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英国医学研究機関LifeArc社の総代理店の取り組みについて

PR TIMES / 2018年2月5日 12時1分

住友商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 CEO:中村邦晴、以下「住友商事」)は、住商ファーマインターナショナル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村健一、以下「住商ファーマ」)を通じ、英国の医学研究機関であるMedical Research Council (以下「MRC」)を母体とするLifeArc社(旧MRC Technology社)の日本における総代理店を務めており、本年、MRCとの協業開始30周年を迎えます。



新薬は、薬となりうる物質を探す基礎研究に始まり、臨床試験などを経て製品化され、一般的に上市までには10年以上の期間と数百億円の費用がかかると言われています。製薬企業は、自社での創薬研究に加え、大学などのアカデミアでの研究成果にも着目していますが、研究ステージの違い等から、優れた基礎研究であっても製品化に向けた開発着手が困難な場合が少なくありません。

MRCは、英国の公的資金を受けて1913年に設立された医学研究機関であり、基礎研究から臨床試験にわたる幅広い研究や人材育成を行い、DNAの二重らせん構造を解明したワトソン・クリック博士をはじめ、これまで32名のノーベル賞受賞者を輩出しています。MRCの技術移転部門が独立して設立されたLifeArc社は、世界のアカデミアから有望な基礎研究を募り、人材、技術、資金などの自社資源を用いて事業性が見込める水準まで育成したうえで、開発と商業化を行う製薬企業へ導出する、産業界への橋渡し事業を推進しています。

住商ファーマは、1988年よりMRCの日本総代理店を務め、現在はLifeArc社の日本総代理店として研究候補案件の探索や紹介を行っています。これまで、英国における帝人MRC研究所の設立や、ヒト型化抗体の開発協力および技術ライセンスなどに携わり、ヒト型化抗体は、中外製薬によって、関節リウマチなどに効果の高いアクテムラ(R)として製品化されました。また、LifeArc社の第一三共株式会社や東京大学、慶應義塾大学との協働に関する契約締結にも貢献しています。

住友商事と住商ファーマは、今後もMRCおよびLifeArc社の日本における事業展開の支援を通じて、日本で進む最先端の医学・生命科学分野における基礎研究の社会実装を推進し、世界中の人々の治療に役立てていくことを目指します。

<参考資料>
■LifeArc社概要
名称 : LifeArc
所在地 : (オフィス)ロンドン、(研究所)スティーブニッジ、エジンバラ
代表者 : (CEO)Mr. Dave Tapolczay
設立 : 2000年(※MRC Technologyとして設立後、2016年にLifeArcへ社名変更)
実績 : キイトルーダ(R)(がん免疫チェックポイント阻害薬、MSD社製)やアクテムラ(R)等の抗体医薬の開発・商業化への貢献


■参考画像
・LifeArc社ロゴ
[画像1: https://prtimes.jp/i/726/472/resize/d726-472-662321-0.jpg ]


・LifeArc社外観
[画像2: https://prtimes.jp/i/726/472/resize/d726-472-398029-1.jpg ]


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