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道路交通分析システム「道路プロファイラー」、道路単位の渋滞状況や出発地・到着地の分析、施設情報を考慮した分析が可能に

PR TIMES / 2025年2月4日 15時45分

大型車を含む車の交通量調査や、出店計画の検討に活用可能



 株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は2025年2月4日(火)より、道路交通分析システム「道路プロファイラー」にて、3つの新機能を追加いたします。道路単位の渋滞状況や、出発地・到着地の分析、施設情報を考慮した分析が可能になります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26884/454/26884-454-3d24574ea2b742b7b3375d99715a68b6-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 「道路プロファイラー」は、ナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリ(『カーナビタイム』『NAVITIMEドライブサポーター』『トラックカーナビ by NAVITIME』)において、同意を得たユーザーの自動車プローブデータを取得し、そのデータをもとに全国の道路を対象とし、自動車の平均速度、走行経路、所要時間を、Web上で集計・可視化できる分析システムです。

今回追加するのは、以下の3機能です。
1. 区間速度分析(速度モザイク図)
2. OD分析(自動車の出発地・到着地分析)
3. 地物情報アップロード機能
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26884/454/26884-454-7c166c302f0860d54405160ba763c61f-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■新機能の詳細

1. 区間速度分析(速度モザイク図)
 既存の速度分析機能では、リンク旅行速度分析として、指定した二次メッシュ(10km×10km四方)内に含まれる全道路の平均旅行速度を分析できました。
 新機能の「区間速度分析」では、特定の交差点間など、道路区間単位での分析が可能です。また、集計結果を道路区間別・時間帯別に色分けした「速度モザイク図」として表示します。これにより、道路整備の効果検証や慢性的な渋滞箇所の把握・抽出などにご活用いただけます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26884/454/26884-454-d36c946ba29ff12833e9a469571ee188-3900x1867.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
上図は国道6号 水戸街道における区間速度分析結果です。30分単位の区間速度を見ると、「旧日光街道入口」交差点付近が赤く表示されていることから、速度が低下し、渋滞が発生していることがわかります。

2. OD分析(自動車の出発地・到着地分析)
 「OD分析」は、これまで出発地または到着地をメッシュ(10km・500m単位)単位での分析が可能でしたが、新機能では、特定の道路(リンク)を通過した自動車の出発地・到着地も分析可能となりました。市町村単位で出発地・到着地のペア、あるいはそのいずれかを表形式で表示できます。これにより、商圏や移動範囲など、道路の利用特性を狭域・広域で詳細に把握することが可能となります。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26884/454/26884-454-98a63b40d50db4177913418a5d210c69-3900x1867.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
上図は国道135号 熱海市付近におけるOD分析結果です。対象道路を通過した自動車の多くが神奈川県内の各市区町村を出発し、熱海市内あるいは伊東市内を目的地としていることがわかります。

3. 地物情報アップロード機能
 「地物情報アップロード機能」は、「道路プロファイラー」の各分析結果(リンク旅行速度・断面交通流・発着地分析)画面において、地点や施設情報を重ねて表示できる機能です。地点や施設情報は、利用者が用意した任意の地点に関する緯度経度を羅列したCSV形式のファイルをアップロードすることで追加できます。これにより、特定施設周辺の渋滞状況や自動車による来訪傾向を可視化できるため、自治体や建設コンサルタント業界、店舗開発を中心としたマーケティング業界の方々にご活用いただけます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26884/454/26884-454-7e167ec8c0ad13d6f78c45bd2ac49781-3900x1869.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 「道路プロファイラー」は、これまで自治体や建設コンサルタント業界の方を中心に幅広い業界でご活用いただいておりますが、利用者の皆さまから「道路の利用状況等をより細かく把握したい」とのご要望をいただいており、今回、道路単位の混雑状況の可視化や出発地・到着地分析に関する機能を追加しました。

 今後も、より便利にご利用いただけるよう機能拡充を行い、更なるサービスの向上に努めてまいります。

■関連プレスリリース
・2024年10月17日:道路交通分析システム「道路プロファイラー」に発着地分析機能を追加
https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202410/17_5812.html

●自動車の走行実績データについて
ナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリ『カーナビタイム』、『NAVITIMEドライブサポーター』、『トラックカーナビ by NAVITIME』等において、同意を得たユーザーを対象に、GPSにより1~6秒間隔で取得された自動車ごとの走行実績データです。ユーザーを匿名化した上で、取得したプローブデータを交通量・交通流分析/所要時間・速度分析/走行挙動分析などに利用することが可能です。
・主な特長
  -分析用途に応じて提供フォーマットの調整ができる                
  -走行実績を把握できる
  -様々な車種や車両(一般車/大型車)のデータを取得できる

■交通データ事業について
交通データ事業では、訪日外国人観光や国内観光、公共交通や道路交通などについて、移動に関する各種ビッグデータを用いて分析しています。
紹介サイト:https://data.navitime.co.jp/

「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの商標または登録商標です。
その他、記載されている会社名や商品名等は、各社の商標又は登録商標です。

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