芸術の秋は「あざみ野カレッジ」で、北欧の民族楽器や現代美術について学んでみませんか?大人の好奇心をくすぐるアートな講座開講!
PR TIMES / 2019年8月20日 22時40分
横浜市民ギャラリーあざみ野では、9月、10月にかけて2つの「あざみ野カレッジ」講座を開催します。
ただ今、申込み受付中です!
「アート」の意味を辞書でひくと、「芸術、美術」の意味のほかに、「技法」、「人為、作為」などの意味があります。つまりアートって、人のすること!
アートの領域をひろげ、生活の中にあるもっといろいろ知りたいことを学ぶための学び舎、それが「あざみ野カレッジ」です。
横浜市民ギャラリーあざみ野では、9月、10月に2つの講座を開催します。
【9月21日(土)開講】 「北欧ノルウェーの美しき民族楽器 ハーディングフェーレ ―唯一の日本人職人に聞くその魅力と調べ」
【10月22日(火・祝)開講】 「現代美術探求ラボ vol.7 現代美術と考える これからのデジタルメディア 「タイムベースト・メディア」の保存と在り方を中心に」
【9月21日(土)開講】「北欧ノルウェーの美しき民族楽器 ハーディングフェーレ ―唯一の日本人職人に聞くその魅力と調べ」
[画像1: https://prtimes.jp/i/14302/518/resize/d14302-518-807661-0.jpg ]
「ハーディングフェーレ(Hardingfele)」という楽器をご存知ですか?
ハーディングフェーレは、ノルウェー発祥の北欧を代表する民族楽器。一見ヴァイオリンに似ていますが、仕組みと音色は異なり、演奏弦とその下に張られた共鳴弦が雄大な自然を想起させる深く柔らかな音色を奏でます。楽器に施された真珠貝の象嵌細工や花模様の描線など、精緻な装飾も特徴のひとつ。職人の高度な技巧と想像力から生まれる装飾により、工芸品としても高い価値が認められています。
ノルウェー内でもフルタイムで活躍する職人は6人程と言われていますが、唯一の日本人ハーディングフェーレ職人である原圭佑さんは、ノルウェー音楽の普及を目指し、横浜市にハーディングフェーレの製作・修理を行う工房を構えました。今回の講座では、ハーディングフェーレの歴史や現地での親しまれ方、楽器製作過程など、知られざるその魅力について、生の音色にのせてお届けします。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/14302/table/518_1.jpg ]
●講師プロフィール
原 圭佑(はら・けいすけ)
ハーディングフェーレ、ヴァイオリン職人。
2007-2011年イギリス、ニューアークヴァイオリン製作学校にてヴァイオリン族の製作及び修理修復の技術を取得。2011年キプロス共和国にて研修。職人ステファン・ソルタニアンの下、プロの現場を経験し、技術を学ぶ。2011-2015年金沢の弦楽器店にて製作・修理修復者として勤務。2015-2017年ノルウェーのボーにて、ハーディングフェーレの製作・修理修復を職人オッタール・コーサより学ぶ。
2018年帰国後、横浜市中区に弦楽器製作・修理のための工房を設立。また同年、ノルウェー伝統音楽最大のコンペティション「Landskappleiken」で行われる、2年に1度のハーディングフェーレ製作コンペティションでブロンズを獲得した。
【10月22日(火・祝)開講】 「現代美術探求ラボ vol.7 現代美術と考える これからのデジタルメディア 「タイムベースト・メディア」の保存と在り方を中心に」
インターネットやデジタルメディアの発達により、情報発達のスピードが急速に進む現代。数年前には使用できた機材が「もう使えない」ことを実感したことはありませんか。
現代美術の作品も、各時代に普及した多様な媒体で表現されてきました。収集・保存・公開によって、作品を未来へ継承する使命を持つ博物館や美術館では、作品の保存方法も媒体によって変化し続けています。 今回の講座では、各地の博物館、美術館で行われている作品の保存の実態から、「もの」を保存し、次の世代に繋いでいく方法について探ります。みなさんのご家庭にある、ネガフィルムやVHSなど、大切な思いを刻んできた「もの」を今後も残していくヒントになるかもしれません。
[画像2: https://prtimes.jp/i/14302/518/resize/d14302-518-918199-1.jpg ]
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/14302/table/518_2.jpg ]
●講師プロフィール
天野 太郎(あまの・たろう)
横浜市民ギャラリーあざみ野 主席学芸員。札幌国際芸術祭2020統括ディレクター。多摩美術大学、女子美術大学、国士舘大学、城西国際大学 各大学非常勤講師。
北海道立近代美術館勤務を経て、1987年の開設準備室より横浜美術館で国内外での数々の展覧会企画に携わる。『横浜トリエンナーレ』でキュレーター(2005年 2011年※ 2014年※ / ※はキュレトリアル・ヘッド) を務めたほか、横浜美術館での担当展覧会に、『戦後日本の前衛美術』展(1994年)、『ルイーズ・ブルジョワ』展(1997年)、『奈良美智 I DON’T MIND, IF YOU FORGET ME.』展(2001年)、『ノンセクト・ラディカル 現代の写真III』(2004年)、『金氏徹平:溶け出す都市、空白の森』展(2009年)など。
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/14302/table/518_3.jpg ]
◆お問い合わせ先
横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
TEL:045-910-5656
FAX:045-910-5674
WEB: https://artazamino.jp/
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