1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

あらゆる種類のリチウムイオン電池から重要鉱物を効率的にリサイクルするtozero GmbHへ出資

PR TIMES / 2024年11月19日 1時40分



グローバル・ブレイン株式会社(以下、グローバル・ブレイン)が運営する、日揮みらい投資事業有限責任組合(以下、JGC MIRAI Innovation Fund)は、あらゆる種類のリチウムイオン電池(以下、LIB)から重要鉱物を効率的にリサイクルするtozero GmbH (本社:ドイツ / 以下、tozero)へ出資を実行したことをお知らせいたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47342/439/47342-439-6dfad3fa7561f4d72a8adde52c86cc1e-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


LIBとは、電池材料にリチウム金属酸化物を用い、リチウムイオンが正極と負極の間を移動することで充放電を行う方式の二次電池です。二次電池として非常にエネルギー密度が高く軽量化が可能なため、電気自動車(EV)や定置用電池、スマートフォンやパソコン、ドローンなど幅広い用途に使用されています。

現在、LIBの原料となるレアメタルを取り巻く環境は、様々な要因からグローバルサプライチェーンが不安定化しやすくなっているほか、将来的にはEVの普及に伴い、LIB向けの供給不足が予測されています。また、欧州における電池規制*1や環境負荷の低減を求める社会要請などから、LIBリサイクルの必要性が年々高まっています。
*1 経済産業省資料(P26)
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/gx_product/pdf/001_04_00.pdf

こうした課題を背景に、tozeroは廃材となっているあらゆる種類のLIBを粉状にした「ブラックマス」を原料として、リチウムとその他鉱物を分離し、かつリチウムを効率よく回収する画期的なプロセスを開発しました。さらに、欧州において回収・リサイクルした材料をサプライチェーンに再導入することで、新たなLIBの製造を支援し、循環型経済を促進することを目指しています。

グローバル・ブレインはtozeroの高い技術力とLIBリサイクルの市場ポテンシャルを評価し、出資を決定いたしました。今後、日本市場への事業拡大を含めた多面的な支援を行うことで、tozeroの事業成長に貢献してまいります。


■tozeroについて
会社名 tozero GmbH
所在地 Munich, Germany
創業者 CEO Sarah Fleischer
    CTO Dr. Ksenija Milicevic Neumann
設立日 2022年
事業内容 リチウムイオン電池リサイクル
URL https://www.tozero.solutions/

■JGC MIRAI Innovation Fundについて
登記上の名称 日揮みらい投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社
運用総額 50億円
運用期間 10年間
有限責任組合員 日揮ホールディングス株式会社、日揮株式会社
投資対象 安全・安心で持続可能な社会システムに関連したスタートアップ企業 / 日揮グループとの協業が見込めるスタートアップ企業

■グローバル・ブレインについて
会社名 グローバル・ブレイン株式会社
所在地 東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号
代表者 代表取締役社長 百合本 安彦
設立日 1998年1月
事業内容 ベンチャーキャピタル事業
URL https://globalbrains.com

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください