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タイ王国発電公社向け変圧器納入案件について

PR TIMES / 2018年3月20日 12時1分

住友商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 CEO:中村邦晴、以下「住友商事」)と住商機電貿易株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:幸田昌之、以下「SMT」)および東芝エネルギーシステムズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長: 油谷好浩、以下「東芝エネルギーシステムズ」)は共同で、タイ王国発電公社(以下「EGAT社」)が推進する変電所建設プロジェクトに変圧器24台を納入し、2018年2月末に据付および通電が完了しました。



変圧器は、発電所で作られた高圧の電気を、オフィスや家庭で使用可能な低い電圧に変換する際に用いられる、変電所の主要機器です。タイ政府は、近年の著しい経済発展に伴う電力需要の高まりを受け、2030年までに発電容量を倍増させる計画を掲げています。安定した電力供給には、送配電網および変電所の整備が重要な課題であり、電源開発だけでなく送変電網の設備も同時に進められています。

今回納入した変圧器は、住友商事が2014年にEGAT社から約33億円で受注したもので、バンコクのバーンコークノーイ区(10台)とラクシー区(10台)およびアユタヤ県(4台)に位置する3カ所の変電所に合計24台を納入しました。また、変圧器は東芝エネルギーシステムズと、その関連会社である常州東芝変圧器有限公司(以下「CTC社」)が製造したもので、変電の効率化および環境負荷の低減にも貢献しています。

電力関連プロジェクトの履行においては、プロジェクトマネジメントや貿易実務、各国の法令、税務などに関する専門知識が必要となります。SMTは、受注活動の段階から住友商事と共同で取り組み、EGAT社をはじめとするパートナー各社と良好な関係を構築してきました。住友商事とSMTは、タイを東南アジアにおける重要市場の一つに位置付けています。ノースバンコク複合火力発電所1号機および2号機の完工実績があり、現在はチャチュンサオ変電所の工事契約を履行中です。また、東南アジア以外でも、中近東やアフリカを中心に1,000億円以上の案件を受注しています。

東芝エネルギーシステムズは、送変電・配電機器事業において、中国の製造拠点であるCTC社及びインドの製造拠点である東芝電力流通システム・インド社を活用し、タイをはじめ今後電力需要の伸びが期待される東南アジア、インド、中東などを注力地域として、同事業におけるグローバル展開を今後さらに加速していきます。 

参考資料

■変電所位置図
[画像1: https://prtimes.jp/i/726/486/resize/d726-486-629368-2.jpg ]



■アユタヤ変電所に納められた変圧器
[画像2: https://prtimes.jp/i/726/486/resize/d726-486-937045-1.jpg ]



■住友商事のマテリアリティ(重要課題)

住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に「地域と産業の発展への貢献」および「快適で心躍る暮らしの基盤づくり」に資する事業です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/726/486/resize/d726-486-119922-3.jpg ]


住友商事HP:http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=30673?prt

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