超音波画像診断機器の設計を簡略化する世界で最も集積度の高い8チャネル超音波パルサーICを発表

PR TIMES / 2014年8月8日 9時28分

チャネル数の増加と高品位信号により、カート搭載型診断機器の画像解像度が向上



STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、超音波画像診断機器のコストならびにサイズの低減を実現する8チャネル超音波パルサーIC STHV800を発表しました。ST独自のSOI-BCD6(1) プロセス技術により、低電圧CMOSロジック回路、高精度アナログ回路、および堅牢なドライバー回路が1チップ化されています。8つの独立したチャネルを搭載したこのモノリシック・高電圧・高速パルスジェネレータは、コントローラ・ロジック・インタフェース回路、レベル・トランスレータ、自己バイアス付高耐圧MOSFETゲート・ドライバ、ノイズ・ブロッキング・ダイオード、および各チャネルの出力段のハイパワーMOSFET(P・Nチャネル)を集積しています。

各チャネルのパルス波用と連続波用の2つの出力段は、送信フェーズにおける強力なデカップリングを保証する送受信スイッチと統合されています。市場で最も集積度が高いことに加え、出力電圧トランジションが高速かつ対称な8チャネル・パルサーICのSTHV800を採用することでシャープな画像を得ることができ、複雑で高コストな画像処理アルゴリズムが不要です。

その結果、部材コストと基板サイズを削減することが可能になり、性能を低下させることなく、超音波画像診断機器の小型化と低価格化を実現します。より低価格な携帯型超音波検査システムは、先進国で一般的な放射線を使用しない安全な検査(胎児の超音波スキャンなど)を、高額な機器の導入が困難な発展途上国で行えるようにします。

STHV800は、ポイント・オブ・ケアの超音波画像診断機器の他、ソナー、レーダ、非破壊検査機器、およびその他の圧電トランスデューサの駆動を必要とする様々な用途で使用することができます。

STHV800は、1.5~3.6Vの入力電圧範囲、最大±90Vの出力電圧範囲、画像鮮明度を最大化する10nsのパルス制御機能、超音波ドップラー解析における正確な周波数応答を保証する10ps未満のジッタ、より高い画質が得られる低い2次高調波歪み(-40dB以下)、および外付けリファレンス・キャパシタが不要な設計を特徴としています。

現在量産中のSTHV800は、小型LGAパッケージ(8 x 8mm)で提供されます。単価は1000個購入時に約16ドルです。

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