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アドビ、動画プロフェッショナル向けの新たなイノベーションとAIツール機能を提供し、映画製作者コミュニティに600万ドルの投資を発表

PR TIMES / 2025年1月23日 12時15分



- Adobe Premiere Pro、Adobe After Effects、Frame.io(英語)に、ポストプロダクションを合理化し、ビデオプロフェッショナルの作業時間を短縮する新機能を追加
- Film & TV Fundへの500万ドルの追加助成に加え、Group Effort Initiativeとの提携により、過小評価グループのクリエイターたちのキャリア成長を促進
- 『Opus』、『Didn't Die』、『Bunnylovr』、『By Design』、『Train Dreams』など、サンダンス映画祭2025の上映作品の約85%がAdobe Creative Cloudツールを使用

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41087/480/41087-480-c3b5bc05f6c0fb8ecd02bc1d185005b1-2001x877.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


※当資料は、2025年1月22日(米国時間)に米国本社から発表されたメディアアラートの抄訳版です。

【2025年1月23日】
アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、サンダンス映画祭2025(全作品の約85%がAdobe Creative Cloud製品を使用)に先立ち、学生やインディーズからドキュメンタリー制作者、業界のベテランまでのあらゆるレベルの映画制作者を支援する新機能を発表しました 。また、Adobe Film & TV Fundに500万ドルを追加で助成し、過小評価グループのクリエイターや映画制作者たちが、スクリーン上や舞台裏でキャリアの機会を得られるよう支援することを発表しました。さらに、Adobe Foundationは、先日発生した山火事の影響を受けたロサンゼルスのクリエイティブコミュニティを支援するため、100万ドルの慈善寄付を行っています。

Adobe Premiere Pro(ベータ)の新機能である「メディアインテリジェンス」と「検索パネル」は、膨大なファイルライブラリから最適な映像クリップを迅速に探し出せるようにすることで、ビデオ編集者がこれまで特定のクリップを見つけるために数ギガバイトのファイルを精査していた面倒な作業を解消します。さらに、Adobe Premiere Pro(ベータ)では、新たにAIを搭載した「キャプションを翻訳」機能も提供され、費用がかかり非効率的な多言語のキャプション生成が自動化されます。

Adobe Creative Cloud担当シニア バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのアシュリー スティル(Ashley Still)は、次のように述べています。「私たちは、映画製作者が自分のストーリーを語り、クリエイティブなビジョンを実現できるようサポートすることに情熱を注いでいます。これらのイノベーションは、時間の節約とキャリアサポートを提供し、映画製作者が世界中の視聴者にインスピレーションを与え、魅了することに集中できるよう手助けします。」

さらに、Adobe FoundationはAdobe Film & TV Fundの拡充を発表しました。2025年には500万ドルの追加資金を拠出し、リサーチや製品の提供を通じて、フェローシップや資金援助、現物寄付を活用したキャリアアップの新たな機会を支援していきます。また、Group Effort Initiative(GEI)もAdobe Film & TV Fundに参加し、次世代の編集者、マーケター、クリエイターを育成するためのメンターシップ、トレーニング、そしてキャリアプログラムを提供します。
コミュニティからの要望を反映し、ポストプロダクションを変革するAdobe Premiere ProおよびAdobe After Effectsの最新機能とFrame.ioのCamera to Cloud機能の拡張
Adobe Premiere Proの最新アップデートは、映画制作者がポストプロダクションのワークフローを加速できるようにサポートします。これにより、ショット内のコンテンツを簡単に識別し、より迅速に映像を見つけ、ほんの数秒で全世界の視聴者に展開できるようになります。主な最新機能は以下の通りです。
- メディアインテリジェンスと検索パネル:大規模なプロジェクトにおいて、膨大な映像クリップから適切な素材を探し出すのは、編集者にとって非常に手間がかかる作業です。しかし、Adobe Premiere Pro(ベータ)のAI搭載の新機能「メディアインテリジェンス」と「検索パネル」を使用すれば、必要な素材を必要なときに正確に見つけることができます。 これまでのように手動で苦労してショットを探す必要はなく、メディアインテリジェンスにより、オブジェクト、ロケーション、カメラアングルや撮影日、またはカメラの種類などのメタデータのクリップのコンテンツが自動的に認識されます。編集者は、 新しい検索パネルに必要なクリップの種類を入力するだけで、あとはメディアインテリジェンスが自動で残りの作業を処理してくれます。
- キャプションを翻訳:映像制作者が世界に向けてコンテンツを配信し、リーチの拡大や、エンゲージメントとアクセシビリティの向上を目指す中、キャプションの重要性はかつてないほど高まっています。しかし、これまで編集者は手動翻訳によって作業が遅れ、ワークフローが中断され、追加費用が必要になることもよくありました。今回、Adobe Premiere Pro(ベータ)では、日本語を含む17言語のネイティブキャプションの翻訳が提供されるため、ユーザーは新しいオーディエンスに迅速かつ正確にリーチすることが可能になります。


Adobe After Effectsは、モーションプロフェッショナルの要望が多かった以下のようなパフォーマンスの改善を提供します。
- キャッシュの改善:コンポジション全体をこれまで以上に高速に再生することができます。 最小システム要件を満たすすべてのコンピューターで、キャッシュされた瞬間にコンポジション全体を再生できます。
- HDRサポートの改善:HDRコンテンツを正確に読み込み、モニタリング、書き出しすることができ、より明るく鮮やかなモーションデザイン作業を実現します。


また、Frame.ioは、キヤノン製カメラにおけるCamera to Cloud(C2C)のサポートを拡張しました。これにより、ユーザーはCanon EOS C80およびEOS C400カメラから直接、高品質の映像をFrame.ioに自動的にアップロードしてアクセスできるようになり、リアルタイムのコラボレーション、ビデオワークフローの高速化、制作とポストプロダクション間のシームレスな体験が実現します。C2Cは、撮影と同時にメディアを自動的にアップロードすることで、手動でのファイル転送を不要にし、ワークフローを革新します。このシームレスな統合により、メディアへの即時アクセスと、Frame.ioの強力なクリエイティブ管理ツールによるリアルタイムコラボレーションが可能になり、コンテンツ制作が加速します。これにより、遠隔地をつないだチームワークの課題が解決され、プロジェクトの遅延が最小限に抑えられます。

アドビのプロ向けビデオおよびオーディオツールの新しい機能強化について、詳しくはこちらをご覧ください。
文化を築くストーリーテリングをアドビが力強くサポート
アドビのクリエイティブツールはサンダンス映画祭の映画制作者にとって欠かせない存在となっています。サンダンス・インスティテュートの年次調査によると、2025年の応募者の約85%が、Adobe Premiere Pro、Frame.io、Adobe After Effects、Adobe Photoshop、Substance 3D CollectionなどのAdobe Creative Cloudアプリケーションに頼ってストーリーを形にしていることが分かりました。また、Adobe Premiere Proは、今年も最も人気のあるビデオ編集ソフトウェアであり、今年の映画作品の60%以上で使用されていました。『Opus』、『By Design』、『Train Dreams』『Bunnylovr』、『The Alabama Solution』、『Bucks County, USA』、『The Legend of Ochi』、『Perfect Neighbor』は、2025年のサンダンス映画祭でデビュー予定の劇映画、ドキュメンタリー、エピソードシリーズのほんの一部ですが、Adobe Premiere Proで編集された作品です。
2025年サンダンス映画祭の映画製作者がアドビを選択
「私たちは、Adobe Premiere Pro のプロダクション機能 を使用して Opus を編集しました。私のオフライン編集哲学は、画像編集以外のすべて、つまりサウンド、VFX、色などを可能な限り最終版に近づけることです。Adobe Premiere Pro とAdobe After Effects を使用すると、少人数のチームでシームレスに編集できるため、プロセスがより楽しく効率的になります。」 - アーニー ギルバート(Ernie Gilbert)、「Opus」編集者

「Adobe Premiere Pro の魔法は、非常に多くの異なるタイプのメディアを簡単かつシームレスに操作できることです。すべてのソースは、フレーム レート、サイズ、色など、さまざまな要素で構成されていました。これらの要素を調和させるソリューションがアプリケーションに組み込まれており、一時的なぼかしや夜間の映像の暗い部分を明るくするなどの作業を迅速に行うことができました。」 - ヴィリディアナ リーバーマン(Viridiana Lieberman)、「The Perfect Neighbor」編集者

「『Frame.ioでレビュー』パネルは天の恵みのようなものです。特に、フィードバックをすばやく理解する必要がある場合に便利です。この番組では、カットを自分のアカウントに直接レンダリングするのに使いました。そこでアマンダとプロデューサーがメモを追加し、コメントマーカーとしてダウンロードしました。そして、次のラウンドで同じことを繰り返します。素晴らしい。- ベンジャミン シーン(Benjamin Shearn)、「By Design」編集者

先月、米国映画芸術科学アカデミーは、第97回アカデミー賞の10部門のショートリスト(英語)を発表しました。長編ドキュメンタリー映画部門には、『ウィル&ハーパー』、『フリーダ ~愛と痛みを生きた肖像~』、『Daughters』、『Black Box Diaries』などがノミネートされていますが、いずれもAdobe Premiere Proで編集されています。また、ACE Eddie賞のノミネート作品(英語)には、『Anora』や『The Jinx: Part Two』など、Adobe Premiere Pro、Adobe After Effects、Frame.ioを使用した様々な映画やテレビ番組が含まれています。

2024 年カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞し、2024 年アメリカ映画編集者協会 (ACE) の最優秀編集長編映画賞 (コメディ、劇場) にノミネートされた『Anora』の脚本家、監督、編集者であるショーン ベイカーは以下のように述べています。「Adobe Premiere Pro は、その汎用性と、簡単な編集から詳細で複雑なシーケンスまですべてに対応することができ、私にとって頼りになるツールです。『Anora』では、ストーリーの真実性を保ちながら自由に実験することが重要でしたが、Adobe Premiere Pro により、実現することができました。」

これらのノミネートは、2024年9月のクリエイティブ・アーツ・エミー賞でのアドビの躍進に続くものです。FXの『一流シェフのファミリーレストラン』は、ストーリーを生き生きと表現するためにAdobe Premiere ProやFrame.ioを含む様々なアドビ製品を使用し、コメディ・シリーズ(シングルカメラ)部門でエミー賞を、またNetflixの『ジョン・ムレイニーPresents: L.A.に全員集合!』はバラエティ部門でエミー賞を受賞しました。 アドビのツールを使用して制作され、その他のエミー賞にノミネートされた番組には、『The Jinx: Part Two』、『Tig Notaro: Hello Again』、『Ramy Youssef: More Feelings』などがあります。
アドビ、Adobe Film & TV Fundに500万ドルを追加で助成し、過小評価グループのクリエイターや映画制作者を支援
アドビとAdobe Foundationは、Adobe Film & TV Fundへの500万ドルの追加助成を発表しました。これにより、総額1,100万ドルの基金が、これまでスクリーン上および舞台裏で過小評価グループのクリエイターや映画制作者の支援に拠出されたことになります。昨年、Adobe Film & TV Fund の助成金を通じて The Latinx House に支援された 3 人の映画製作者の作品がサンダンス映画祭で初公開されます。3 名は、「The Librarians」の編集者であるマリア ガブリエラ トーレス(Maria Gabriela Torres)、「Selena y Los Dinos」の監督であるイザベル カストロ(Isabel Castro)、「Sweet Talkin’ Guy」の編集者であるマリオ フィエロ(Mario Fierro)です。

Adobe Film & TV Fundは、Group Effort Initiative(GEI)と提携し、次世代の映画制作者、編集者、マーケターを対象に、映画やテレビ業界における企業、クリエイティブ、制作の各職務に不可欠なアドビのトレーニングコースを提供しています。GEIは、エンターテインメント業界における過小評価グループコミュニティに教育、トレーニング、指導、専門能力開発を提供することを目的としています。このパートナーシップを通じて、アドビとGEIは、雇用主の参画、キャリアの成果分析、戦略開発を通じて、多様なプロフェッショナルのさらなるキャリア育成を支援します。Adobe Film & TV Fundの詳細についてはこちらをご覧ください。

Adobe Foundationは、先日発生した山火事の影響を受けたロサンゼルスのクリエイティブコミュニティを支援するため、California Community Foundation: Wildfire Recovery FundとEntertainment Community Fundに100万ドルの寄付を行いました。

※「600万ドルの投資」は 、Adobe Film & TV Fundへの500万ドル、および、California Community Foundation: Wildfire Recovery FundとEntertainment Community Fundへの100万ドルの合計です。

■「アドビ」について
アドビはデジタル体験を通じて世界に変革をもたらします。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

(C) 2025 Adobe. All rights reserved. Adobe and the Adobe logo are either registered trademarks or trademarks of Adobe in the United States and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.


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