本で起こった労働闘争とGHQの陰謀による事件を絡ませています。主人公は大地主の末娘・奇子(あやこ)。実は大地主の家長が長男の嫁に産ませた不義の子で家名を汚す事件を知ってしまっい、口封じのため土蔵に幽閉されてしまいます。
選んだ理由
「美しく純粋な奇子の生い立ちがあまりにも残酷で可哀想なストーリーですが、奇子が自分ひとりで歩いていくラストが清々しくて救われたので選びました。ほんの少し昔、世間体を考えて、家ぐるみでこんなひどい事をすることもあったのかな、それともフィクションなのかなと思いますが、どちらにしても衝撃的でした」(ドラマ好き)
「鉄腕アトムやリボンの騎士のような漫画と違って、暗く鬱屈した怪しい雰囲気とエロティシズムが魅力の漫画だから。戦後の地方の閉鎖的な空気感や人間の欲望からくるしがらみまみれの息苦しいほどの人間関係の中で展開する話が、独特の不健全だけれども人間の欲望をまっすぐ見つめた作品になっていて惹きつけられる」(さといも)
8位以下
8位:MW
8位:どろろ
8位:ブッダ
8位:三つ目がとおる
8位:陽だまりの樹
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【調査概要】
・調査期間:2024年9月27日~10月17日
・調査機関:自社調査
・調査対象:18歳以上の男女(性別回答しないを含む)
・有効回答数:100名
・調査方法:Webサイト
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