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子ども水と衛生フォーラム 水と衛生の課題に若い世代の力を 【プレスリリース】

PR TIMES / 2015年6月11日 14時55分

声を届け、共に行動する



[画像1: http://prtimes.jp/i/5176/500/resize/d5176-500-438818-1.jpg ]



※本信は、ユニセフ本部の発信情報を元に、日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文はhttp://www.unicef.org/media/media_82226.htmlでご覧いただけます。


【2015年6月10日ドゥシャンベ(タジキスタン)発】

およそ60名の子どもと若者が10日、「命のための水(Water for Life)」国際ハイレベル会合において、安全で持続可能な水、トイレ、衛生環境を最も弱い立場にいる人々に届ける取り組みに、世界の若者が注力していくべきであると訴えました。

12カ国から集まった子どもたちは、2日間の会合を経て作り上げた行動計画の中で、自分たちが最も差し迫っていると考える課題と、それに対する意見に耳を傾けるよう、世界のリーダーたちに求めました。タジキスタンから参加した少女、カミラ・ムハバトーヴァさんは、潘 基文国連事務総長を前にしたスピーチで、「すべての子どもは、安全な水を使い衛生的な環境で暮らす普遍的な権利をもっています」と話しました。

「多くの進展がありましたが、ミレニアム開発目標達成への過程で多くの子どもが取り残されてしまっています。最も貧しく、最も困難な状況で生きているそうした子どもたちは、ポスト2015年の開発目標の中で最優先の課題とされなければなりません」とムハバトーヴァさんは続けました。「私たちは、水と衛生に関する優先課題を策定する過程に、子どもや若者が参加することが重要だと訴えています。そして、私たちはまた、目標達成に向けて共に行動したいと考えています」

[画像2: http://prtimes.jp/i/5176/500/resize/d5176-500-512715-0.jpg ]



ユニセフ本部の水と衛生部門サンジャイ・ウィジェセケラ部長は、子どもたちの行動計画を歓迎し、こう話しました。「子どもたちは、“私たちの声を聞いてほしい、そして一緒に行動しよう”という明快で重要なメッセージを発信しています。水や衛生は、家庭の中だけでなく、彼らが暮らすコミュニティや学校にも影響を及ぼす問題です」

「十分な水や適切な衛生環境は、この世界の未来に欠かすことのできないものであり、子どもたちはそのことをよく理解しています。この基本的な権利が守られなければ、子どもたちは病気に苦しみ、学校に行くことができなくなり、よい教育を受ける機会を、そして生き延びるチャンスを逃してしまいます。我々は、子どもたちのために、より具体的な成果を出さなくてはなりません」(ウィジェセケラ水と衛生部門部長)

開催国のタジキスタンのほか、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボリビア、ブラジル、キルギスタン、ルーマニア、韓国、フィリピン、ウクライナ、米国、ザンビアの12カ国から集まった子どもたちは、国際会合に先立って、ユニセフとタジキスタン政府が主催する「子ども水と衛生フォーラム」に参加しました。

6月6日~8日に行われた「子ども水と衛生フォーラム」は、子どもたちにとって、水や衛生の問題に関するアドボカシー(政策提言)スキルを向上させる機会となりました。フォーラムは、子どもたちが水と衛生に関する国際的な議論に貢献できるようサポートし、すべての子どもが、家庭でも、コミュニティでも、学校でも、災害に見舞われた際にも、安全な水や衛生的な環境へのアクセスを可能にするという目標に向かって前進することを目的に開催されました。これは、持続可能な開発目標の達成にもつながっていきます。

* * *

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(http://www.unicef.or.jp/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (http://www.unicef.or.jp/

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