働く主婦に聞く、卵子凍結と仕事の両立について 卵子凍結経験あり 7.7%「検討したことはある」8.9%
PR TIMES / 2020年7月17日 18時40分
「経験したことも検討したこともない」83.4% ~しゅふJOB総研調査~
ビースタイルグループ(株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦/およびグループ各社)が展開する、主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』の調査機関しゅふJOB総研は、『卵子凍結』をテーマに働く主婦層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数700件)
■調査結果概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/3176/table/505_1.jpg ]
1.卵子凍結をした経験が「ある」7.7%
[画像1: https://prtimes.jp/i/3176/505/resize/d3176-505-680533-3.png ]
2.卵子凍結をした経験:不妊治療経験の有無別比較
[画像2: https://prtimes.jp/i/3176/505/resize/d3176-505-220901-4.png ]
3.卵子凍結をした当時、「長期の仕事をしていた」50.0%
[画像3: https://prtimes.jp/i/3176/505/resize/d3176-505-827026-5.png ]
4.卵子凍結と仕事を両立させる場合の課題:卵子凍結経験別比較
[画像4: https://prtimes.jp/i/3176/505/resize/d3176-505-301365-6.png ]
5.フリーコメントより
◇卵子凍結と仕事の両立に関するフリーコメントより(年代:卵子凍結経験あり・なし)
・経済的負担・精神的負担がすごいと聞きました。|助成金もありますがそれでもつらいと言っていたのが印象的です(30代:なし)
・1ヶ月外に出ることをドクターストップされていたので、仕事をしながらでは無理だった(40代:あり)
・卵子凍結をした際の体の負担は非常にきつかったので、働いていたらできないだろうなと思いました。卵子凍結の為の注射や採血も辛かったです(40代:あり)
・卵子凍結についても、気軽に話せる社会環境ではない。保険適用を進めたり、行政や会社に相談窓口を設けるべき(40代:なし)
・余り関連性がないと思う(30代:あり)
・情報が少なく、認知度が低い(30代:なし)
・そもそも。卵子凍結を考える方の気持ちが分からない(40代:なし)
・指定日、指定時間に病院に行かなければできないのことなので大変だったが、私の場合は職場の理解があり大変助かった。やはり周りの理解がないと色々なストレスに押しつぶされてしまう(40代:あり)
・費用がかかりすぎるので、仕事を辞めたら支払えない(30代:なし)
・知識不足なので、卵子を取り出して凍結するだけで、何の仕事に差し障るのかわからない(50代:なし)
■しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より
[画像5: https://prtimes.jp/i/3176/505/resize/d3176-505-461603-2.jpg ]
不妊治療に比べると、卵子凍結については馴染みが薄いと感じる方が多いかもしれません。仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦層”に「あなたは卵子凍結をした経験がありますか」と尋ねたところ、「経験がある」と答えた人は7.7%にとどまりました。不妊治療の経験について尋ねた際(※)には経験があると答えた人は3割程度だったのと比較するとその1/4程度ということになります。しかしながら、不妊治療の経験者だけに絞ってクロス集計して見ると、卵子凍結の経験があると回答した人の比率は25.5%と大きく増えました。「経験はないが検討したことはある」と答えた人も含めると5割近くとなり、不妊に悩まれた方の卵子凍結に対する関心度の高さが伺えます。
卵子凍結経験者に当時仕事をしていたか否かを尋ねたところ、半数の人が長期で仕事をしていたと回答しました。卵子凍結と仕事を両立させる上での課題について、卵子凍結の経験がある人とない人に分けて集計したところ、「施術に対する職場の理解不足」については20.1ポイント、「施術と両立できる条件の仕事が少ない」については24.2ポイントも、経験ありの人の方が多い比率となっています。実際に卵子凍結を経験してみると、仕事との両立の困難さを強く実感することになるようです。
卵子凍結はまだ一般的に浸透しているとは言えないようです。しかしながら不妊治療を経験している人の関心度は高く、少子化が進む社会的背景とあいまって今後検討する人が増えていく可能性があります。実際に卵子凍結を経験する人が増えていくと、仕事との両立の困難さを実感する人の数も比例して増えていくと考えられます。柔軟な働き方を可能にする仕事を社会の中により多く創り出してくことは、根本的な解決策の一つになるはずだと考えます。
※不妊治療の経験、仕事との両立、そして課題:https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/news-20299/
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/3176/table/505_2.jpg ]
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/3176/table/505_3.jpg ]
<しゅふJOB総研について>
[画像6: https://prtimes.jp/i/3176/505/resize/d3176-505-260891-0.png ]
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、 もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために定期的なアンケート等の調査を実施、結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
<ビースタイル グループについて>
[画像7: https://prtimes.jp/i/3176/505/resize/d3176-505-958989-1.png ]
企業理念は~best basic style~時代に合わせた価値を創造する。創業以来、主婦の雇用をのべ13万人以上創出してきた『しゅふJOB』や時短×ハイキャリアの働き方を実現する『スマートキャリア』など人材サービス事業を主軸とし、スーパーフード“モリンガ”のプロデュースや民泊清掃サービスなど、新たに事業領域を広げながら、日本の幸福度向上に全力で取り組んでいるソーシャルカンパニーです。
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