ガリレオ衛星に対応する測位用ICをeCall向けの認定テストに提供

PR TIMES / 2014年2月19日 12時27分

複数の衛星測位システムに対応する全地球航法衛星システム用レシーバに対し、ガリレオおよびEGNOSをサポートする欧州委員会のテストを開始



多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーの
STマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、eCall緊急通報システム
の認定テストのため、1チップ衛星測位用ICであるTeseo IIを、欧州宇宙機関
(ESA)および欧州委員会共同研究センター(JRC)に提供したことを発表しまし
た。この認定テスト・キャンペーンは、ガリレオの普及促進に向けた取り組みの
一環として、欧州全地球航法衛星システム監督庁(GSA)が運営しています。

ガリレオのテストは、ESAおよびJRCによって数ヶ月間にわたり実施される予定で、
欧州全地球航法衛星システム監督庁のテスト計画に従い、STの最新のファーム
ウェア・リリースが検証されます。このテスト・キャンペーンは、2014年末の
開始が予定されているガリレオ初期運用サービスをサポートしています。さらに、
このテストにより、Teseo IIが欧州静止衛星補強型衛星航法システム(EGNOS)
に対応していること、また事故車両から自動的に通知メッセージを送信する
eCall緊急通報システムがガリレオに対応できるかを評価します。計画では、
静的・動的テスト条件の他、最大3つの衛星測位システム(GPS / ガリレオ /
グロナス)を用いて、異なる3つのケースについてテストする予定です。

2013年3月にSTとESAが実施した軌道上のガリレオ衛星を使用した初の測位結果に
従い、STは、Teseo IIの量産用ファームウェアとして、Galileo Goldenを追加
実装しました。Teseo IIは、ガリレオに対応すると同時に、ガリレオ衛星測位
システムからのファームウェア・アップデートも可能です。これにより顧客は、
ハードウェアの変更が不要になります。

Teseo IIは、現在利用可能なガリレオ衛星を含む、複数の衛星測位システムから
の信号を同時に処理する優れた機能を有しており、将来配備される衛星測位
システムにも対応することができます。

複数の衛星測位システムからの信号を受信するSTの技術は、現在軌道上にある
ガリレオ衛星の利用を可能にし、高層ビル群を自動車で通過するような衛星
見通し率が悪い条件下であっても、初期位置算出時間(Time To First Fix、
TTFF)の短縮、高精度での継続的トラッキング、効率的な操作といったメリット
を消費者に提供します。

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