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【ホテルオークラ東京】 別館改修計画~食の歴史や社交の場としての機能を継承する為25億円を投じて改修~

PR TIMES / 2015年3月25日 17時42分

谷口吉郎氏が手がけた意匠デザインや棟方志功氏の壁画など、日本の伝統美の結晶である別館ロビーの知られざる魅力も紹介

株式会社ホテルオークラ東京(所在地:東京都港区虎ノ門2-10-4、代表取締役社長:池田正己)は、2015年9月1日(火)から実施する本館建替えに伴い、その後単独で運営する別館にホテルオークラ東京の機能を集約するため、2015年7月から8月までの2ヵ月間、別館の改修工事を行います。
別館の改修では、約25億円の費用をかけて、本館のレストラン・バーをはじめとする主要施設を移設し、ホテルオークラ東京の開業時から受け継いできた伝統の味やコミュニティプラザとしての機能などを本館建替え期間中も別館にて継承してまいります。




1. 別館改修計画概要
(1)改修計画趣旨
■ 今般の別館改修計画では、現在本館にあるホテル直営の3つのレストランとバーを移設し、別館に集約いたします。新本館建設期間中も止まることなく営業をしていくことで、ホテルオークラ伝統の味は途絶えることなく、これまで通り多くのお客様にお愉しみいただけます。
■ 世界各国の賓客をお迎えしてきた「プレジデンシャルスイート」をはじめ、スイートルームなどを含めた客室を一部改装、および建物設備の更新を実施し、380室の客室数になります。これらの工事に伴い、別館で数々の賓客を迎え入れてきた「インペリアルスイートルーム」は、新たにオーキッドバー、ワインアカデミー、ブライダルサロンとして生まれ変わります。
■ お客様が集う社交場としての施設・サービスであります「囲碁サロン」や「ワインアカデミー」など、継続して営業を行い、既存の文化交流の場も充実してまいります。
[画像1: http://prtimes.jp/i/5118/449/resize/d5118-449-945948-4.jpg ]



(2)別館改修計画概要

一時休館 : 2015年7月1日(水)より一時休館
       ※オークラヘルスクラブ、エステティックサロン、歯科は別館での営業を継続
工  期 : 2015年7月1日(水) ~ 2015年8月31日(月)
改修コスト: 約25億円
営  業 : 2015年9月1日(火)営業再開
       ※一部施設は9月15日(火)を予定
設  計 : 株式会社観光企画設計、株式会社森村設計
施  工 : 鹿島建設株式会社
施設概要 : 住所:東京都虎ノ門2丁目10-4
敷地面積: 約12,200m2
延床面積: 約60,000m2
階数:   地上13階 地下4階(高さ57m)
客室:   380室
レストラン:5ヶ所、バー: 2ヶ所
宴会場:14室(大宴会場1室、中宴会場3室、小宴会場10室)
付帯施設:チャペル、美容室、着付室、写真室、テイクアウトショップ、オークラヘルスクラブ、エステティックサロン、囲碁サロン、ショッピングアーケード、駐車場 ほか

(3)別館改修計画・Best Cuisineの強化
<ホテル直営によるレストラン・バー>
全ての飲食施設の運営は、ホテル直営で行うという基本方針を継承し、伝統の料理サービスの更なる向上に努めてまいります。

◆中国料理「桃花林」(総料理長 陳龍誠)
日本初・ホテル直営の広東料理レストランとして開業、日本人の味覚にあった中国料理を提供し続けてきました。メニューは常時200品目ご提供、また2ヶ月に一度10品の新作を考案し、メニューの検討を行うなど常に進化し続けています。
席数・個室の増設や、本格的飲茶メニューを中心とした「チャイニーズテーブル スターライト」を独立して展開するなど常に時代のニーズをとらえ桃花林ブランドを確立してまいりました。

◆鉄板焼「さざんか」
ホテル開業2年後(1964年)、急増が見込まれた外国人ゲストに日本的な新しい料理を紹介することを目的とし、現在の「テラスレストラン(本館1階)」に鉄板を4台導入したことが起源で「鉄板焼」という料理ジャンルを誕生させるに至りました。当時、神戸牛に醤油という斬新さで人気を博し、その後は和食・天ぷら「山里」で展開し実績を重ねた1990年、鉄板焼「さざんか」という独立した店舗へ進化を遂げてまいりました。

◆和食・天ぷら「山里」(総料理長 澤内恭)
伝統をふまえた会席料理に加え、リクエストの多い旬の一品料理は120種類以上のメニューを用意しております。お客様の好みの味を把握し、何でも提供できるようにするという伝統を継承、2010年横浜で開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳晩餐会では、「海外のお客様にも好まれる正統な日本料理」をコンセプトに、斬新な構成と伝統の味で好評を博しました。

【別館におけるレストラン・バー 一覧(2015年9月~)】
・フランス料理・ワインダイニング「ラ・ベル・エポック&バロン」12階(58席)移設・統合
・中国料理「桃花林」12階(92席)本館より移設
・鉄板焼「さざんか」3階(54席)本館より移設
・和食・天ぷら「山里」2階(72席)本館より移設
・コーヒーショップ「ダイニングカフェ カメリア」1階(126席)
・メインバー「オーキッドバー」12階(60席)本館より移設
・スコテッシュバー「バー ハイランダー」1階(65席)
・寿司「久兵衛」2階(19席)本館より移設

<さまざまなBest Serviceのかたち>
「ホテルは単純に宿泊・飲食の場にとどまるものではない」という理念から、ホテルならではの公共性を生かし、芸術・文化・健康・教育産業としての機能を果たすために、多種多様な場を提供してまいりました。下記の付帯施設につきましても、お客様の大切な社交場としての機能を失うことなく、引き続き別館にて営業してまいります。

◆会員制フィットネスクラブ「オークラヘルスクラブ」
健康づくりの社交場としてオープン以来30有余年、実績で培った総合的な健康管理システムに基づいて健康づくりをサポート。マンツーマンによるストレッチ体操や、看護師による体調管理、専任医師の健康相談、栄養士管理のサロンなど、オークラの持つ総合サービスを存分に活用いただけるシステムと、オークラヘルスクラブ会員の皆様の健康づくりのために万全の体制を整えております。

◆会員制ワインスクール「オークラワインアカデミー」
チーフソムリエ 渡部明央が主任講師を務める会員制ワインスクール。講座ではテイス ティングに合わせてフランス料理・日本料理・中国料理から、最も相性のよいと思われるお料理とワインのマリアージュを学べることを最大の特徴としています。
5段階に分かれたクラスはそれぞれ6ヶ月のカリキュラムに沿って、60種類以上のワインをお愉しみいただけます。

◆会員制囲碁クラブ「囲碁サロン」
囲碁のアマチュアの道場として人の輪を大切にしながら楽しく打っていただけるサロン。
囲碁教室は講師新海洋子五段による丁寧な指導のもと、基本的なルールから多彩なバリエーションまで実践対局で学べ、初めての方でもご参加いただけるのが魅力です。

◆料理教室「オークラクッキングサロン」※宴会場で開催
シェフが講師となり、プロの目で選んだ素材を使い、調理から美しい盛り付けまで、愉しみながら学んでいただく料理教室。和洋中の幅広いジャンルと、レッスン後の講習メニューを含んだお料理をレストランで優雅に味わえるのが最大の特徴です。

【付帯施設一覧】
・フィットネスクラブ「ヘルスクラブ」1階
・囲碁クラブ「囲碁サロン」3階 本館より移設
・ワインスクール「オークラワインアカデミー」13階 本館より移設
 茶室「聴松庵」については、建替工事期間中は営業を休止いたしますが新本館開業時に再開する予定です。

1. ホテルオークラ東京 別館の歴史
1973年、日本の伝統美と近代的機能を調和させた「本館の延長である」という考えの下、外観やインテリアなどもオークラの象徴ともいえる意匠を踏襲し開業いたしました。
また、ホテルをご利用される方のコミュニティプラザとなるという発想で日本初・会員制ヘルスクラブの新設、無公害ホテルを目指した最新の施設装備の新設など機能面での飛躍を遂げました。
                              参考:ホテルオークラ東京開業:1962年
<別館 開業時概要>
階数: 地上13階、地下4階(高さ57m)
客室: 430室
レストラン:2ヶ所、バー:2ヶ所
宴会場:16室
駐車場:400台収容
付帯施設:オークラヘルスクラブ、結婚式場、写真室、美容室、着付室、ショッピングアーケード
設計:谷口吉郎建築設計研究所、丸ノ内建築事務所
観光企画設計社、森村協同設計事務所
意匠:棟方志功(ロビー壁画)
   小林保治(ロビー装飾)
   ロード・ケニルワース(インペリアルスイートルーム内装他)    

■正面ロビー
四弁花紋をつづれ錦に織り出した屏風型の壁面と多胡石を用いた本館ロビーに対して、別館ロビーは暖かみのあるインド産の砂石を用い、屏風型壁面は純日本的な棟方志功氏の作品“鷺畷の柵”を谷口吉郎氏がモディファイし、それを小林保治氏が白黒の陶板タイルによって制作。横30m、縦4mの大壁面が天井高7mの吹抜けロビーに映えて   います。また、本館ロビー同様に、オークラ・ランターンとして愛される古代の首飾りの切子玉型を源とする照明は、ロビー270坪の芸術の象徴として訪れるお客様に現在も変わらず、安らぎとゆとりを提供しております。  
[画像2: http://prtimes.jp/i/5118/449/resize/d5118-449-348910-1.jpg ]



■ペントハウスフロア
世界をもてなすオークラとして、350m2 の「インペリアルスイート」230m2 の「プレジデンシャルスイート」を擁し、世界各国の要人を迎え入れてきました。オープン当時のインテリアデザインは英国のロード・ケニルワース男爵が担当し、英国より直輸入した内装材や家具が用いられました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/5118/449/resize/d5118-449-341892-2.jpg ]



■オークラヘルスクラブ
日本初、ホテルの総合力を生かしたホテル直営の本格的な会員制ヘルスクラブ。ジムナジアム、室内プール、サウナ、バス、クラブサロンに加え、専門知識を持つトレーナーによるマンツーマン方式での運動プログラムや栄養コンサルテーションなど会員の方の健康づくりの場としてだけでなく、社交の場としても役割を担っており、現在は約800名の会員数を有しています。

資料参照:●本館・別館合わせて「3万6千坪の芸術」と表現されてきたホテルオークラ東京の意匠・紋様
     絢爛豪華さではなく、平安期の優雅で落ち着いた雰囲気を具現化した世界をにご覧いただけます。
     ●本館から移設する4店舗を合わせたレストラン・バーのご案内

※今回の情報は、配信日現在で予定しているもので変更となる可能性がございます。

【ホテルオークラ東京について】
穏やかで安らぎに満ちた、日本ならではのおもてなしのスタイルを表現した本館ロビー。それは、時を越えて輝きを放つ「和の伝統美」の結晶です。伝統を大切にしながらも常に最高の味を求めて前進する料理、癒しや寛ぎを追求した様々なタイプの客室。時代に流されない確かな品位と新しいスタイルが絶妙に交差した本物のオリジナリティが溢れるホテルです。 本館につきましては、2015年8月末に営業を休止し2019年春新装オープン予定となります。別館においては2015年9月以降もご宿泊、宴会場などの施設は営業を継続、さらに4つのレストラン・バーを本館より移設し飲食施設の充実を図ってまいります。

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