TIS、インドネシア上場IT企業Anabatic Technologiesとの協業強化でグローバル事業をさらに推進
PR TIMES / 2018年7月12日 12時1分
- 同社の転換社債型新株予約権付社債を取得 -
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下TIS)は、持分法適用会社であるインドネシア上場大手IT企業PT Anabatic Technologies Tbk(本社:インドネシア・ジャカルタ、 President Director:Harry Surjanto Hambali以下 Anabatic社) が7月11日に発行した転換社債型新株予約権付社債(以下 社債)を取得し、グローバル事業の推進を強化することを発表します。
Anabatic社は、直近決算売上高4,593BIDR(約385億円*1)、時価総額1,631BIDR(約127億円*2*3)のインドネシア国内トップクラスのITサービス企業です。銀行向け勘定系システム導入のほか、金融機関向けソリューションの提供に強みを持ち、銀行を中心に保険など、幅広い分野の顧客基盤を有しています。また、同社はITサービス提供に加え、インフラ事業、BPO事業にも強みを持ち、インドネシアを中心にASEANおよび中東エリアへ幅広くサービスを展開しています。
TISは2015年のAnabatic社のインドネシア証券取引所上場と同時に資本・業務提携契約を締結し、現地日系企業の事業拡大の支援や金融機関向けソリューションなどを共同で提供しています。また、新規事業企画・開発を両社で推進し、インドネシアのみならずASEANにおける事業拡大を行ってきました。
今回のTISによる社債取得は、TISとAnabatic社の協業関係をより強固なものとし、両社でさらにASEANの現地企業や日系企業に対して有益なITサービスの開発、提供を推進していくことを目的としています。
また、Anabatic社は今回の社債発行により得た資金を、金融機関向けソリューション強化、今後の成長が期待できるブロックチェーン、IoT、QRコードを活用した新規事業開発などに活用することと合わせて、財務基盤を強化することで企業価値を高め、2021年に7,000BIDR(約546億円*3)を超える売上を目指します。
TISは、本年4月より開始した中期経営計画(2018~2020年度)の基本方針の一つとして、ASEANを中心としたグローバル事業の拡大によりASEANトップクラスのIT企業連合体を目指しており、Anabatic社との関係強化によりグローバル事業の推進を加速していきます。
*1: Anabatic社は12月期決算。為替(TTM)IDR=0.0084円(2017年12 月末)で換算
*2: 時価総額は1株当たりIDR870(2018年6月29日)にて算出。
*3: 為替(TTM)IDR1=0.0078円(2018年6月末)で換算
■Anabatic社President Commissioner Handoko Anindya Tanuadji氏からのコメント
これまで3年間のTISとの歩みは、当社にとって刺激的で意義のある時間であり感謝しています。私はこの社債発行はさらに両社の関係を強固なものとし、TISと当社の成長に向けた機会をつかむ基盤になると確信しています。
■Anabatic社 President Director Harry Surjanto Hambali氏からのコメント
今回の社債発行は、当社のASEANマーケットにおける事業拡大のチャンスをつかむ基盤になると考えています。今回の社債発行により得た資金は、ブロックチェーンなどの新しいテクノロジーの活用や銀行口座非保有者向けの新しい決済サービスの構築といった新規事業に投資していく計画です。これらを実現するためにも引き続きTISからのサポートやビジネス連携を期待しています。
■TISとAnabatic社メンバー
[画像: https://prtimes.jp/i/11650/452/resize/d11650-452-541722-0.jpg ]
Anabatic社 President Commissioner Handoko Anindya Tanuadji氏(前列左から4人目)
TIS株式会社 代表取締役会長兼社長 桑野 徹(前列左から5人目)
Anabatic社 President Director Harry Surjanto Hambali氏(前列左から6人目)
PT Anabatic Technologies Tbkについて
Anabatic社は、インドネシアを拠点とするグループ総勢で従業員1,400名を有するインドネシア上場IT企業において第2位の売上高を誇るITサービス企業です。同社は2002年に設立され、2006年にはバンキングソフトウェアの世界的なプロバイダーであるTemenos Group AGとのパートナーシップをスタートさせ、2015年にインドネシア証券取引所に上場しました。Mission Critical Digital SolutionとCloud & Digital Platform Partner、Digital Enriched Outsourcing Serviceを事業の重点分野と位置付けており、各分野のサービスをインドネシアのみならず、シンガポール、フィリピン、マレーシア、インド、中東と幅広くサービス展開しています。
詳細は以下をご参照ください。
http://www.anabatic.com/
TIS株式会社について
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。
詳細は以下をご参照ください。
http://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
TISの決済ソリューション基盤がOracle Cloud Infrastructureで稼働開始
PR TIMES / 2024年4月17日 16時40分
-
TIS、ポケットカードの会計システムに経費精算クラウド「Spendia」を連携し仕訳入力を自動化
PR TIMES / 2024年4月17日 16時15分
-
インテック、ジャパンメディックの基幹システム(生産管理、販売管理)をAWSへ移行
PR TIMES / 2024年4月17日 12時45分
-
ミーク、TISインテックグループのTISと資本提携
PR TIMES / 2024年4月12日 13時15分
-
TIS、静岡銀行に「ブランドデビットプロセッシングサービス」を導入
PR TIMES / 2024年4月4日 15時15分
ランキング
-
1円上昇、一時151円台 3週間ぶり円高水準、介入警戒も
共同通信 / 2024年5月3日 22時28分
-
2黒田東彦・日銀前総裁「円安は一時的」…NYの講演で見解、マイナス金利解除・利上げは「当然のこと」
読売新聞 / 2024年5月3日 17時45分
-
3いなば食品、大炎上も「ほぼ沈黙」の戦略的な是非 「沈黙は金」黙って耐える…のはもう通用しない
東洋経済オンライン / 2024年5月3日 19時30分
-
4インフレ・金利上昇、マンション購入は急ぐべき? 長期では、マンション所有は3つのリスクの塊
東洋経済オンライン / 2024年5月3日 11時10分
-
5過度な動き「ならす必要も」=円安、介入コメントせず―鈴木財務相
時事通信 / 2024年5月3日 23時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください