夜の水族館に60名をご招待!夜の水族館で海洋ごみについて考える 海ごみゼロ!ナイトアクアリウムを開催しました!
PR TIMES / 2021年12月2日 18時15分
2021年11月27日 18時10分 【いおワールドかごしま水族館】
CHANGE FOR THE BLUE 鹿児島実行委員会は、11月27日(土)に、夜の水族館で海洋ごみについて考える、海ごみゼロ!ナイトアクアリウムを開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
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イベント概要
・開催概要:夜の水族館で海洋ごみについて考えるイベント
・日程:11月27日(土)
・開催場所:いおワールドかごしま水族館2階 黒潮大水槽前 黒潮ホール
・参加人数:60名
・協力団体:鹿児島市、城山ストアー、色響
「いるかの時間」で学ぶ!海の環境の現状
海ごみゼロ!ナイトアクアリウム開幕前のプレイベントとして、海ごみゼロ!ナイトアクアリウム開幕前に、「いるかの時間」を楽しんでもらいました。いるかたちによるパフォーマンスや、会場のフロントモニターを使った、海の環境の現状についての学習、海洋ごみの誤飲誤食について、内視鏡でみた、いるかのおなかの中の様子など、普段の「いるかの時間」とは少し違った、環境について少し考えさせられる内容です。
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海洋ごみの現状を分かりやすく!「海ごみゼロ!薩長トークセッション」開幕
「チェスト!FOR THE BLUE かごしま海ごみ探検隊」として、海ごみゼロ!に取り組んでいる、海岸に流れついたプラスチックなどの漂着物をきれいに洗ってリサイクルし、楽器やアート作品を作るなど、新しい価値や表現を生み出すアート体験を提供することで、多様性を尊重し、希望に満ちた持続可能な社会を共に創っていくことを目指す団体「色響」による、オープニングアクトからはじまり、まずは、「海ごみゼロ!薩長トークセッション」と題して、海洋ごみの現状を分かりやすく、身近な問題として考えていただけるよう、今回は鹿児島と山口で海洋ごみ問題と向き合う方々にご登壇いただき、海洋ごみについてトークセッションしていただきました。鹿児島県からは鹿児島大学特認教授 藤枝繁 さん、与論島から拾い箱発起人の池田龍介さん、山口県からは国立研究開発法人 水産研究・教育機構水産大学校 海洋生物管理学科 助教 嶋田陽一さん、山口県密着YouTuberでタレントのメガネ山口。さんの4人、司会進行に海と日本PROJECTin鹿児島実行委員会の推進リーダー柴さとみさんを加え、トークセッションがスタートしました。
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4人のパネリストによるクロストーク
藤枝先生と島田先生から鹿児島県と山口県に流れつく海洋ごみについて、違いやどこからくるかなどお話いただくところから始まり、与論島の池田さんより全国に広がる拾い箱の活動についてご紹介いただきました。推進リーダー柴さとみが会場の皆さんと同じ目線のからの質問をぶつけるなど、会場の子供たちからの質問も飛び交い盛り上がりをみせました。
今回のメインである、「薩長海ごみゼロ同盟」は、近年の大きな問題となっている海洋ごみ問題を解決するべく、ムーブメントを広げることを目的として両県が手を組み発足されました。トークセッションの中では、薩長海ごみゼロ同盟で行った「薩長海ごみゼロ同盟 ごみ拾いの陣」や山口県で行った拾い箱発起人である池田さんによる出前授業・拾い箱設置についてのお話を、拾い箱設置に携わった、山口県密着YouTuberメガネ山口。さんから、ご紹介いただきました。
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アップサイクルした楽器と子どもたちの歌声でフィナーレ!
フィナーレとして、チェスト!FOR THE BLUE かごしま海ごみ探検隊として、環境アート団体「色響」のみなさんによるアップサイクルの楽器を用いた演奏会も行いました。アップサイクルは、持続可能なものづくりの新たな方法のひとつで、 従来から行なわれてきたリサイクルとは異なる、本来であれば捨てられるはずの廃棄物にデザインやアイデアを付け加え、別の製品を生み出すことです。今回は新たな試みとして、演奏とともに環境アート団体色響の芳田さんが作った海洋ごみについての絵本の朗読も行ってもらいました。参加者の男性は「子どもと一緒にはじめて、こういった勉強会の場に参加し、夜の水族館もはじめてでしたがとても楽しむことができました。海洋ごみ問題といわれると少し子どもには難しいのかなとも思いましたが、内容も分かりやすく、視聴者参加型で、最後の演奏会など子どもと一緒でも楽しめました。今回の話を聞いて何か海や魚たちのためにできることをしようと思い、拾い箱など使ってみようと思います」と話していました。
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参加者の全員に薩長特製手ぬぐいやCFB鹿児島×城山ストアーコラボのお弁当!
今回ご参加いただいたみなさんに、薩長海ごみゼロ同盟の手ぬぐいとCHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会と城山ストアーがコラボレーションして開発した「海のごちそう弁当」をプレゼントしました。薩長手ぬぐいは、日本海に面する山口県萩市で大漁旗を作り続けて100年以上の染物屋、岩川旗店が1枚1枚手作りで仕上げた薩長海ごみゼロ同盟特製の藍染め手ぬぐいとなっており、お弁当のパッケージには今年度の海と日本PROJECTin鹿児島実行委員会オリジナルイベントわれはうみの子探検隊で、子供たちが学んだことをまとめた作文が掲載されています。今回のイベントを通して「海ごみゼロ!」を目指すきっかけとなってほしいです。今回のイベントの様子は、後日YouTubeにて配信予定です。薩長海ごみゼロ同盟の活動はこれからも続きます。参加者の女性「鹿児島の海をきれいにすれば、山口の海もきれいになるという言葉がとても印象に残っています。鹿児島と山口は、遠いようで海同士やはりつながっており、海に流れたごみは私たちが出したものということが、今回のイベントを通して改めて分かりました。今回のイベントの中でもあったように、身近なところからできることをということで、今度は家族みんなで海にいってごみ拾いなどをしたいと思います」と話していました。
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団体概要
団体名称:CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会
本社所在地:〒890-8570鹿児島市高麗町5-25 MBC南日本放送内
電話番号:099-254-7119
実行委員長:池畠 泰光
設立:2019年3月1日
URL:https://www.mbc.co.jp/event/umigomi/
活動内容:海ごみゼロウィークの期間を中心に、鹿児島の人々が海洋ごみへの好奇心を持ち、行動を起こすムーブメントを作ることを目指し「チェスト!FOR THE BLUE かごしま」を鹿児島市と連携して行う。また、その他の市町村とも連携し、ごみ拾い活動や海ごみシンポジウム、子供向けの「チェスト!FOR THE BLUE かごしま 海ごみ探検隊」を結成し、海岸への漂着物で作るアートや楽器のアクティビティを行っていく。
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CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
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日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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