三菱造船、舶用大型低速2ストロークエンジン向けにアンモニア燃料供給装置を納入
PR TIMES / 2023年5月24日 12時15分
海事業界のGHG排出削減を目指す
◆ J-ENGが実証を行う三菱重工業総合研究所長崎地区に設置、同地区での陸上試験でエンジンへの燃料供給を担う
◆ 船舶用アンモニア燃料供給装置の製造・供給へも展開予定
[画像: https://prtimes.jp/i/25611/477/resize/d25611-477-9af9a20756539d952ff3-0.jpg ]
三菱重工グループの三菱造船株式会社(社長:北村 徹、本社:横浜市西区、以下、三菱造船)はこのほど、舶用大型低速2ストロークエンジン向けアンモニア燃料供給装置を、エンジンの製造などを手掛ける株式会社ジャパンエンジンコーポレーション(社長:川島 健氏、本社:兵庫県明石市、以下、J-ENG)へ納入しました。
J-ENGは現在、長崎市の三菱重工業総合研究所長崎地区において、新たに開発した舶用大型低速2ストロークエンジンを使った多様な条件下でのアンモニア燃料試験を実施中です。三菱造船が今回納入したアンモニア燃料供給装置も同地区に設置され、同試験におけるエンジンへの燃料供給を担っています。
アンモニアは燃焼してもCO2を排出せず、海事業界のGHG(温室効果ガス)排出削減に大きく寄与する燃料として注目されており、安定的なクリーンエネルギーとしての将来的な活用が見込まれています。三菱造船としては今後、さらに船舶用アンモニア燃料供給装置の製造・供給も担うことで、海事業界のGHG排出削減につなげていく狙いです。
三菱造船は、三菱重工グループが戦略的に取り組むエナジートランジションの一環として、これまでの輸送船建造で培ったアンモニアハンドリング技術や知見を結集させ、海洋システムインテグレーターとして海事業界における脱炭素化を推進してカーボンニュートラル社会の実現に尽力するとともに、世界規模での環境負荷低減に貢献していきます。
■三菱重工業株式会社
ウェブサイト:https://www.mhi.com/jp/
オンラインマガジン「SPECTRA」(日本語):https://spectra.mhi.com/jp
公式Twitter:@MHI_GroupJP
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
南フランス・核融合実験炉イーター向けダイバータ外側垂直ターゲット プロトタイプが完成
PR TIMES / 2024年7月31日 18時15分
-
関西電力高浜発電所1、2号機向け、取替用炉内構造物2基の製造・取替工事を受注
PR TIMES / 2024年7月25日 17時45分
-
三菱造船、「シップ・オブ・ザ・イヤー2023」部門賞3賞を受賞
PR TIMES / 2024年7月22日 14時15分
-
製鉄分野での排出CO2を再利用する新技術について、アルセロール・ミタルのゲント製鉄所で世界初となる実証試験を開始
PR TIMES / 2024年7月8日 17時15分
-
船の新燃料の“本命”? 国内初の内航「メタノール燃料」タンカーの実力 世界中で供給可能!でも日本では
乗りものニュース / 2024年7月6日 7時42分
ランキング
-
1転職して状況が悪くなった人は約半数 前職よりも悪くなったことの1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月1日 17時15分
-
2夏休み「成績ぐんと伸ばす人」共通する1つの特徴 毎日勉強頑張りすぎ?自分との戦いに勝つ方法
東洋経済オンライン / 2024年8月1日 7時0分
-
3ホンダ・日産がEV分野で提携、車載ソフト開発 三菱自も合流検討
ロイター / 2024年8月1日 16時19分
-
4エレベーター大手・フジテックが4年間に20億円申告漏れ…国税指摘、4億6000万円追徴
読売新聞 / 2024年7月31日 23時44分
-
5「時間にルーズな人」ほど数字に弱すぎる納得の訳 ダメ社員共通、仕事を時間で考える経験の不足
東洋経済オンライン / 2024年8月1日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)