環境にやさしい機内食をめざし、JALグループの機内食会社がISO14001認証を取得
PR TIMES / 2021年7月8日 18時45分
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2021年7月8日
JALグループで機内食を製造しているジャルロイヤルケータリング株式会社(以下、JRC)は、2021年6月に環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001:2015」の認証を取得しました。
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JALグループは、2030年のSDGs達成に向けて、JALグループ環境方針(*1)や、2021-2025年度JALグループ中期経営計画(*2)の中で「限られた資源の有効利用」を掲げており、機内食については、食べ残しと調理時の食品廃棄の削減を目標として設定し、「4R(Refuse、Reduce、Reuse、Recycle)」を通してさまざまな取り組みを実施しています。
(*1)参照 https://www.jal.com/ja/sustainability/environment-management/policy/
(*2) 2021年5月7日付プレスリリース第21012号「2021-2025年度JALグループ中期経営計画を策定」資料参照 https://www.jal.com/ja/outline/plan.html
JRCにおいても、月間4トン(2019年実績)になる調理中に出る野菜の切れ端などを飼料化する有効利用や、工場排水の処理に薬品を一切使用せず、酵母を使うことで環境に負荷をかけない「排水処理設備(バイオルンシステム)」の導入、生物多様性に配慮したMSC認証(*3)、ASC認証(*4)、ASIAGAP認証(*5)を受けた食材の積極的な採用など、環境に配慮した活動を行ってきました。
今般、「ISO14001:2015」の取得に向けて、環境教育の強化や業務の特性を踏まえた目標の設定を行い、さらに環境保全活動を推進していくための体系的・組織的な体制を構築しました。今後も「安全で高品質な機内食」に加え、「環境にやさしい機内食」の提供の実現に向けて取り組んでまいります。
(*3)海洋管理協議会(Marine Stewardship Council)による、持続可能で環境や社会に配慮した漁業とそうした漁業で漁獲された天然水産物に対する認証
(*4)水産養殖管理協議会(Aquaculture Stewardship Council)による、環境や社会に配慮した養殖場で生産された水産物に対する認証
(*5)世界的な農場管理の基準で、食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証
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Refuse :世界初の取り組みである機内食の事前キャンセルサービス
「JAL Ethical Choice~Meal Skip Option~」の活用
Reduce :調理時の工夫による食品廃棄の削減や
食べ残し防止キャンペーン
Reuse :余剰となった未搭載機内食の寄付(実施済み)
Recycle :機内食の調理中に出る野菜の切れ端などの飼料化
JALグループは、豊かな地球を次世代に引き継ぐため、今後もあらゆる場面で環境の保全に取り組んでまいります。
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