タイ 物流事業における新倉庫建設開始について
PR TIMES / 2018年4月6日 11時31分
住友商事株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員 CEO:兵頭誠之、以下「住友商事」)は、100パーセント子会社である住商グローバル・ロジスティクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:沖廣克也)を通じ、タイにて運営する物流子会社であるSumisho Global Logistics (Thailand) Co., Ltd.(本社:タイ バンナ、社長:渡辺敬倫、以下「SGLT」)において、新たにチョンブリ県に10,000平方メートルの自社倉庫(以下、「新倉庫」)を建設し、更なる業容拡大に着手しました。
新倉庫は、タイ最大の貿易港であるレムチャバン港と自動車産業の集積が進む大手工業団地の中間にあるSGLTレムチャバン支店内に立地しています。チョンブリ県は自動車産業関連のみならず、「Thailand 4.0」(注1)の中核をなす東部経済回廊(EEC)の投資優遇地として、チャチュンサオ県、ラヨン県とともに経済特区に指定されています。また、チョンブリ県は今後次世代自動車をはじめ医療・航空・ロボットなどハイテク産業界の投資が期待される地域です。
レムチャバン支店の敷地内に自社倉庫を建設することにより、支店の既存人員やノウハウを有効活用し作業品質を確保します。新たな物流ニーズに対応するため、輸送容器積み替え、輸出梱包、JITデリバリー等の荷主目線のきめ細かい物流サービスを提供していきます。
SGLTは1989年の会社設立以来、ナワナコン工業団地を中心とする電子・電機産業や東部のチョンブリ県を中心とする自動車産業・建設機械産業への総合物流サービスを提供してきました。現在では、アマタナコンやプラチンブリなど5支店・7拠点のネットワークを構築、タイにおける総合物流サービスプロバイダーとしての地位を築いています。現状、SGLTがタイでオペレーションに携わる倉庫延床面積は約80,000平方メートルであり、新倉庫をあわせて、90,000平方メートルに拡大する予定です。
住友商事グループは今後も同社を通じタイの旺盛な物流ニーズに応えることで同国および関係諸国の経済・産業発展に貢献していきます。
(注1)Thailand 4.0とは
タイが目指すべき経済社会の長期ビジョン。イノベーション、生産性、サービス貿易をキーワードとして持続的な付加価値を創造できる経済社会と定義された。注力するのは、10の産業。次世代自動車、スマートエレクトロニクス、医療ツーリズム、農業とバイオテクノロジー、食品、ロボティクス、航空・ロジスティクス、バイオ燃料やバイオ化学、デジタル技術、医療ハブ。
<新倉庫の概要>
所在地 : タイ国チョンブリー県SGLTレムチャバン支店内
倉庫床面積 : 約10,000平方メートル
稼働予定時期 : 2018年7月中
(新倉庫完成予想図)
[画像1: https://prtimes.jp/i/726/496/resize/d726-496-829109-0.jpg ]
<参考資料>
■住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は「地域と産業の発展への貢献」と「多様なアクセスの構築」に資する事業です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/726/496/resize/d726-496-599399-1.jpg ]
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