アドビ、AIリテラシー、コンテンツ制作、デジタルマーケティングスキルの習得を目的とした新たなグローバルイニシアチブを発表

2030年までに3,000万人の次世代のスキル育成を支援



- 「Adobe Digital Academy」は、より良いキャリアパスのためのトレーニングと認定資格の提供を通して、世界中の次世代の人材が需要の高いスキルを習得することを目指しています。
- これらのスキルの習得を目的としたAdobe Expressを使用するカリキュラムを教育機関、非営利団体、オンライン学習プラットフォームなどとのパートナーシップにより提供します。
- アドビは、様々な背景をもつ学習者が現代の働き手として活躍し、またすべての人が創造性を発揮できる社会を目指して、寄付や奨学金、製品へのアクセス、パートナーシップを通じ、今年これまでに1億ドル以上の支援に取り組んでいます。

※当資料は、2024年10月14日（米国時間）に米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳版です。

【2024年10月23日】
アドビ（Nasdaq: ADBE）（本社：米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ）は、世界最大規模のクリエイティビティカンファレンスであるAdobe MAXにおいて、「Adobe Digital Academy」を拡大し、次世代の学習者や教師がAIリテラシー、コンテンツ制作、デジタルマーケティングのスキルを習得することを目的とした新たなグローバルイニシアチブを発表しました。「Adobe Digital Academy」が過去10年にわたって取り組んできたスキルアップと新たなキャリアパスの創出をさらに発展させたこのイニシアチブでは、トレーニング、認定資格、Adobe Expressへのアクセスを提供し、2030年までに世界で3,000万人の学習者が需要の高いスキルを身につけることを目標としています。

トレーニングと認定資格は、アドビとCoursera、NGO、小中高校、大学、その他の教育機関との連携を通じて提供されます。アドビはまた、奨学金やNGOへの助成金を拠出し、あらゆる学習者が将来のキャリアにつながるトレーニングやツールを確実に活用できるよう支援します。

クリエイターエコノミーの台頭とAI技術の飛躍的な進歩により、コンテンツ制作とマーケティングの新しいチャンスがあらゆる業界で次々と生まれています。次世代の人材は、急速に進化する状況の中で自身の活躍の場所を得たいと考えており、専門的なトレーニングと認定資格によって専門的な知識や技術を採用元にアピールすることができます。

アドビのマーケティング戦略およびコミュニケーション担当バイス プレジデントであるステイシー マルティネット（Stacy Martinet）は、次のように述べています。「アドビの使命は常に、あらゆる人々に世界を変えるチャンスを生み出す力を与える製品を開発することです。私たちは、AIがデジタルデバイド（情報格差）を広げるのではなく、そこに橋をかけるものとなることを望んでいます。このプログラムは、次世代の人材がAIリテラシー、コンテンツ作成、マーケティングスキルを身につけ、将来成功するための扉を開くでしょう。」

このプログラムは、様々な背景を持つ学習者が社会で活躍し、すべての人々が創造性を発揮することを目指すアドビの理念に基づいています。アドビは、世界中の人々や組織が自身の持つストーリーを語れるように、寄付、奨学金、製品へのアクセス、パートナーシップなど、この取り組みを含めて今年全体で1億ドル以上を投じています。

アドビはこのプログラムのために、生成AIコンテンツ制作、クリエイティブ＆AIスキル、AIを責任を持って倫理的に使用する方法、SNSコンテンツ、マルチメディアコンテンツ、コンテンツマーケティング、マルチチャネルコンテンツや広告などのトピックを網羅した幅広いカリキュラムを開発しました。学習者は、Adobe Expressなどのツールを使用して、高品質なコンテンツを簡単に作成する能力を身につけることができます。また、生成AIを活用して、より創造的かつ視覚的に自己表現する方法を学ぶことができます。

最初のコースは、最高水準のオンライン学習プラットフォームであるCourseraで現在提供されており、世界中の誰もが自分のペースでクリエイティブスキルやデジタルスキルを学ぶことができます。希望者は、コンテンツクリエイターおよびグラフィックデザイナーのプロフェッショナル認定資格を取得することができ、さらに2025年初頭にはデジタルマーケティングの認定資格も取得できます。アドビは、このプログラムの初年度に、Courseraでアドビのコースや認定資格の取得にアクセスできるように、非営利団体を通じて25万ドルの奨学金ライセンスを提供しています。

コースワークはまもなくAdobe Expressに公開され、Behanceコミュニティ向けにも開発中です。アドビは、DECA、NPower、Build.org、The King’s Trust、AVID、Girl Scouts of Western Washington、Prathamなど広がりを見せている学校外教育事業者や青少年支援のNGOに新たな寄付を行っています。これによりNGOが支援する数百万人の学生に、職場での必須スキルに触れる機会と独自カリキュラムの中でのスキル習得の機会が提供されます。

DECA Inc.の最高プログラム責任者であるクリストファー ヤング（Christopher Young）氏は、次のように述べています。「アドビは、学生たちの大学進学や就職活動を支援するDECAにとって理想的なパートナーです。この取り組みにより、マーケティングやビジネスにおける将来のキャリアに必要なクリエイティブスキルを学び、応用する力を学生たちに与えることができます。Adobe Expressは、DECAの学生たちが創造性を発揮し、AIを使いながらキャリアの準備に必要なコンテンツを作成するのに最適なツールです。」

アドビは、将来に直結するキャリアパスを作ることにも重点を置いています。既存のAdobe Digital Academyの提携先であるGeneral Assembly（技術系人材の育成と研修を提供する代表的企業）との提携を拡大し、マーケティングとコンテンツ制作の特別コースをプログラムに追加します。このコースの参加者は、ライブおよびオンデマンドのトレーニングとGeneral Assemblyのキャリアコーチング、パーソナルブランディング、ポートフォリオ構築リソースに無料でアクセスでき、修了後の就職活動期間の短縮をめざします。米国での最初の特別コースは11月に開始予定で、現在応募を受け付けています。米国、英国、インドでの追加コースは、2025年1月に募集開始予定です。この特別コースはアドビが全面的にスポンサーとなり、参加者は無料で受講できます。

■「アドビ」について
アドビはデジタル体験を通じて世界に変革をもたらします。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト（ https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html ）をご覧ください。

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