イトーキ、本社オフィス兼ショールームを大規模改修し、明日の「働く」をデザインする場「ITOKI DESIGN HOUSE」として2024年11月7日(木)にリニューアルオープン
PR TIMES / 2024年11月10日 23時40分
“Signature Experience(=ここでしか得られない経験価値)”を創り出し、人的資本経営に効くオフィスを提案
株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、社長:湊 宏司)は、本社オフィス兼ショールーム「ITOKI TOKYO XORK(イトーキ トウキョウ ゾーク)」のワンフロアを大規模改修し、11月7日(木)に新名称「ITOKI DESIGN HOUSE(イトーキ デザインハウス)」としてリニューアルオープンします。コーポレート、営業、空間デザイン部門などの社員が実際に働く様子を公開する本社オフィス兼ショールームであり、『明日の「働く」を、デザインする。』場として、国内外のゲストをお迎えします。
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■イトーキのワークプレイス戦略と名称変更の狙い
働き方の多様化、デジタル化の加速、人的資本経営への関心の高まり、働く場を見直す企業や組織の増加など、オフィスを取り巻く市場環境は大きく変化しています。当社はミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、“Tech×Design based on PEOPLE”を強みに、常に新しいワークスタイルとワークプレイスを提案しています。
ITOKI DESIGN HOUSEの前身である「ITOKI TOKYO XORK(イトーキ トウキョウ ゾーク)」は、2018年秋に社員自らが働き方の変革に挑戦しお客さまへの提案に活かしていくため、自己裁量を最大化し自律的に働き方をデザインするワークスタイル戦略「ABW(Activity Based Working)※」を実践する場として開設。これまでの働き方「WORK」を次の次元へと進化させるために、アルファベットの「W」に続く「X」と掛け合わせ「XORK」と名付け、開設以来多くのお客さまに最新の働き方とオフィスを体感していただく本社兼ショールームとして機能してきました。
XORKでは、日々刷新されていく働き方や働く人々のマインドの変化を捉えながら、全3フロア各階のリニューアルを随時実施。2022年には12階を「接点創造」をキーワードに、多様なつながりを創出し新しい価値を創出していく空間へ、2023年には13階を「活動(ABW)×居心地」「働くひと起点のオフィス回帰」をキーワードに、自然とオフィスに行きたくなるポジティブなマインドを醸成する空間へと進化させてきました。実際に、2023年の従業員エンゲージメント調査では「イトーキは誇りを持って働ける会社である」への肯定回答率が75%、2025年卒のインターンシップ応募率は2024年卒と比べて+40%と、オフィス投資が、高い従業員エンゲージメントや採用強化に寄与することも明らかになっています。
※イトーキはABWの創始者であるワークスタイル変革コンサルティング企業ヴェルデホーエン社とABW(Activity Based Working)のビジネス展開について業務提携を結んでいます
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そしてこの度、11階を「活動×居心地×機動性」をキーワードに、テクノロジーとデザインを通じてオフィスワーカーのエンゲージメントを高め働き方の変化に追随できる空間へと大規模改修。これを節目に新たなチャレンジとして、当社センターオフィスの位置付けを従来の “明日の「働く」を実践する場” から “明日の「働く」をデザインする場” へアップデートします。
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■明日の「働く」をデザインする場「ITOKI DESIGN HOUSE」
「ITOKI DESIGN HOUSE」は、イトーキのミッションステートメントである『明日の「働く」を、デザインする。』場です。社員にとってはオフィスであり、ラボであり、世界から訪れるゲストにとっては世のなかにまだない「働く」を垣間見ることができるショールームでもあります。
これまでにないほど「働く」が変化し、企業ごとの最適解が存在するいま、ITOKI DESIGN HOUSEでは働くことそのものが魅力に感じられる機能とデザインを追求し、お客さまごとの「Signature Experience(=ここでしか得られない経験価値)」をデザインします。実際にその場で働くことで、会議やCGからは見えてこない発見や、深い洞察が得られます。わたしたちは、オフィスチェアの座面角度の微調整も、ゲストとの対話を通じて10年先の「働く」の文化を耕すことも、すべてがデザインだと考えています。風通しが良く、成熟した良質な空気感を受け継ぐ当社の企業文化や姿勢をHOUSEという言葉で表現しています。
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■最新フロア11階のコンセプトは「活動×居心地×機動性」
働き方を一律で括ることが難しい時代。コロナ禍を経て働き方の柔軟性は限りなく広がり、出社率、プロジェクトのフェーズ、事業の成長度に応じて、オフィスでのアクティビティの量(空間に対する需要)は常に変化しています。例えば、“たまたまある活動が急増する”ことによる「突発的な変化」、“月曜日は、月末は”といった周期的な活動バランスの変化による「周期的な変化」、“最近は”といった以前からの進化による「不可逆的な変化」などが挙げられます。働く人の活動量が常に変化する一方で、従来のオフィスは活動に対する執務スペースなど機能の供給量が一定であるため、需給のバランスが保てず、不足や余剰が生じています。
そこで私たちが考えたのは、短期~中長期で働き方の多様化、変化、進化に追随できる「機動性」です。例えば、短期的な変化に対しては、小型化した短時間のワークスポットや多目的性を持った大型テーブル活用による供給量の増量、予約利用促進による空き空間の削減など。一方で、中長期的な変化に対しては、造作家具を極力減らし解体・組立可能な家具を展開、ワイヤレス化(バッテリー運用)など、空間機能の供給量を可変させ機動性を持たせることにより、余剰や不満を解消し、最適化します。これによりオフィスワーカーの居心地や接点創造が強化され、生産性やエンゲージメント向上に繋がります。
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ITOKI DESIGN HOUSEの最新フロアには、人を惹きつけやる気にさせる「高品質なインテリア」に加え、目に見えない潜在的な機能として、変化し続ける働き方に寄り添う寛容さをもつ「機動的な空間」を付加しました。そして変化の兆しを可視化し改善していく「データドリブンな運用」がそれらの基礎を支えています。テクノロジーとデザインの融合によって「ここでしか得られない経験価値」を創り出し、生産性向上に繋げていくことを目指しています。
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■「活動×居心地×機動性」を実現する空間、プロダクト、ソリューション
ポイント1:形状を活かして個人、グループで使い方を変化させられる大型テーブル
空間の需要変化に対応するため、多様な形状やCMFが特徴のビックテーブル「Centra(セントラ)」(2024年12月発売予定)を活用しています。コミュニケーション強化や出社率変化への対応が求められるコワークエリアにおいて、個人ワークとコミュニケーションを自然につなげ、用途に応じたフレキシブルな空間活用を実現します。
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ポイント2:「ゆるやかに仕切る」と「つながる」を切り替えられるディバイダー
オフィスでの需要の揺れを吸収するバッファとなるのが、ディバイダーです。ひらけた空間をゾーニングしながら、短時間の執務などのための「すわる」、シームレスなコミュニケーションのための「はなす」、書籍や備品の格納などその場所の活動を支援するための「しまう」という機能も付加することで、空間の意味合いが変わり「ゆるやかに仕切る」と「つながる」の両立が可能です。こちらは2025年夏頃の発売を予定しています。
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中央手前および奥の低い仕切りがローディバイダー(仮称)、奥の高い仕切りがハイディバイダー(仮称)。プロトタイプのため発売時の仕様とは異なる可能性があります。
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周囲を囲む高い仕切りがハイディバイダー(仮称)、手前のプランターと兼用の低い仕切りがローディバイダー(仮称)。プロトタイプのため発売時の仕様とは異なる可能性があります。
ポイント3:「Fixed(固定)」でありながら「Fluid(流動)」な作り
空間としての魅力、居心地、惹きつける力を損なわないデザインと機能のバランスを確保しています。機能性のみならず、デザイン性や素材にこだわったプロダクトやインテリアが「居心地」を高め、「働く」に対するポジティブなマインドを醸成し、組織の求心力強化や人材確保、企業価値向上にも貢献します。
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ポイント4:居心地や機動性を支える「データドリブンな運用」
美しく快適な空間の裏では「データ」がオフィスの機動性と居心地を支えています。アジャイルなオフィス構築とその運用を伴走型で支援するオフィスデータ分析サービス「Data Trekking(データ・トレッキング)」(2024年2月ローンチ)はITOKI DESIGN HOUSEでも稼働中。オフィスワーカーの活動量・空間の稼働状況など、可視化・モニタリングされた働き方や働く環境のデータをもとにオフィスレイアウトや運用を変化させています。2025年に提供開始予定の会議室不足を解決する新ソリューション「Reserve Any」の実装も予定し、データドリブンなオフィス構築をより発展させていきます。
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■13階の社長室もリニューアル
壁を無くし、社長の不在時には社員が自由に使える、開かれた社長室「commons(コモンズ)」
自由で創造的な空間を実現する「common furniture(コモンファニチャー)」を中心に構成し、対話から議論へとコミュニケーションを加速させ、パフォーマンス向上に繋げる空間です。組織の風通しの良さを社長室から体現していきます。
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■ITOKI DESIGN HOUSE概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/32317/table/495_1_e66ff1617c5a894279d0c0043042f2c1.jpg ]
【関連プレスリリース】
イトーキ、個人ワークとコミュニケーションを自然につなげるビッグテーブル「Centra(セントラ)」を2024年12月より発売
https://www.itoki.jp/company/news/2024/1031_Centra.html
イトーキ、会議室不足を解決する新ソリューション「Reserve Any」を2025年に提供開始
https://www.itoki.jp/company/news/2024/1021_ra/
イトーキ、チームの一体感を高めるマルチユースワークポイント「ADDCELL Hexa(アドセルヘキサ)」を発売
https://www.itoki.jp/company/news/2024/1009_ADDCELLHexa/
オープンスペースでも音を気にせずWeb会議ができるボックス型ソファ「sound sofa(サウンドソファ)」にコンパクトな片面タイプが登場
https://www.itoki.jp/company/news/2024/0910_soundsofahalf/
「働き方×働く環境」をデータドリブンで改善し続ける新サービス第1弾「Data Trekking」誕生
https://www.itoki.jp/company/news/2024/2402_datatrekking/
イトーキ、成瀬・猪熊建築設計事務所と共同開発した可動間仕切「common furniture / Partition」を11月1日より発売
https://www.itoki.jp/company/news/2023/2310_commonfurniture/
【イトーキのワークプレイス事業について】
株式会社イトーキは1890年創業。ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具の製造販売、オフィス空間デザイン、働き方コンサルティング、オフィスデータ分析サービスのほか、在宅ワークや家庭学習用家具、公共施設や物流施設向け機器など、”Tech×Design based on PEOPLE”を強みに、さまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしています。
ハイブリッドワークが普及し働く場所や働き方の多様化が進むなか、生産性や創造性を高める空間DX、最適なオフィス運用を伴走型で支援するコンサルティングサービスなども展開。外部デザイナーやパートナー企業との協業も積極的に行い、これからの新しいワークスタイルとワークプレイスを提案しています。
【本リリースへのお問い合わせ先】
株式会社イトーキ セールスマーケティング統括部
TEL:03-6910-3196
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