TIS、SaaS型EDIサービス『TEDIOS-II』に「インターネットに対応した全銀TCP/IP手順」のオプションを追加
PR TIMES / 2018年5月24日 13時1分
~ 固定電話網を利用した従来型EDIの代替え手段を提供 ~
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、SaaS型EDI (Electronic Data Interchange)サービス『TEDIOS-II(TIS EDI Ondemand Service Ver.2 by ACMS Apex)』に、2018年6月1日から「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」※1に準拠した「インターネットに対応した全銀TCP/IP手順」のオプションを追加することを発表します。
現在もEDIの通信インフラとして固定電話網が多く利用されていますが、2017年10月17日に東日本電信電話株式会社・西日本電信電話株式会社より、「固定電話のIP網移行後のサービス及び移行スケジュールについて」※2が公表されました。これにより2024年1月から固定電話網を利用した従来型のEDIが行えなくなり、金融業、製造業、流通業などでインターネットEDI等への代替え手段への移行が課題となっています。
そこで、TISでは『TEDIOS-II』に「インターネットに対応した全銀TCP/IP手順」のオプションを追加します。
また、より安全にインターネットEDI対応を実現するためにTISインテックグループの株式会社インテックが販売する「EINS/PKI+」(パブリックWebサーバ証明書、およびプライベートクライアント証明書)もオプションメニューとして提供します。
<『TEDIOS-II』の提供サービスイメージ>
[画像: https://prtimes.jp/i/11650/417/resize/d11650-417-860432-0.jpg ]
TISでは、一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)が作成した「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)に準拠した利用ガイドライン」に沿ってJISA会員企業内で実施した相互接続試験に参加し、『TEDIOS-II』が当該各社のEDIパッケージ・EDIサービスと相互接続することを確認しました※3。そのため、接続先が様々なパッケージ・サービスを利用している場合にもスムーズな移行を実現できます。
TISは、従来型のEDIを利用する企業向けに『TEDIOS-II』を提供していき、2024年までに50社の導入を目指します。
※1:https://www.zenginkyo.or.jp/abstract/efforts/system/protocol/(全銀協)
※2:https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20171017_01.html(NTT東日本)
:https://www.ntt-west.co.jp/news/1710/171017a.html(NTT西日本)
※3:https://www.jisa.or.jp/it_info/engineering/tabid/2518/Default.aspx(JISA)
今回の対応について、株式会社データ・アプリケーションの代表取締役社長執行役員 武田 好修氏は次のように述べています。
「TISが提供する「ACMS Apex」を基盤にしたSaaS型EDIサービス『TEDIOS-II』に「インターネットに対応した全銀TCP/IP手順」のオプションを追加されたことを大変嬉しく思います。「ACMS Apex」を最大限に活用いただいて、お客様のスムーズなインターネットEDIへの移行を支援される企業として、EDIにおける2024年問題解決に向けての先導役となられることに大変期待しております」
■『TEDIOS-II』について
『TEDIOS-II』は、EDIパッケージ市場において高いシェアを誇る株式会社データ・アプリケーションの「ACMSシリーズ」の最上位モデル「ACMS Apex」を採用し、高可用性・高セキュリティ・高性能という基本性能を誇るSaaS型EDIサービスです。インターネットEDIやギガサイズのファイル転送という最新トレンドに対応し、利用するCPU・メモリ・ディスク・回線などのリソースに応じた定額料金制で提供しています。
<提供価格>
・初期費用:200万円~(税別)
・月額利用料:45万円~(税別)
※初期費用、月額利用料とも、システム構成、利用オプションにより変動します。
『TEDIOS-II』の詳細は以下URLをご参照下さい。
https://www.tis.jp/service_solution/edi_saas/
■「EINS/PKI+」について
株式会社インテックが提供する電子証明書発行サービス「EINS/PKI+」はインターネットEDIにおける「接続先(元)の相互認証」、「通信メッセージへの署名・暗号化」を可能にする、パブリックWebサーバ証明書とプライベートクライアント証明書を発行いたします。詳細は以下のURLをご参照下さい。
<パブリックWebサーバ証明書>
https://www.einspki.jp/services/services_public
<プライベートクライアント証明書>
https://www.einspki.jp/services/services_forsmadev
■「ACMS Apex」について
株式会社データ・アプリケーションが提供する「ACMS Apex」は、既存のアプリケーション資産を生かしつつ単一のソフトウェアで、今までにないセキュアかつ可用性の高いデータ連携基盤を実現します。 さらに、用途に合わせて柔軟に機能を組み合わせることで、戦略的にデータ活用の仕組みを容易に構築できます。「ACMS Apex」は、ACMS シリーズの「最上位」モデルとして豊富な機能を備えた、ビジネスの変化に強く、新たなイノベーションを生み出す新しいコンセプトのエンタープライズ・データ連携基盤です。詳細は以下をご参照ください。http://www.dal.co.jp/products/di/apex/outline.html
TIS株式会社について
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
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