モリサワ 印刷博物館主催「写真植字の百年」展に協力、写真植字機を再現した「MC-6型(2024)」デモンストレーションと印字体験を実施
PR TIMES / 2024年9月4日 17時15分
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(C)TOPPAN Holdings Inc.
株式会社モリサワは、TOPPANホールディングス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長CEO:麿 秀晴、以下TOPPANホールディングス)が運営する印刷博物館において開催される、「写真植字の百年」展に協力します。本企画展は、2024年9月21日(土)から2025年1月13日(月・祝)にかけて開催され、モリサワが所蔵する邦文写真植字機の模型や、再現した写真植字機「MC-6型(2024)」なども会場内で展示されます。また、11月16日(土)、30日(土)には「MC-6型(2024)」のデモンストレーションと、操作を体験できるイベントを実施します。
写真植字とは、写真の原理を応用し文字を印字、組版をする技術です。モリサワの創業者である森澤信夫が1924年7月24日に「邦文写真植字機」の特許を出願し、その後、株式会社写研の創業者である石井茂吉氏とともに世界初の邦文写真植字機の実用化に成功しました。写真植字の登場は、それまで文字印刷の主流であった活版印刷の煩雑さを解消する画期的な出来事でした。その利便性によって印刷業に携わる人々の職場環境が大きく改善され、さらに書体の開発が容易になったことから、多くの美しい書体が生み出される契機となりました。
本企画展では、写真植字の発明から100年を記念し、活版印刷からデジタルフォントへと文字印刷の橋渡しを担った写真植字について、その歴史、役割、仕組み、さらには書体デザインについて紹介されます。
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(左)邦文写真植字機の発明模型 1924年頃(モリサワ蔵) (右)契約書 1925年(モリサワ蔵)
「MC-6型(2024)」について
今では数台のみしか現役で存在しない写真植字機「MC-6型」を、当時の形状を生かしつつ、一部の機能をデジタル化し「MC-6型(2024)」として再現しました。MC-6型は、1967年発売の万能型手動写植機で、当時1万台もの販売を記録したロングセラー機です。令和に再現された「MC-6型(2024)」は、仕組みを理解しながら植字を模擬体験できるようになっており、モリサワの展示ゾーン(ショールーム・大阪)および東京本社において通常展示しています。
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再現した写植機「MC-6型(2024)」
開催概要
名 称:写真植字の百年
会 期:2024年9月21日(土)~2025年1月13日(月・祝)10:00~18:00(入場は17:30まで)
※休館日…毎週月曜日(ただし、9月23日、10月14日、11月4日、2025年1月13日は開館)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)、12月28日(土)~1月5日(日)
会 場:印刷博物館(東京都文京区水道1丁目3番3号 TOPPAN小石川本社ビル)
入 場 料:一般500円、学生300円、高校生200円
主 催:TOPPANホールディングス 印刷博物館
展覧会の詳細はこちら
■イベントのご案内
写真植字機「MC-6 型(2024)」のデモンストレーションを実施します。また、参加者の中で希望される方は、当日会場での抽選で「MC-6 型(2024)」の印字体験ができます。
講 師:株式会社モリサワ 村辻博見、長谷川昌紀
日 時:11月16日(土)11:00~11:30、13:30~14:00
11月30日(土)11:00~11:30、13:30~14:00
場 所:印刷博物館企画展内「MC-6 型(2024)」展示前
定 員:各回20名 先着順(当日会場受付)
企画展入場料のみでご参加いただけます。
※詳細は、印刷博物館のWebサイトでご確認ください。
●本件に関するお問い合わせ
株式会社モリサワ コーポレート・ブランディング部 広報宣伝課
E-mail: pr@morisawa.co.jp
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