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中国に対する石炭採掘・保安に関する技術移転事業成果交流会

PR TIMES / 2018年12月4日 15時40分

~中国の炭鉱保安の向上、石炭技術者の育成に貢献~

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、11月15日(木)、中華人民共和国において、日中石炭安全技術研修協力事業成果交流会を開催しました。



 本技術移転事業は、産炭国の保安監督者、炭鉱管理者および炭鉱技術者を対象に、日本の石炭採掘・保安技術を移転することで、我が国への安定的な石炭供給の確保を目的に実施しているものです。

 今般、JOGMECが本事業を実施してきた7年間の中国における研修成果を日中双方の関係者間で共有することを目的として、JOGMECおよび本事業の中国側カウンターパートである応急管理部国際交流合作センター(NCICS)の共催により、11月15日(木)、雲南省昆明市にて、日中石炭安全技術研修協力事業成果交流会を開催しました。本年は、日中平和友好条約締結40周年の記念すべき年でもあることから、我が国外務省(日中国交正常化45周年・日中平和友好条約締結40周年交流促進実行委員会)に対し、本事業を記念事業として認定登録し、両国の友好関係の強化と国民理解の促進に果たした役割につき両国政府にアピールするとともに、成果交流会でも日中交流のシンボル・ロゴ「心(ハート)」を活用し、日中平和友好記念ムードの醸成にも貢献しました。

 成果交流会には、日本側からJOGMECおよび事業実施者である釧路コールマインの関係者、中国側から共催者であるNCICSの他、同機関の監督官庁である応急管理部煤鉱安全監察局および地方煤鉱安全監察局の代表者等、総勢57名の関係者が集いました。
 成果交流会では、研修生を日本に派遣した経験を有する中国煤鉱安全監察局5機関及び炭鉱企業2社の計7組織から各1名が研修生代表として、研修成果について発表しました。成果発表を行った研修生代表全員が、研修を通じて、日本の「安全第一、生産第二」、「ゼロ災害」、「自主保安」、「指差呼唱」などの優れた管理方法を習得したことが重要な成果であることに言及し、これらの保安理念を職場で活用するとともに、各組織に適した保安理念の構築や保安活動に応用し、現場での保安生産に役立てている旨の発表がなされました。更に、日本において、採掘、ガス抜き、監視等の機械化・自動化によっても、事故削減が促進されたことを参考に、組織内での技術レベルの向上及びシステム自動化に向けた取り組みが紹介されるなど、本事業で得られた成果に対して、非常に高い評価が寄せられました。

 JOGMECは今後も本事業を通じて、産炭国の石炭坑内採掘・保安技術の向上に貢献するとともに、我が国への安定的な石炭資源の供給確保に努めてまいります。

■日中石炭安全技術研修協力事業成果交流会の様子
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→全文を読む
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000288.html?mid=pr_181204

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