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米大手の光回線ISPのRace CommunicationsがIP Infusionの「OcNOS(R)」を採用

PR TIMES / 2024年6月4日 18時15分

- カリフォルニア州等でのサービス提供に向けて、自社ネットワークをアップグレード -

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、米国カリフォルニア州を拠点とする大手光回線インターネットサービスプロバイダー(ISP)であるRace Communicationsが、増大するネットワークニーズに対応するためのインフラ拡張のために、IP Infusionの「OcNOS(R)」ネットワークソフトウェアを採用したことを発表いたします。オープンネットワークハードウェアに搭載された「OcNOS」は、Race Communicationsのエッジおよびバックボーンネットワークにルーティング基盤を提供します。



Race Communicationsは、L2リングベースのネットワークから新たなIP/MPLSベースのネットワークへの移行を進めており、その一環として、既存ネットワークとの相互運用性を備えつつ、オープンネットワーキングプラットフォームを実現する「OcNOS」を採用しました。Race Communicationsがこの度採用した「OcNOS」は、ファンレスかつ静穏性に優れ、エネルギー効率の高い32Gbpsのネットワークプラットフォームや、スケーラブルな2.4Tbpsのプラットフォーム等で構成される「OcNOS」の最新バンドルソリューションです。

Race Communicationsは、2004年からサービスを提供しており、2023年には、カリフォルニア州で初の住宅向け10Gbos光回線インターネットを導入しました。これまでに全長約792kmを超える光回線を敷設しており、2030年までに35万以上の住宅および企業への接続を目指しています。

Race Communications 最高技術責任者(CTO) Carlos Alcantar氏は、
「ハードウェア調達の柔軟性を考慮するとIP Infusion採用は当然の選択でしたが、それ以上に重要だったのは、当社の既存プロトコルへの確実な相互接続でした。IP Infusionは、確実なプロトコルへの接続に加えて、オープンネットワーキングソリューションでありながらも、リードタイム、サポートにおいて優れており、プロフェッショナルサービスも申し分なく、機器の価格設定も良心的でした」と述べています。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「世界最大級のテックカンパニーによる経済圏を形成しているカリフォルニア州は、イノベーションの促進を通じてビジネス環境において独自の地位を確立しています。当社やRace Communicationsのようにカリフォルニア州に拠点を置く企業は、グローバル市場で活用可能な機能豊富な製品を開発して提供することで、そうした価値を維持することにコミットし続けています」と述べています。

■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの顧客は数百社を超え、導入実績は数千件に及び、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)において市場をリードしています。IP Infusionの「OcNOS(R)」により、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することが可能となります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。
https://www.ipinfusion.com/
[画像: https://prtimes.jp/i/11476/453/resize/d11476-453-a6be858225b22a600a93-0.png ]

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

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