ホテルのアートギャラリーにて作家・彌永 ゆり子の個展を開催 「質感がない」が面白い、デジタルならではの質感表現を追求
PR TIMES / 2024年5月31日 16時40分
6月1日(土)~6月26日(水) 入場無料
京阪グループのフラッグシップホテル「THE THOUSAND KYOTO (ザ・サウザンド京都)」(京都市下京区・総支配人:櫻井 美和)は、ホテル館内のアートギャラリーにて作家・彌永 ゆり子(いやなが ゆりこ)氏の個展を6月1日(土)より開催いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83761/436/83761-436-8884a4fd6d3cdbf4fc653456d91a4472-1512x718.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左:(c)冨田亮平/Ryohei Tomita 右下:(c)ARTISTS’ FAIR KYOTO photo by Yasuyo Takahashi, Haruka Oka, Akane Shira
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彌永氏は、幼少期から慣れ親しむ「デジタルで描いた絵」にしかない質感に注目。
「質感がないこと」や「ピクセルという単位」が特色である、デジタルならではの絵画表現を追求しています。『近年は、さまざまなことがインターネットなしでは成立しない今日において、自身がどのようなイメージを選び取り、どのようなものを選んで、作品とそれを取り巻く空間を作り上げていくのかに興味を持ち制作をしています。』と語る彌永氏。
この度は、モニターに映し出されるデジタルデータの映像と物質的な素材をコラージュして生まれる、質感や質量のコントラストが楽しい新作「PLAY GROUND」や、壁面に対となった掛け軸状の新作などを展示予定です。会期中は入場無料でご覧いただけます。
THE THOUSAND KYOTOは、人にも、社会にも、未来にも心地よい感動体験をお届けする「サステナブル・コンフォート・ホテル」として、京都の文化・芸術活動を応援しています。
※画像は彌永氏の過去の作品です。この度は新作を中心に別の作品を展示いたします。
彌永 ゆり子 個展 「PLAY GROUND」概要
開催期間:2024年6月1日(土)~6月26日(水)
場所:THE THOUSAND KYOTO 1階 アートギャラリー
料金:無料
共催:京都市立芸術大学
ギャラリーイベント 15min 展示解説
作品を鑑賞いただきながら、彌永氏本人による展示の解説を行います。
日時:2024年6月22日(土) 14:30~14:45/15:30~15:45
場所:THE THOUSAND KYOTO 1階 アートギャラリー
料金:無料(事前のご予約は不要です)
彌永 ゆり子 (いやなが ゆりこ)
1991年神奈川県生まれ。2018年京都市立芸術大学修士課程 美術研究科 油画専攻 修了。
主な個展に「IMG://shape/weightless/」(KUNST ARZT,京都,2021年)、主なグループ展に「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022」(京都新聞ビル,京都,2022年)、「逃げ水をすくう」(The Terminal Kyoto,京都,2024年)など。
HP:https://iyanagayuriko.com/
Instagram : https://www.instagram.com/0u_3chan/
<受賞歴>
2019年 「Kyoto Art for Tomorrow 2019 ―京都府新鋭選抜展―」 読売新聞社賞
2023年 「SICF24」EXHIBITION部門 山城大督賞
2023年 「第一回 BUG ART AWARD」ファイナリスト
ステイトメント(作家メッセージ)
幼少からコンピューターで絵を描き、現在も続けている。大学時代油絵を専攻したことがきっかけで、パソコンで描いた絵は美術作品として見えづらいという問題について考え始める。パソコンで描いた絵を絵画という視点でみたとき、質量のある絵画にはない、“質感がない”という質感や、“ピクセル”という単位が特徴として浮かび上がった。その特徴を表現の主体におきながら、さらに描画過程を見せることで絵画に時間性を持たせることを試みた。また、絵の完成形を目指しながらもループさせることで絵の完成という定義を曖昧にしている。現在は電子基板やモニターそのものの物質感にも意識を向け、他の素材とコラージュのように組み合わた表現や、空間そのものをキャンバスと見立てたインスタレーション的な表現を試みている。さまざまなことがインターネットなしでは成立しない今日、自分がどのようなイメージを選び取り、どのようなものを選んで作品とそれを取り巻く空間を作り上げていくのかに興味を持っている。
今回の展示では、最近好んで使っている「網状のもの」「フェイクグリーン」などの素材、また、THE THOUSAND KYOTO のギャラリー空間の中央にある特徴的な展示台などからイメージを広げ、メイン作品に取り掛かった。
メイン作品では複数の要素、「言葉遊び(連想ゲーム)のように作ること」「ゴルフ芝とボールからの運動のイメージ」「動画を再生していること」から、「PLAY」という言葉が浮かび上がり、全体のテーマにしたいと考えた。遊びの延長から作品が出来上がっていくような軽やかさ、それが全体に広がっていくようなイメージから、この展示名を「PLAY GROUND」と題したい。
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アートギャラリーについて
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83761/436/83761-436-67bfc62de2f496ff6c65f6a1e661264f-3900x2283.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
THE THOUSAND KYOTO アートギャラリー
千年の都・京都でこれまで発展し続けてきた芸術文化を、絶やすことなく次の千年につなげたい、という思いから2023年2月に新設しました。アーティストの方への貸出や、京都で芸術を学ぶ学生の方々や若手アーティストの方への発表の場創出のほか、SDGsに関連する啓発・PR活動、催事スペースとして活用してまいります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83761/436/83761-436-aabf719794876e0d3180b8149889b6f1-1742x1502.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド京都)所在地:〒600-8216京都市下京区東塩小路町570番
アクセス:JR京都駅より東へ徒歩約2分
階 数:地下1F~地上9F (客室:3F~9F/222室)
HP :https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/the-thousand-kyoto/
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