取手市議会・取手市と「音声テック関連技術連携協定」締結
PR TIMES / 2024年5月16日 15時15分
AI音声認識と生成AIを活用したソリューションの提供など、官・民が連携して行政事務の効率化を促進
株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)と、茨城県取手市議会・取手市は、2021年4月から3年間締結していた「音声テック関連技術連携協定」を、時代の変化に即したものに発展させるため協定内容を見直し、2024年4月1日から2025年3月31日の1年間、新たに協定を締結しました。
また新たな締結に伴い、アドバンスト・メディア、取手市議会、取手市それぞれの代表が、これまでの取り組みや今後の展望を語り合う対談を5月1日に実施しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/20223/503/resize/d20223-503-3e78a47085f0ade3acc9-0.png ]
「音声テック関連技術連携協定」は、アドバンスト・メディアが提供するAI音声認識などの技術により、取手市議会が取り組む「デモテック(=デモクラシー×テクノロジー)※戦略」をより充実させるとともに、議会をはじめとする行政事務の効率化などに関するICT化への技術開発に取り組む目的で、2021年4月~2024年3月31日までの3年間締結していました。
協定締結の背景と目的
取手市議会事務局では、2006年3月からAI音声認識AmiVoiceを搭載した議事録ソリューションを導入し、経費削減を図りつつ、議会議事録をはじめ、各種会議録作成事務の迅速化を進めてきました。
2021年から3年間締結した「音声テック関連技術連携協定」の期間内においても、生成AI(ChatGPT)をはじめICTやAI技術は革新的な進化を遂げ、取手市でもシステムの活用を図り、行政事務の効率化、技術開発、自治体初の「議会会議録視覚化システム」による議論の可視化、聴覚障がい者への配慮を共に進めてまいりました。
今回、3年間の連携協定をさらに時代に即した形へと発展させ、未来に向かって機器やソフトウェアの課題を見出して解決するため、官・民が連携してそれぞれの知見を発揮し、行政事務の効率化を図ることを目的として、新たに1年間の協定を締結することが決定しました。
対談について
[画像2: https://prtimes.jp/i/20223/503/resize/d20223-503-e23e680b6258f60ac102-1.jpg ]
5月1日に実施した対談は、取手市長の中村 修(なかむら おさむ)、取手市議会議長の岩澤 信(いわさわ しん)、アドバンスト・メディア取締役の大柳 伸也(おおやなぎ しんや)の代表3者で、「音声認識・生成AI技術で変革~官民連携で実現する未来の自治体&議会~」をテーマに開催しました。
AI音声認識AmiVoiceを搭載した議事録ソリューションの利用による業務効率化、取手市の障害福祉課窓口への音声表示ディスプレイの設置や、生成AIの活用による議事録の要約など、前回の協定期間中の取り組みや成果についての振り返りを行いました。さらに、AI音声認識の窓口業務へのさらなる活用、生成AI技術の活用など、新たな協定期間における今後の展望についても話し合いを実施しました。
3年間の前連携協定を振り返った評価について、以下のように対談の中で述べました。
アドバンスト・メディア大柳:議事録作成支援や議会だよりの作成など、市役所全体で我々の技術を活用した行政業務の効率化に貢献できたと感じております。協定を結んだ際には想定していなかった生成AIの利用に関しても、市役所、市議会の多大なる協力によって積極的な取り組みを行うことができ、深く感謝しております。
中村市長:議場カメラシステムの更新や、生成AI、AI音声認識など全職員が利用できる環境整備、障害福祉課への文字表示パネルの設置など十分に満足しています。また、我々が抱えている課題を改善し、さらに生成AIの活用は全国的にみても成功しており高く評価しています。
岩澤議長:3年前の締結の際は、コロナ禍で議会が招集できず苦労していた時期でした。そのような中、会議録視覚化システムや発言の字幕表示、発言の要約など、協定に基づき様々な取り組みを行うことができ、議会にとっても実りのある3年間だったと感じています。
■協定内容概要
下記のURLをご参照ください。
https://www.advanced-media.co.jp/media/2024/05/412561c3bb90801b2f9ae8178c6a4964.pdf
【取手市 コメント】
今後の1年間で生成AI・AI音声認識を発展的に活用し、市民生活の向上、さらには市役所業務の効率化と質の向上を目指し、3者で連携を取りながら協力をしていきたいです。また、AIの技術は進歩しつづけているので、積極的に活用し先進的な取り組みができるようにしていきたいと思います。
取手市長 中村 修(なかむら おさむ)
【取手市議会 コメント】
3年間アドバンスト・メディアとさまざまな取り組みを行い、その中で出た課題などに対して熱心に取り組んでいただきました。生成AIやAI音声認識の技術の進歩、人間とAIが手を携える時代が到来したと感じています。生成AIには課題もありますが、3者で協力しながら生成AIを使った文書作成などに取り組んでいきたいと思います。
取手市議会議長 岩澤 信(いわさわ しん)
【アドバンスト・メディア コメント】
新たな取り組みをご一緒できることを嬉しく思います。この3年間は取手市役所・取手市議会の方々の働き方改革の実現を中心に取り組んでまいりましたが、今後は取手市民の方々に対しても、我々のAIの技術を活用していただき、生活面での利便性向上などに多大なる貢献を行っていきたいと考えております。
アドバンスト・メディア 取締役 大柳 伸也(おおやなぎ しんや)
アドバンスト・メディアは、今後も取手市・取手市議会と連携を強化し、AI音声認識AmiVoiceや生成AIを活用した行政事務効率化に関する技術開発・提供・検証に取り組んでまいります。
※ICTやAI技術、テクノロジーを活用した多様な主体の参加と集合知により、民主主義をアップデートしようとする運動のことで、Democracy(民主主義)にTechnology(技術)を掛け合わせ、「DemoTech(デモテック)」という造語で称したものです。
以上
【本件のお問い合わせ】
株式会社アドバンスト・メディア
VoXT事業部
MAIL:voxt-info@advanced-media.co.jp
https://www.advanced-media.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
セキュリティの高さが評価され、AI音声認識 文字起こし支援アプリケーション「ScribeAssist」が、りそなグループ内で導入拡大
PR TIMES / 2024年10月29日 14時15分
-
AI音声認識文字起こし支援アプリケーション「ScribeAssist 」を、埼玉県が全庁導入
PR TIMES / 2024年10月24日 14時15分
-
商談・接客を見える化・分析する「AmiVoice SF-CMS」AI商談分析・要約オプション(β)リリース記念キャンペーンを実施
PR TIMES / 2024年10月23日 11時15分
-
AmiVoiceを活用した営業力強化ソリューションをシリーズ化「AmiVoice SalesBoost」10月22日より提供開始
PR TIMES / 2024年10月22日 14時15分
-
AI音声認識文字起こし支援アプリ「ScribeAssist」を活用 大分県中津市・福祉支援課で、会話を字幕表示するディスプレイの実証実験を開始
PR TIMES / 2024年10月3日 15時45分
ランキング
-
1セブン「上げ底疑惑」で社長発言がマズすぎた理由 言い方や、他企業との比較も悪手でしかなかった
東洋経済オンライン / 2024年10月31日 18時10分
-
2令和のバーキン? 今年も人気 ユニクロの1990円バッグ、秋冬向けに改良も「在庫ほとんどない」
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月31日 11時20分
-
3中国Temuの調査開始=違法商品販売の疑い―欧州委
時事通信 / 2024年10月31日 21時50分
-
41個40円の「パチパチパニック」売上10倍に 子どもが減っているのに、なぜハジけたの?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月31日 8時30分
-
5富士通、間接部門の幹部に早期退職募集…組織再編で余剰人員を削減
読売新聞 / 2024年10月31日 20時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください