生活クラブと遊佐町共同開発米部会が18年間かけて共同開発 栽培期間中の化学合成農薬・化学肥料の不使用を実現させたお米「とことん共生米」が2020年11月デビュー
PR TIMES / 2020年10月20日 16時45分
生活クラブ連合会(本部:東京都新宿区、以下生活クラブ)は、山形県の遊佐町共同開発米部会と取り組んできた、栽培期間中に化学合成農薬・化学肥料を一切使わずに作ったお米を、新名称「とことん共生米」として、2020年11月より新たに供給を開始いたします。
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生活クラブでは、サステイナブルな食料自給を実現するための基礎的食料として、生活クラブと主産地がともにお米をつくり続けてきました。安全で、安心で、産地の環境を守る、「消費者」と「生産者」がいっしょにつくり上げたお米を「共同開発米」と呼んでいます。
この「共同開発米」のひとつに、山形県遊佐町で2003年に始まった、栽培期間中に化学合成農薬・化学肥料を使用しないお米をつくる取り組みがあります。生活クラブは約18年間にわたって、組合員による除草の手伝いや食味調査等に協力してきました。これまでは予約注文での共同購入でしたが、今回「とことん共生米」という名称となり、随時注文ができるお米として共同購入を開始します。
新名称「とことん共生米」は、環境に配慮したお米であること、自信を持って作られたお米であること、生産者の思いなど様々な視点からコンセプトの整理を行ない、決定した名前です。「とことん」には「生産者がとことん話し合い、とことん手をかけ、とことん想いをこめた、こだわりの米」という意味が、「共生米」には「環境と向き合い、人と人が向き合ってできたお米」という意味がそれぞれ込められています。
現在のとことん共生米は、山形95号という品種を使用しており、収量と食味がともによく、特に稲に特有のいもち病の発生が少ないことが特徴で(※)、このことから特別栽培など、農薬を減らした栽培に向いた品種として期待されています。
※山形県農業総合センターによる2005年~2009年に実施した試験の結果。比較した品種は山形県産「はえぬき」
生活クラブは今後も生産者と手を携えながら、サステイナブルなお米の生産と消費を進めていきます。
■製品情報
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[表1: https://prtimes.jp/data/corp/2456/table/464_1.jpg ]
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[表2: https://prtimes.jp/data/corp/2456/table/464_2.jpg ]
※一部地域では取り扱いがない場合があります。
■「共同開発米」とは
[画像6: https://prtimes.jp/i/2456/464/resize/d2456-464-653945-4.png ]
「共同開発米」とは、生活クラブで2019年10月より供給を開始した山形、栃木、長野、宮城の4つの産地のお米のブランド名です。
生産者と消費者が共に手を携えて産地の環境を守り、国内農業の振興を進めるべく、生活クラブにおける米の取り組みとして、新たなブランド名を「共同開発米」としました。
生活クラブにおける米の取組みでは、提携する米生産者と生活クラブ組合員(消費者)が、品種や農法を話し合って決めてきました。その結果、農薬や化学肥料を減らした米の開発や、水田を活用して飼料用米や加工食品原料の作付けによる自給力向上の取組みなどを実現してきました。
■生活クラブについて
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生活クラブは生協の中のひとつです。 今から約50年前、 「まとめ買いして安く分け合おう」と、 200人あまりのお母さんたちが集まって牛乳の共同購入を始めたことからスタートしました。 今日の生活クラブでも、 既存の商品を購入するのではなく、 自分達の生活に必要な品物を、 自分たちが開発過程にかかわりながら生産者とともに、 納得いくものをつくるという、 徹底したものづくりの姿勢でとりくんでいます。
生活することは、 消費することです。 ”なにを””どのように”消費するか、 という選択は、 そのまま、 「どんな未来にしたいか」「次の世代へ何を手渡したいか」へとつながっていきます。
私たちは、 自然と共生し、 食べ物(Food)、 エネルギー(Energy)、福祉(Care)をできるかぎり自給・循環させる「サステイナブル(持続可能)な生き方」を選びます。 いま生きるいのちと次世代のいのちを、 おなじように大切に考えて、 すべての活動を行います。
URL: https://seikatsuclub.coop/
生活クラブ申し込みURL: https://welcome-seikatsuclub.coop/
■生活クラブの受賞歴
<世界的評価>
1989年 「THE RIGHT LIVELIHOOD AWARD(ライト・ライブリフッド)名誉賞」受賞
(※“もう一つのノーベル賞”とも呼ばれる)
1995年 国連設立50周年記念「国連の友」による「われら人間:50のコミュニティ賞」受賞
<国内>
1999年 開発した超軽量牛乳びんグッドデザイン賞
2006年 グリーンピース・ジャパンの「トゥルーフード特別賞」
2007年 Rびんの活動(びん再使用ネットワーク)が環境大臣賞
2009年 「Food Action Nippon アウォード2009」優秀賞受賞
2010年 フード・アクション・ニッポンアワード 2010製造・流通・システム部門 入賞
(国産消費材の供給で145億キロカロリーの自給を高めたことによる)
2013年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏・近畿 1位
2013年 フード・アクション・ニッポン アワード2013入賞「食べるチカラ”キャンペーン」
2014年 フード・アクション・ニッポン アワード2014入賞「生活クラブの健康な食デザイン『ビオサポ』」による食料自給率向上への寄与
2014年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2015年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏・近畿 1位
2015年 <本選びの会>が第8回日本女子大学家政学部賞
2018年 生協法制定70周年 厚生労働大臣表彰
2018年 第6回環境省グッドライフアワード 優秀賞(NPO・任意団体部門)
2020年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
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