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全国で初めて原油タンク開放検査の周期15年の認可を受けました

PR TIMES / 2019年1月17日 17時40分

~原油タンク開放検査間隔の長期化により維持管理コストの低減へ~

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)が国から委託を受けて管理しているむつ小川原国家石油備蓄基地(青森県上北郡六ヶ所村)において、平成31年1月10日(木)、北部上北広域事務組合消防本部(青森県上北郡野辺地)により、10万キロリットル級タンク計2基の開放検査周期を15年へ延長することが、全国で初めて認可されました。



 むつ小川原国家石油備蓄基地(以下「むつ小川原基地」)におけるNo.45タンクおよびNo.50タンクのタンク開放検査(注1)周期は、現在どちらも10年に周期延長済みでしたが、この度の開放検査後の延長申請が北部上北広域事務組合消防本部に認可されたことにより、15年へ延長が図られました。
 タンク開放検査の15年への周期延長は、平成23年の消防法政省令改正によって個別延長制度(注2)に新たに追加された制度です。むつ小川原基地の2基のタンクは、タンク底部の板厚管理等の維持管理が良好であったことから周期延長が認められ、全国で初めて本制度の適用を受けるタンクとなります。これにより、同タンクについては、直近の開放検査において合格した日から15年を経過するまでに開放検査を実施することになり、原油タンク維持管理コストの低減が期待されます。

【用語の説明】
(注1)タンク開放検査(特定屋外タンク貯蔵所の定期保安検査)
タンク供用中には確認できないタンク底部の板厚や溶接部の確認等を実施する検査。国家石油備蓄基地の10万キロリットル級タンクの開放検査費用は、1基あたり約2億円(タンク内作業のためのクリーニング、底部板厚測定、溶接部探傷検査、付属品整備、復旧作業等を含めた場合)。
従来、JOGMECが原油を貯蔵している地上タンクは、消防法の規定により7~9年の周期にて開放検査を実施する必要がある。
(注2)個別延長制度
消防法に基づき、タンク所有者がタンク個々の実態に応じた自主的措置を講じてタンクを維持管理している場合に開放周期を延長することができる制度。本制度の活用により、10年、13年、15年への周期延長が可能。

[画像1: https://prtimes.jp/i/12624/443/resize/d12624-443-205645-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/12624/443/resize/d12624-443-792410-1.jpg ]

【むつ小川原国家石油備蓄基地の概要】
 同基地は昭和60(1985)年9月に完成した、わが国で最初の国家石油備蓄基地です。貯蔵基地内に51基の原油タンクを有しており、備蓄施設容量は約570万キロリットルです。

むつ小川原国家石油備蓄基地(JOGMECウェブサイト)
http://www.jogmec.go.jp/about/domestic_007-02.html

→全文を読む
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000297.html?mid=pr_190117

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