転職サービス「doda」、脱炭素領域への転職セミナー開催レポート
PR TIMES / 2025年1月17日 13時40分
~最新の求人動向やGX人材になりうるミドルシニアの素質をキャリアアドバイザーらが解説~
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、転職セミナー「実はあなたの経験が活きる?脱炭素領域への転職セミナー」を2024年12月18日(水)に開催しました。講師として、ミドルシニア事業企画部の責任者である石井 宏司と、「doda」でキャリアアドバイザーを務める小野寺 昌子が登壇し、脱炭素領域に関する最新の求人動向や転職活動のポイントなどを解説しました。本レポートではその内容を一部抜粋して紹介します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16455/483/16455-483-274f64064a35b703eee109dc02faa62e-561x317.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
開催背景:
昨今の気候変動の深刻化を受け、企業は政府や投資家などから脱炭素対応を求められています。具体的には、自社の炭素排出量を減らす活動や、炭素排出量の少ないエネルギーに代替する活動、さらには他社と協力して排出量を減らしていく活動などが挙げられます。こうした背景から、企業では脱炭素領域の求人数が増加しており、経験者はもちろん、GX領域未経験でも省エネルギーや低炭素に関連した業務経験が評価され、採用されるケースが徐々に増えてきています。
一方で、脱炭素やGXは比較的新しい領域であることから業務内容をイメージしづらく、実はGX人材として活きる経験を積んできたミドルシニアが、その可能性に気づいていないのが実態です。そこで今回は、転職希望者に新たなキャリアの選択肢を知ってもらうべく、脱炭素領域の業務理解を深めるための転職セミナーを開催しました。
今後も、転職サービス「doda」は、新たなキャリアの選択肢の提供や転職支援を通じて、ミドルシニアがキャリアオーナーシップを発揮することを応援してまいります。
セミナー概要(一部抜粋):
本セミナーでは、まず「GX領域の業務理解」パートで、GX領域の業務内容を紐解き、活かせるスキルや経験、必要な学びについて具体例を挙げながらプレゼンテーションを行いました。次に、どのような企業でGX人材の採用ニーズが高まっているのか、「企業の求人動向」について解説しました。ここからは、本セミナー内容を一部抜粋して紹介します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16455/483/16455-483-e7b23d5a8a561d79cd2842ec9654e75b-499x209.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
GX領域の業務理解:「はかる」「定める」「減らす」の3つの業務に、さまざまな職種のスキルや経験が活きる
脱炭素に関する業務の一般的な流れは大きく3つに分けられます。1つめは排出量の算定を行う「はかる」、2つめは「排出量削減の目標や計画を立てる「定める」、3つめは自社ビジネスを脱炭素仕様に変える・他社とともに脱炭素を推進していく「減らす」です。
石井からは、1つめの「はかる」業務について、「炭素の算定基準であるGHGプロトコルに基づいて排出量を算定し、報告書を作成して提出する業務がある。これは炭素会計と呼ばれ、会計的な業務に親和性があり、前職で経理や会計業務の経験がある人が活躍できる可能性が高い」ことを説明しました。また、2つめの「定める」業務について、「排出量の削減目標を設定し、現場とすり合わせ、経営会議での承認を得る業務。情報収集や合意形成などの能力が必要なため、経営企画や事業企画の素質を活かせる」と話し、複数の職種経験が脱炭素領域に活きることを紹介しました。
加えて、小野寺からは「企業はまだGX人材の定義が手探り状態であることも多い。自身でGX関連の知見を身に付けるための行動をしていることはアピールポイントになる。また、過去の業務経験がどのように活かせるか、言語化できる状態にしておくことが重要」と、転職活動中の姿勢についてアドバイスしました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16455/483/16455-483-3c3cfefdf3f90ec622c728d98fa013dd-519x295.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
企業の求人動向:非製造業の大企業やスタートアップ、中小企業などで、GX人材の採用ニーズが拡大
企業の求人動向パートでは、今後GX人材の採用ニーズが拡大すると予想される5つの企業群(1.製造・建築・エネルギーなどの大企業、2.非製造業の大企業、3.金融業界、4.スタートアップ、5.中小企業)を挙げました。小野寺からは、2.の非製造業の大企業に関して、「インフラや小売などでは、サステナビリティ推進に力を入れ始めた段階の企業が多く、GX関連の求人も増えている。例えば、IRレポ―トなどを通じて世の中に脱炭素対応の発信を狙うフェーズの企業で、元広報・IR職の人材が採用されたケースもある」と、実際の転職事例も踏まえながら解説しました。
また、5.の中小企業では一人当たりの業務範囲が広い特徴があります。石井からは「深く狭い知見がある人材よりも、社内外を柔軟につなぐ力がある人材のニーズが高い。転職希望者は、自身の専門領域外の業務であっても、どのようなツールを使えばその計画が実現できるかを示せると、企業から活躍できるイメージを持たれやすい」と転職時のアドバイスもお話しました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16455/483/16455-483-a3ab1d876ea0a16851b30a325c8b0ebd-514x290.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
最後に、小野寺から「市場の変化とともに、新たな職種も登場している。脱炭素領域は新しい職種と捉えられやすいが、実際には多くの仕事に通じるところがある」とし、過去の経験を今の市場感にあわせて棚卸する大切さを伝えました。参加者からのアンケートでは、「脱炭素は遠い領域だと思っていたが、自身のスキルを活かせることに気づいた」といった声が寄せられ、参加者が転職先の視野やキャリアの選択肢を広げる第一歩となるセミナーとなりました。
登壇者プロフィール
ミドルシニア事業企画部 ゼネラルマネジャー 石井 宏司(いしい こうじ)
2023年パーソルキャリアに中途入社。同年10月、ミドルシニア事業企画部のゼネラルマネジャーに就任。就労人口が平均50歳を超える2030年を見据え、社内におけるミドルシニアのキャリア支援体制の強化を推進するほか、ミドルシニアが活躍できる市場の開発にも取り組む。
自社の事例やデータに基づく転職市場動向の解説に加え、大手コンサルティング会社での勤務経験を活かし、アカデミックな視点から多角的な分析や課題の特定を得意とする、ミドルシニアの労働市場全般におけるスペシャリスト。特に脱炭素領域やメーカーの技術職、ミドルバック系職種の市場動向分析に強みを持つ。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16455/483/16455-483-d074378757fd141c9987bad36d4cce40-282x281.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
dodaキャリアアドバイザー 国家資格キャリアコンサルタント
小野寺 昌子(おのでら しょうこ)
機電メーカーでのエンジン開発や産業用熱交換器の技術営業、マネジメント経験などを経て、人材業界へ転身。外資系エージェントで法人・個人の両手形支援を担ったのち、2014年にパーソルキャリア(旧インテリジェンス)へ中途入社。キャリアアドバイザーとして、機電メーカーやコンサルティング領域の転職希望者の支援を担当。現在は、キャリアアドバイザーエキスパートとして就業しながら、企画職を中心とした転職市場の実情を社内外に発信する役割も担う。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16455/483/16455-483-266ade93124529c7b9043f4019fffa79-540x585.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■転職サービス「doda」について< https://doda.jp/ >
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
今、ミドルシニアの転職がアツイ 採用意欲高い業界はここだ!/パーソルキャリア・石井宏司さん
J-CASTニュース / 2025年1月22日 18時50分
-
友達には聞けない…。「50代女性の仕事事情」専門家に聞いてみた
HALMEK up / 2025年1月21日 22時50分
-
GX2040ビジョン(案)のポイントを解説!サステナブル成長の実践ガイドを無料公開
PR TIMES / 2025年1月18日 13時40分
-
転職サービス「doda」、「転職市場予測2025上半期」を発表
PR TIMES / 2025年1月7日 12時15分
-
経済産業省主催のGX人材育成研修会に登壇
PR TIMES / 2025年1月6日 13時45分
ランキング
-
1誰もがぶつかる「40歳の壁」攻略した人が強い真実 「得る」から「減らす」へ、潮目が変わる人生の分岐点
東洋経済オンライン / 2025年1月22日 7時40分
-
2労使、賃上げ定着で一致=中小への波及焦点―25年春闘、事実上スタート
時事通信 / 2025年1月22日 15時59分
-
3フジ「CM停止ドミノで大赤字」が普通にあり得る訳 倒産は非現実的だが、営業利益率を考えると
東洋経済オンライン / 2025年1月22日 14時15分
-
4インスタ 17歳以下に一部利用制限
日テレNEWS NNN / 2025年1月22日 19時47分
-
5下請けとの価格交渉、タマホームがまた最低評価…経済産業省が「後ろ向き」3社公表
読売新聞 / 2025年1月21日 20時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください