MHIENGの海外3プロジェクトが「エンジニアリング功労者賞」を受賞 エンジニアリング協会主催の同賞において、国際協力、産業発展への貢献面で高評価
PR TIMES / 2022年7月20日 17時15分
◆ エンジニアリング産業の発展に著しく寄与した企業として化学プラント・交通システム案件での受賞
◆ 海外のエンジニアリング活動、エンジニアリング産業における技術力向上や新分野開拓でソリューションを提供
三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング株式会社(MHIENG、社長:寺沢 賢二、本社:横浜市西区)は、一般財団法人エンジニアリング協会(東京都港区、理事長:山東 理二氏)が主催する「2022年度エンジニアリング功労者賞」において、多数の推薦案件の中から海外プロジェクトの3案件で表彰を受けました。19日には東京都港区の第一ホテル東京で表彰式が行われ、各案件の代表者に表彰状が授与されました。
この賞は、エンジニアリング産業に関与し、その活動を通じエンジニアリング産業の発展に著しく貢献したグループ(チーム)および個人を表彰するもので、MHIENGは、海外におけるエンジニアリング活動を通じた「国際貢献」で2案件、エンジニアリング産業における技術力の向上や新分野の開拓等の「エンジニアリング振興」で1案件を受賞しました。
<MHIENG受賞案件の概要>
マニラ都市圏MRT3号線メンテナンス&システム改修プロジェクトチーム(国際貢献)
システム稼働率の低下に悩むフィリピン政府の要請を受ける形で、老朽鉄道システムの改修およびメンテナンス業務を、住友商事株式会社と三菱重工グループ(MHIENGおよび三菱重工交通・建設エンジニアリング、TESフィリピン)が請け負ったプロジェクトです。改修工事においては、老朽化した車両や電力、信号、通信設備の改修、軌道のレール交換などについて、通常運行を妨げることなく契約納期内に実施し、マニラ市民の生活の大動脈であるMRT3号線を復旧し、安全で快適な市民生活の実現に貢献しました。また、改修工事というハード輸出のみならず、その後のメンテナンス業務を引き受けることで、完工後のシステムの信頼性を高めるソフトインフラ輸出という新たな国際貢献の取り組みとなりました。
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ウズベキスタン肥料プラントプロジェクトチーム(国際貢献)
ウズベキスタン中央部の都市ナヴォイに新設した大規模アンモニア・尿素肥料製造プラントのEPCプロジェクトであり、三菱商事株式会社をコンソーシアムパートナーとし、MHIENGがプラントの設計・調達・建設・試運転を手掛けました。本プロジェクトは、日本企業としてウズベキスタンで初となる大型EPCプロジェクトであり、世界で2ヵ国しかない二重内陸国であることによるプラント機器輸送の制約もある難易度の高いプロジェクトでした。エネルギー消費量を約50%に低減した低環境負荷の最新技術を採用した肥料プラントの納入を通じ、同国の経済と化学産業の発展に大きく寄与しました。
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大規模ポリエチレンプラント建設プロジェクトチーム(エンジニアリング振興)
本プロジェクトでは、ポリエチレンプラントを米国・テキサス州で新設するに当たり、Zachry Groupをコンソーシアムパートナーに、三菱重工グループが設計、調達、モジュール建設を担当しました。本プロジェクトは、コスト最適化、現地工事のリスクの最小化を目的に、世界最大級のポリエチレン製造設備としては世界で初めてフルモジュール化(第三国でプラントを低コストで組み立て、最終立地国へ輸送して据付ける工法)を採用し、無事完工しました。モジュール工法においても、同規模のプロジェクト工期実績と比較して納期を大幅に短縮でき、また、全プロジェクト期間において無事故・無災害を達成し、客先から高い評価を得ました。
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MHIENGは、今回の受賞を弾みに、豊富な経験により培われた最先端の環境技術力、プロジェクトマネジメント力をさらに磨き、世界各地の経済発展、交通利便性の向上といった地域課題への対応と解決策を提供するとともに、エンジニアリング力を発揮することで三菱重工グループが目指すカーボンニュートラル社会の実現に向け貢献していきます。
■三菱重工業株式会社
ウェブサイト:https://www.mhi.com/jp/
オンラインマガジン「SPECTRA」(日本語):https://spectra.mhi.com/jp
公式Twitter:@MHI_GroupJP
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